弾正どっとこむ ホルン部屋/再開への道のり/初心者還りの珍事
Google
WWW を検索 弾正どっとこむを検索

ホルン部屋

再開への道のり

初心者還りの珍事 (2006/6/18)

 何年も楽器を吹かずに再開した時には、えてして爆笑物の珍事が起きてしまうものなのである。(^.^;)
 実際オレの場合もそうなのである。まあそれはこのページの中で追々出して行きますが、今一体どんな状況なのか?っつう事を書いて行こうと思います。

 何年も吹かないという事は、日常生活には無い動作が出来なくなるわけです。そんな動作の為に使う筋肉の力も如実に衰えるわけです。(^.^;)
 んで、再開して一番驚いたのは、それとは真逆にいきなり良い音が出てしまった事だったりします。全く疲弊していない唇とその周りの筋肉によるものですね。
 でも最初っから以前の様な事が出来るわけでもありません。出来なくなった事、失った物と言った方がカッコいいかもですが(^.^;)、それも結構あるわけです。
 今最大の問題点は、呼吸法なわけです。つい数カ月前まで、オレは楽器を吹く時の呼吸法が抜けず、日常生活でも腹を出してたりしたわけです。でも、どうせもうホルン吹かないんだからスタイル良くなった方がいいなあ、等と思い、意識してそれを止める様にしたわけです。
 それからたった数ヶ月で、人間というのはここまで衰えるものなのか?と思う程呼吸法がうまく行かないわけです。(^.^;)
 腹を張る、と意識すると、本来張るべき筋肉とは違う筋肉に力が入るわけです。そこを意識している間だけ、うまく行くわけなのです。
 ブレスも時折浅いですね〜。(-_-;) 浅いとはいえ、しっかり下の方へは行っていることには違いないのです。決して胸式呼吸にはならずに済んでます。
 ただ、以前の様に呼吸法が出来ない為、口への負担が行ってしまい、その結果4時間でバテてしまいます。(-_-;)
 次の問題点は、ズバリ『口』なわけです。その内写真を公開しようと思いますが、知人の歯科医に治療してもらった結果、甘えが出てしまい、全く言った通りにしてもらえてないわけです。注文付けると嫌がります。(-_-;)
 実際に治療する段階になったら、写真をアップしようと思います。
 現状はというとですねぇ、先天的に歯がもろくて、上の前歯4本を失ったオレなのですが、差し歯になったわけです。ところがその差し歯、激しく前を向いており、鼻の下と上唇の辺りにマウスピースがセットされる位置では、完全にマウスピースが浮いた状態になっているわけです。
 傾斜角がついてしまっている、自然ではあり得ない形の歯になってしまっているわけです。んで、マウスピースのホールドで、以前は前歯が『面』で支えていたのが、今は傾斜のおかげで全く触れず、差し歯の先端部分の『線』で支えている状態なわけです。
 ズキズキするといった様な痛みは全くありません。そこまでプレスするもんぢゃないですからね。(^.^;) ただ、唇のコントロールが至難なのと、タンギングの位置がとてつもなく遠い為に呂律が回らず、口腔内の容積のコントロールも下顎と舌でするわけですが、以前のように行かなくなってます。
 そして、恐らくコレが最大の問題点だと思うのですが、練習場所が無いわけです。今土日の昼間のみの練習なわけです。平日は、帰宅後にしようと思っても、おかんが午後八時に寝る為全く出来ない状況なのです。(-_-;)
 更にご近所への気がねがあり、FFで吹くなんてあり得ない状況なのです。思いっきり吹けないわけです。(-_-;)

