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(2001年11月 7日アップロード分)

お! お(作)

 1)作曲家が締め切り前に、最後の望みを込めて振り絞ったアイディアを思いついたときに、思わず口にする言葉。
凡例)担「先生、本当に何とかなるんでしょうねえ?」
作「ううむぅ…お! 出たっ!(^o^)」
担「(^o^)」
 2)作曲家が締め切り前に、全てを無かった事にしようと、担当の注意をそらすために口走る言葉。
凡例)担「先生、あと一曲何とかなりませんか?」
作「ううむぅ…お! N島、ほら、あそこあそこ!」
担「な、何ですかあ?」作「ほら、ほら、UFOだ!」
担「(((・・ )( ・・)))」
作「…逃げろε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛」

オイストラフ, ダヴィッド Oistrakh, David 1908〜1974(人)

 ソヴィエトのヴァイオリン奏者です。1934年に、わずか26歳という若さで、モスクワ音楽院の教授となり、その後、イザイ国際コンクールで1937年に優勝し、世界的な名手と謳われる様になりました。卓越した技能を持ちながら、年齢を経て、それに頼ることを良しとせず、ひたすらいい音を追及し続けた、演奏家の鏡ともいうべき人です。晩年には指揮者としても活躍しました。…人間、こうでなくっちゃいけないんでしょうね。

オイリアンテ Euryanthe(独)

 ウェーバーの、三幕物のオペラです。1823年に、ウィーンのケルントナートーア劇場で初演されました。
 ウェーバーといえば、序曲でお馴染ですね。ですが、作品全てにお目にかかれるのは、現在では「魔弾の射手」位でしょう。
 このオペラも、他の彼の作品同様、音楽はいいのですが、台本が今一つなために、序曲だけが有名になってしまった作品です。ストーリーをご存知の方も少ないかと思われますので、大奮発してご紹介します。が、資料が希少なため、ざっと、という事でご勘弁を。
 タイトルの「オイリアンテ」というのは、絶世の美女の名前です。この美女を巡って、アドラール伯爵とリジアルト伯爵という二人の男性が争い、それに密かに秘かにアドラール伯爵を恋するエグランティーネが加わって繰り広げられる、ロマンスです。
 さて、ここでウェーバーは、大変な事をやってのけております。それは、彼が始めて、レチタティーヴォ抜きで、全編通じてきちんと旋律を付けた、最初のオペラなんです。この手法は、最終的には、ヴァーグナーの「無限旋律」という楽劇の中での発想へと行き着きます。直接的な両者の関連については知る由もないのですが、かなり近いという事実ではあります。
 最後に、私、弾正からエールを送らせて頂きたいと思います。1000円の廉価版を探すと、「狩人の合唱」が収録されているCDがあります。スイットナーだったかと思いますが、合唱が集められているCDでした。「狩人の合唱」といえば、「魔弾の射手」が有名ですが、このオペラでも登場します。こちらも是非聴いてみて下さい。オイリアンテの「狩人の合唱」も、ヒットして欲しいです。こちらもやはり男声合唱とホルン群による大合唱なんですが(^.^;)

追分 おいわけ(日)

 日本民謡の一種です。え〜、皆さんご存知ですよね。ただ、言葉で説明しろと言われると、少々難しいものがありますよねえ。でも、何とかします。
 特徴は、テンポが緩やかで、声を長く延ばして、比較的自由に装飾を付けて歌われます。この歌い方自体が、民謡全般に採り入れられていて、特徴として浮かび上がってこない為に、説明が難しくなってしまってますよね。でも、追分が、この歌い方の中心的存在となっております。この歌い方に、「追分様式」という名前が付いた事でも、立証されていますね。
 この名前ですが、起源は、「追分」という地名です。あ、偶然の一致だとか、逆に民謡の方が先だとか思う方がほとんどだと思いますが、実は地名が最初なんです。でも、「追分」という地名も色々なところにありますよね。この音楽の世界の「追分」の起源は、軽井沢の、中山道と北国街道の分岐点にあった宿場町、信濃追分です。ここで歌われるようになった馬子唄が、全国に広まって、色々な地名がつくようになりました。例えば「江差追分」なんかですね。
 時代を経て、「追分」は、このままの姿で、馬子唄の雰囲気を残した物と、三味線の賑やかな伴奏が付いた、リズミックな物に別れました。「追分節」も、「追分」のことを指します。

オーヴァーチャー overture(英)

