弾正どっとこむ 作品紹介
おみくじ
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作品紹介

おみくじ

福岡県糟屋郡の篠栗町に、篠栗四国八十八箇所という霊場があります。江戸時代に、慈忍という尼僧が四国八十八箇所からの帰路で立寄り、その後当時の篠栗村に住み、村人たちに働きかけた事に始まる、四国八十八箇所と同じ志を持って作られた霊場です。

どういったご縁なのか、私、佐々木弾正に出来た仏縁が、この霊場の第二十八番札所の『大日寺』さんだったのです。

このお寺は、庄崎良清先生による『おみくじ』や『お手当て』で有名で、沢山の相談者さんたちの為に、毎日忙しく活動なさっています。

この曲のタイトルになっている『おみくじ』は、一般的なクジではなく、天台・真言の密教で行われる祈祷の事です。最初に伺った時も、今年(2008年)の節分に伺った時も、このおみくじをして頂いております。

そしてこの曲は、その『おみくじ』を描写したもので、曲の形式としては交響詩という事になります。

最初のホルンで始まるもの悲しくも切ない、単純且つ短い動機は、相談者の苦悩を現しております。そして弦楽器に引き継がれたところで、オーボエの対旋律が苦悩の動機を奏でます。

相談者の苦悩はその後、弦楽器群により主題となり、ホルンがオーボエから苦悩の動機を引き継いだ後で、相談者と僧の心が一つとなる象徴として、一つの音譜のオクターヴにまとまります。

フルートのソロとハープにより導かれる、雅楽の様な伴奏とファゴットのソロは、びざい天様(弁天様)の出現を現し、おみくじの内容が告げられます。

その内容が、とても緩やかで居心地の良い最終部分へと続く部分で、これは極楽浄土を現しております。

参考の為に記しますが、このおみくじでの私の相談は、寝たきりになった祖母の事でした。そしておみくじの結果は、もう助からないが成仏するであろう、というものでした。

このおみくじの後で、庄崎先生による祈祷は続き、祖母は無事に大往生を遂げました。親戚一同が驚く程安らかでした。

上記リンクを右クリックし、『別名で保存』するとダウンロード出来ます。

また、左のiPodのアイコンを、iTunesのPodcastタブを選択したウインドウにドラッグすると、PodCast配信がご利用頂けます。

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