 以上の問題点は、三つとも結構直ぐに何とかなるわけです。呼吸法なんて日頃の心掛けと練習でカバー出来るし、歯は治療すりゃいいし、練習場所はアビテックス導入すりゃいいわけですからね。(^.^;)
 でもあくまでも作曲家がホルンを演奏するというスタンスなわけですから、どれも最優先課題には出来ない、というのが現状なのです。
 そんなこんなで、楽器が来てから三週間、色々あったわけです。
 先ず練習という事で、マウスピース購入後に某楽器店の会員になり、レンタルスタジオを借りる事二回、市の公共施設を借りる事一回。この三回の練習は、ちゃんと鳴らせたのでとても良かったです。(^-^)v
 その後は自宅で練習となっているわけです。ぶっちゃけ…暑いっすっ!!( ̄Q ̄;)
 まあそれは置いといて\(^^\)、以前と比べて顕著に出来なくなった事があります。それは何かというと、速いタンギングとリップトリルなのです。(-_-;)
 タンギングは歯の治療待ちなので、じっくりやって行けば良いでしょう。問題はリップトリルなわけです。
 リップトリルが出来ると出来ないでは、トリルその物の演奏に差し支える、なんてレベルでは済まない影響があるわけです。
 一体どんな事が出来なくなるのか?っつうと、以下の通りです。
1.リップトリルが出来ない=音の移動の柔軟性が無い=スラーが綺麗にかからない(^.^;)
2.リップトリルが出来ない=音の移動の柔軟性に関わる唇のコントロールがダメ=音が少し汚くなる(-_-;)
3.リップトリルが出来ない=音の移動の柔軟性が無い=最初から命中しない=ヘクる(ポロっとミスをする)(-_-;)
 ってな具合なわけです。ちなみにどうやってかけるか?っつうと、舌の移動がメインです。オレの場合はそれだけでは元々かからなかったので、アパチュア(楽器を吹く時の上下の唇の隙間)もコントロールします。
 それで、こんなに大事な要素が関わって来てしまうもんで、オレとしては焦ったわけですよ。(^.^;)
 練習出来る日は必ずリップトリルの練習をしました。でも上手く行かないわけです。必至に以前の事を思い出してやったんですけどね〜(^.^;)
 それで今日の事。相変わらず全然ダメなわけです。そこで、逆をついて、リップトリルが出来ないとどうなるか?の方を攻めてみたわけです。スラーの練習なわけです。
 やったのはランゲンシュタイン氏のウオームアップです。これはウインナ・ホルン用のウオームアップで、一時日本のプレイヤーの間でも大流行しました。
 スラーでインターバルの練習をするわけですが、綺麗にスラーがかかる様に、腹筋と息、アパチュア、舌、口の環状筋等、およそ演奏に関する全てのテクニックのバランスをひたすら取る、というとてつもなく優れた練習なわけです。
 通常、コレをやると音が良くなり、スラーが美しくなり、ストレスなく全音域が出るわけですが…
 やはりリップトリルはこれだけではかかりませんでした。(-_-;)
 こうなるともうヤケクソなわけです。(^.^;) 音色だけは以前に近くなっているのに自由に曲が吹けない、リップトリルが出来ないとモーツァルトも出来ない、オレからモーツァルトを取ったら何も残らねえぞ、もういい、どうにでもなれ、やっちまえっ!!
 『いきなり黄金伝説』でお馴染の、ホルン協奏曲第一番を吹いたわけです。…何事も無かったかの様に見事にかかりました。(^.^;)
 モーツァルト恐るべしっ!!本当に凄いっ!!グレートっ!!(^.^;)
 モーツァルトのホルンコンチェルトの凄さというのは、作曲法だの何だのだけではないんです。当時の楽器、ナチュラルホルンの欠点とも思われていた『閉塞音』を、音色の変化として実に見事に利用し切ったという、大天才ならではの芸当がそこにあるわけです。
 それどころか、初心者還りしてリップトリルが出来なくなったプレイヤーがリップトリル出来る様になる書き方をしているとは、恐るべしですっ!!(大謎

 そんなわけで、リップトリルはまた出来る様になりました。でもね、まだまだです。曲中でやって、その後なら練習でもかかります。問題は、練習する為に一々コンチェルトを吹かなくちゃいかんのか?ってところですよね。(^.^;)
 これも慣れで何とかなるでしょう。
 さて、初心者還りでのしおしおな問題はもう一つあります。何と『下のDだけ』が出ないわけです。(-_-;)
 これには閉口です。まだ解決の糸口が見えてません。何をすればいいのかは分かってます。でもまだ出来る様になってません。(-_-;)
 下のD…リアルな初心者でも出せます。今日初めて音が出た、という人にも出せます。何故!?(-_-;)
 さあ、次の練習でも初心者還りと戦い、楽器の音程と戦うぞっ!!
 中音域の音痴はまだまだ吹き込み中です。(^.^;)

前へ / 次へ

弾正どっとこむ Profile | Site Map | Contact Me | ©2007 Danjoh Sasaki with Shieclaya