 →序曲 後でやります。m(__)m

王宮の花火の音楽 Royal Fireworks Music(英)

 ヘンデル作曲の、とてつもなく有名な組曲です。とてつもなく有名なので、解説しませんっ!とか言ってられませんっ!そうです、辞典でした。また忘れてました。
 1748年に、オーストリアの継承戦争がアーヘンで終結し、翌年、ロンドンで、エクス・ラ・シャペル平和条約が締結されました。その時に、祝賀の為の花火大会が催され、そこで演奏される為に作られた曲です。この催しでは、屋外で、軍楽隊が演奏しました。これが初演です。つまり、ブラスバンド(?)の為の曲では、実に古い、また有名な曲、という事になるでしょう。
 編成も軍楽隊そのものですので、初演時の総譜には、弦楽器がありません。管楽器と打楽器のみです。そしてその後、屋内演奏用に、弦楽器を加えて管楽器を減らした編成の物も作られました。
 一粒で二度おいしい…正に音楽会のグリコっ!!

黄鐘 おうしき(日)

 古代中国及び日本の伝統音楽で用いる、十二律という音階の中の音名で、ラの音に当たります。日本の音階の時の音名は、「おうしき」と発音しますが、古代中国の方は、何故か「こうしょう」と発音します。中国でどう発音するかは知りませんが。(^.^;)

黄鐘調 おうしきちょう(日)

 唐楽六調子の中の一つで、前述の「黄鐘」を「宮」(主音)とする音階の事です。

横笛 おうてき(日)

 …意味は、両方訓読みすればわかりますっ!…(^.^;) はい、わかりました。ちゃんとやりますから、そんなに怒らないで下さいよぉ。
 「おうてき」と発音する時は、雅楽器を指します。正式には、というか、「おうてき」と呼ぶ楽器は、8世紀に唐から伝来したもので、管の長さは約40センチです。指孔は7つで、雅楽では主に、装飾的に、且つまったりと用いられます。篳篥(ひちりき)が骨組になっているのに、とてもいいバランスで、対象を成してますね。本当にいい味出してます。竜笛(りゅうてき)ともいいます。
 さて、「よこぶえ」とは、こういった部分で、根本的に違いますので、ご注意下さい。「よこぶえ」は、自然発生的に、8世紀以前から存在してました。これについては、覚えていれば、「よこぶえ」で触れたいと思います。忘れていたら、掲示板でつついて下さい。

応答 answer(英)

 はいっ、そこそこ、黄色い桃ぢゃありませんっ!ボケは私一人で十分ですっ!
 皆さん、フーガはご存知ですね。単旋律による主題(主唱ともいう、以下略)が、対位法的な手法で、模倣等を繰り返して展開していく曲の事です。そのフーガの中で、ある声部で主題が出てきた時に、それを受けて、他の声部で異なる音度にそれを模倣することや、また模倣された主題そのものを指して、こう呼びます。答唱ともいいます。
 応答は、属調、つまり、その音階の主音から見て五度上の調や、四度下の調(どっちも意味は同じ)、もっと分かりやすく言えば、ハ長調からト長調ですね、ハはド、トはソですから、ドレミファソ、ほら、五つ目ですね、ちょっと関係代名詞のくくりが(?)長くなりましたが、この位置関係にある調で、行われます。
 例を出すと、4声のフーガの場合は、主題(主調)ー応答(属調)ー主題(属調)ー応答(属調)、となります。
 応答は、以下の二つに大別されます。
 1)真性応答:応答が属調上に、性格に行われるもの。
 2)主調的応答:主調へ帰りやすくなるように、主題を何とかして、つまりいじって行われるもの。「変応」(ミュタシオン・仏)ともいいます。

応用形式 applied form(英)

 音楽の歴史が長いので、本当にいくつもの「形式」と呼ばれる物が生まれました。そこで、大きく分類する必要性が出てきてしまいました。そのいくつもある形式の中で、大きいものをくくる言葉が、これです。
 つまり、曲の構造の基礎部分である、動機、楽節、一部形式、二部形式、三部形式…こういうのではなくて、こういうのが寄り集まって出来る、より大規模な、複合二部形式、複合三部形式、ソナタ形式、フーガ、ロンド、変奏曲、組曲…こういうものを、総称してこう呼びます。
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(2001年11月 8日アップロード分)

大いなる喜びへの賛歌 Ode to Heavenly Joy(英)

 マーラー作曲交響曲第4番の通称です。マーラーの交響曲の中では、第2番、第3番と共に、「子供の不思議な角笛」交響曲三部作を成しております。あ、「子供の不思議な角笛」は、マーラーの歌曲集の名前で、これについては、後でやります。
 この曲にも、この歌曲集よりの歌詞で、第四楽章にソプラノの独唱があります。

大鼓 おおかわ(日)

大鼓(おおつづみ)

大川 真紀夫 おおかわ・まきお 1963〜(人)

 何ですかねえ、こっぱずかしいですよ。ウチ、つまり東京チェンバープレイヤーズのメンバーです。身内を辞典に出していいんでしょうか?(^.^;)
 とりあえずは、ここをクリックして出てくる写真の、右から2番目、そう、トロンボーンを吹いている人です。ダンディーです。ダンディーって、いつもメンバー紹介で言ってます。
 プロフィールは、写真をクリックすると出てきます。

大木 正夫 おおき・まさお 1901〜1971(人)

 作曲家です。和風路線の草分け的存在ですね。というよりも、大和民族色の強い作品を残していらっしゃいます。昭和初期から活躍なさってました。
 代表作は、交響的幻想「広島」「夜の思想」「羽衣」等の、管弦楽曲が有名です。

大薩摩節 おおざつまぶし(日)

 浄瑠璃の流派の名前です。あ、「おおさつまぶし」と読んだあなたっ!フライングですよっ!おおつまぶしですっ!
 18世紀初頭、大薩摩主膳太夫(おおざつまぬし・ぜんだゆう)によって創められました。そして流行するのですが、その後、19世紀前半に長唄に吸収されてしまいます。っていうか、100年近く流行してれば、大成功で大満足ですよ、ほんとに。
 1826年に、家元権が、長唄の作曲家である、杵屋六左衛門十世に譲られています。現在では、旋律法の名前として残っております。

おお!スザンナ Oh! Susanna(英)

 アメリカの作曲家、フォスターの代表作の中の一つですね。教科書にも載ってます。何と作詞もフォスターなんですよ、この曲。
 1848年に出版され、1849年頃、カリフォルニアに金鉱が発見され、そこへ押し寄せる人たちによって愛唱され、流行しました。
 正にアメリカの佐渡おけさっ!!…って、全然ちがあうっ!!佐渡おけさは…「佐渡おけさ」か、「おけさ」でやります。

大太鼓 Bass Drum(英)

 おおきなたいこ。…にげろっ!!…ってまたそれかいっ!!
 え〜、本当にそうです。低い音が出るので、バス・ドラムと呼ばれているのが、西洋の大太鼓。コンサート用は、胴の両側に皮、若しくはプラスチック製の皮が張ってあります。マレットという、先が柔らかくなっているバチで叩きますね。ちなみに、マーチング、つまり屋外練り歩き用として使用する時は、ランドセルの様なストラップで、人体の全面にぶら下げて(?)叩きます。更に、ドラムセットの中の「バス・ドラム」は、演奏者の好みに応じて、片側の皮を外したり、中に響き止め用の布等を入れたり、色々な使われ方をしておりまして、ペダルで叩いてます。
 さて、ここで終わりかと思うと、そうではないんですよ。そう、和楽器の大太鼓も忘れてはいけません。こちらは、二通りございまして、一つが、歌舞伎やお祭り、三味線音楽のお囃子として使われ、もう一つは、雅楽の合奏で、火炎太鼓の事をこう呼びます。どんどんどんがらがったどどんがどんっ!!

大田黒 元雄 おおたぐろ・もとお 1893〜1979(人)

 評論家です。日本の評論家の先駆的存在です。1912年に渡英、ロンドン大学で学びました。「歌劇大辞典」は、お世話になってる方も多いかと思われます。他にもこういった著書の他、シュウリッヒの「モオツァルト」の翻訳でもお馴染です。

大鼓 おおつづみ(日)

大鼓(おおかわ)………っておいっ!!やりすぎだっ!!
 え〜、クリックしてしまった人、ごめんなさい。かわいい子供のいたずらということで…(^.^;)
 鼓(つづみ)の一種で、その名の通り、大きな鼓です。能や長唄等のお囃子に用います。左のわきの下にかかえて持ちます。大型とはいえ、所詮は鼓、鼓らしく甲高い音が出ます。拍子を打つ事に重点が置かれて用いられ、お囃子をリードする役割を担ってます。

大中 寅二 おおなか・とらじ 1896〜1982(人)

 作曲家です。「やしの実」を作った人です。ではっ!!…って、なんか今日は逃げるなあ(^.^;)
 実はこの、「やしの実」を作曲した人が、凄い人だったりするんですよ。1920年に同志社大学を卒業しはって、山田耕筰はんに師事、…標準語に戻って、その後ベルリンへ留学し、帰国後は東洋英和短期大学で教授となり、その傍ら、霊南坂教会でオルガニストをなさってました。
 霊南坂教会では、私も本番をやった経験がうっすらとあります。でも、彼が亡くなった後でした。(^.^;)
 日本人としては珍しく、キリスト教の教会音楽である、交声曲「主よ我をあわれみたまえ」という曲を残しております。いかがでしたか?「やしの実」を作曲した人は、こんなに凄い人だったんですよ。

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(2001年11月11日アップロード分)

岡崎 耕二 おかざき・こうじ 1961〜(人)

 え〜、こっぱずかしい、ウチのメンバー紹介第二弾です。島根のヒーロー、岡崎耕二氏です。現在は、東京フィルハーモニー交響楽団の首席トランペット奏者です。
 弾正の、トランペット協奏曲第1番「トランペット吹きの平日」の依頼主でもあります。切掛けは、営業の休憩時間中、やることが無いので、弾正の「ひのきヲ」というお芝居のサントラ盤のCDを彼が聴き、テーマ曲、「森のファンタジー」に感動してしまい、「おいっ!ウチでやるから、コンチェルト書けっ!」と叫んだ、という実にいい加減且つ適当なものでしたが、構想の中で使用したい旋律があり、そのつながりで、スイス、エディションズ・ビム社から出版するのしないのという騒動を、結果的に引き起こしてしまってます。
 さて、経歴については、ここをクリックして出てくる写真の、一番左、そう、トランペットを吹いている人です。写真をクリックすると、経歴が出てきます。ご覧下さい。

オカリナ ocarina(伊)

 ずばりっ!となりのトトロのトトロが吹いている楽器です。え〜、原則的には(?)土笛と呼ばれる物が進化したものです。管体中央部よりに付けられた息の吹き込み口、背面に吹き出し口があり、横に長い本体に、音階を出す為の指穴が開いております。
 この構造を持った楽器は、古くは古代エジプトでも見ることが出来ますが、オカリナ自体は、19世紀後半のイタリアで、それらの伝統的な楽器を改良して生まれた新しい楽器です。ちょっと意外でしょう。
 土笛なのですが、現在では低価格化を狙ったプラスティック製(ABS樹脂など)や、金属製の物も出てきております。

荻江節 おぎえぶし(日)

 三味線音楽の種目名です。18世紀後半の江戸に、長唄の唄方で荻江露友(おぎえ・ろゆう)という人がおりました。彼は演奏家として活躍しておりましたが、どういういきさつなのかはわかりませんが、途中から吉原で活動を開始します。そこで彼は、特有の歌い回しや節回し、発声で評判になり、一流を形成するようになります。それが、荻江節と呼ばれるようになったといいます。現在でもちゃんと一種目として残ってます。

おきな(日)

 能の中では比較的有名なのではないでしょうか?鎌倉時代から現在に至るまで、演じ続けられております。何といっても特徴的なのが、ストーリーが無く、舞いが中心となっている点ですね。呪術的な意味合いが色濃い作品です。翁、千歳(せんざい)、三番叟(さんばんそう)の三人の祝福の舞いが中心になっております。

沖縄音階 おきなわ・おんかい(日)

 これです。クリックすると音が出ます。


 え〜、一般的には「レ」の音は無いことになってますが、私が依頼を受けて、弦楽四重奏曲「沖縄」を作曲したときに、ほぼ全ての沖縄民謡と宮廷音楽を取材しました。その結果、「レ」の音は用いられておりましたので、ここでは入れてあります。
 尚、この「レ」の音は、主音「ド」への限定進行音、つまり、「レ」の音の後には絶対に「ド」が来るようになってました。
 さて、ガムランでも同じ配列の音階がありますが、沖縄音階も含めて、この形を「テトラコルダ」と呼びます。ドとソを中心として、その長三度上のミとシがありますね。このスタイルのことです。テトラというのは、テトラポッドでお馴染の通り、「三」を意味します。

オク おく(隊)

 数字の「8」という意味です。オクターヴが完全八度であるところから来ております。つまり、そう、郷ひろみの歌の「出会いは億千万の胸騒ぎ…」は、楽隊用語では、8千万という意味になってしまうんですねえ。(^o^)
 ちなみに、「7」まではドイツ音名だったのが、「8」からは、またC(ツェー)に戻ってしまうので、「オク」になりました。「9」は…ここから先は、後でやりますね。

奥様になった女中 La Serva padrona(伊)

 え〜、岡崎友紀主演のテレビドラマ…ってちがあうっ!!また年バレてるっ!!(^.^;)
 ペルゴルーシ作曲の二幕物のコミックオペラです。1733年に、ナポリで彼のオペラ・セリア「誇り高き囚人」の幕間劇として上演されました。わざわざ辞典でやるような曲ではないとお思いでしょうが、実は、飛んでもないオペラなんです。「オペラ・ブッファ」の先駆けになったオペラなんです。時代を経て、オペラ・セリアとオペラ・ブッファは二大勢力というか、この二つしかなくなってしまったんですね、バロック期には。この二つについては、それぞれの項目でやります。

オクターヴ octave(伊)

 完全八度の事です。言ってみれば、同じ音の様に聞こえる中では、最も距離が短い二つの音の距離です。波長が最もシンプルな対比で、1:2になっています。つまりは、片方の音が、もう片方の音の、二倍の振幅数を持っているという事です。これは、「自然倍音列」で詳しくやりますね。
 え〜、今どき使わねえよっ!って含蓄が、各音楽辞典や楽語辞典にありますねえ。ひらがなおくたーう゛だとか、一点オクターヴだとか。割愛します。覚えてても役には立たないので。

小倉 朗 おぐら・ろう 1916〜1990(人)

 作曲家です。「寝太」をはじめとする数々のオペラや、管弦楽曲等を残してます。打楽器と混声合唱のための「イソップ物語」等、異色なものもあります。

オケ おけ(隊)

 オーケストラの事です。ではオーケストラとは… 次をご覧下さい。

オーケストラ orchestra(英)

 →管弦楽 …って、やりすぎだろっ!!(^.^;) 広義では、規模の大きい合奏の編成を指します。狭義では、バロック期にヨーロッパで発生した、管弦打楽器による合奏形態の事で、現代の物は、ハイドンの管弦楽法に始まり、発展してきた物です。詳しくは、管弦楽で。

オケヘム, ヨハネス Ockeghem, Johannes 1425(?)〜1497(人)

 初期フランドル楽派の代表的な作曲家です。最初は、アントワープのノートルダム大聖堂の歌手として活躍してました。残された曲は、ミサ曲、モテット、レクイエム、シャンソン等、八十数曲と少なめですが、それよりも、フランドル楽派の基礎を築いたという功労者です。実際には、合唱形態の上で、各声部の均等化をはかり、更に音域を拡大し、より表現力豊かな形態をつくりました。これにより、フランドル楽派が高度なポリフォニー技術を持つようになりました。正にフランドル楽派の縁の下の力持ちっ!!

おこ おこ(新潟)

 「おこ〜」が無かったので、寂しくて項目に入れてしまいました。コテコテの新潟弁です。感嘆詞であり、形而上的体験をしたときに発する言葉です。分かりやすく言えば、驚いたり、感動したり、びっくりした状況で発する言葉です。以下の「ノンフィクション」をご覧下さい。
ノンフィクション: 弾「さ〜て、一服するか。Oo。(^。^)y-」 ばあちゃん「おこ!!おめたばこ飲むようになったんか!!」 対訳:弾「一服します。」ば「あら!!あなたはたばこを吸う様になったのですか!!」
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(2001年11月19日アップロード分)

お先真っ暗 おさき・まっくら(作)

 1)作曲家が締め切り前に、ふと気付くと取り返しがつかない状況になっている時に発する言葉。
凡例:N島担「だんぢょさん先生、先生、起きて下さい、もう時間ですよ。」
作「( ̄O ̄) う?なんだ?(・O・;も、もうこんな時間」
担「もう上がってるんですよね。曲。」
作「…やっちったよぉ。妙に眠いと思ってたら、寝ちったよ。もう、お先真っ暗だよ」
担「(・O・;」
 2)以下のノンフィクションで、思わず作曲家が口走った言葉。
作「ん?N島からメールだ。なになに?『…不況の折、異動となりました。だんぢょさんの担当をはずれます。今後は編集長と二人でお仕事をして頂く事になりました。これからも…』なに〜〜〜??担当がいないって?もうお先真っ暗だよ!!」
 …サイト開設以来、黄金コンビと呼ばれてきたこの二人に、遂に別れの時が来た。出版社と作曲家の間に必要不可欠な存在、それが担当。その担当なしで、これから一体どうなるのか?この辞典の「作曲家が締め切り前に」シリーズは、一体どうなるのか?がっくりと肩を落としつつ、一人で頑張る弾正であった。つづく

尾崎 光宏 おざき・みつひろ 1963〜(人)

 はい、またまたこっぱずかしい身内紹介のコーナーがやって参りました。東京チェンバープレイヤーズのテューバ担当、尾崎光宏です。
 私はいつも、「変態的にうまい」と紹介しております。ホルンのハイFが出せます。しかも楽に。(^.^;)かく言う私も、トリプル・ハイFが出せます。でも、一日に二回だけです。まあ、それは置いといて\(^^\)、彼は、音もいいし、欠点が無い男とでもいいましょうか。一度は聴いた方がいいですよ。珍しい程うまいので。
  さて、経歴については、ここをクリックして出てくる写真の、真ん中、そう、テューバを吹いている人です。写真をクリックすると、経歴が出てきます。ご覧下さい。

小沢 征爾 おざわ・せいじ 1935〜(人)

 世界の小沢といえばこの人です。本当に偉大です。偉いです。もうご存知の通り、指揮者です。彼については、もう何の説明も必要ないでしょう。日本各地に、髪形や服装を真似した、なんちゃって小沢を生み出してる位の人ですから。あ、なんちゃって小沢も指揮者です。気持ちはわかるんですけど…ねえ。
 さてさて、ボストン交響楽団の終身指揮者兼音楽監督というのが最も有名な肩書きですが、もっともっと凄い事もありましたねえ。ウィーン・フィルとベルリン・フィルの音楽監督候補に、幾度となく顔を出しております。というか、毎回候補になって、巷に話題を振り撒いてくれてます。
 こういった事は、もう説明は必要ないと思うので、他のサイトでもご覧下さい。それよりも何よりも、世界の小沢になった、そのエピソードが面白いのでご紹介致します。
 桐朋学園短期大学指揮科を卒業した彼は、どうしてもフランスへ行きたいと、ほとんど全ての知り合いに、学費捻出の為、無心のお願いをして回りました。そして、最後の最後に、富士重工業の知り合いに声を掛けたところ、ラビットスクーターで、ヨーロッパを、日の丸の旗を立てて走り回るという、地道な、且つ草の根運動的な広告活動を条件に、渡欧の資金を出してもらう事に成功します。そして単身フランスへ渡り、そこから彼は、本当にラビットスクーターで、走り回ったそうです。
 世界の小沢が生まれる為には、こんな条件があったんですね。

小沢 千尋 おざわ・ちひろ 1947〜(人)

 弾正の、武蔵野音大での1〜2年生の時のホルンの先生です。本当にお世話になりました。ありきたりの経歴紹介では、折角身内の私が書いているのですから、皆さん面白くないと思いますので、色々と身内ならではの情報をお伝えしようと思います。
 あ、ちなみに、詳しい経歴については、北海道教育大学のプロフィールをご覧下さい。現在、こちらで教鞭をとっていらっしゃいます。
 まず、意外な事に、中学時代は野球部で、サードだったそうです。音大のホルン会の合宿で、遊びでやったソフトボールで、一人だけうまかったです。身のこなしが本当に軽いんですよね。普段もそうですけど。
 それから、武蔵野音大の大学院卒業後に、国費留学で、ドイツのハンブルク音楽大学へ入学したんですけど、ご本人曰く、ドイツでコーヒーにはまってしまい、いつも飲むようになってしまったそうです。現在もそうです。本当にコーヒーが大好きで、レッスン中は、どこかしらにコーヒーカップが置いてありました。
 私と同年代の皆さんには、バンドジャーナルのホルンの演奏法でお馴染ですね。それが役得になって、本当に、ドイツ語圏の名手達と、よく対談なさってました。うらやましいっ!!
 …いかがでしたか?身内にしかわからない人物紹介。私は書いてて中々楽しかったです。是非ご意見を下さいね。これからもこの調子でやっていいですか?

押し手 おして(日)

 箏の技法の一つです。ぶっちゃけて言うと、フィンガリングテクニックです。っておいっ!!(^.^;)ぶっちゃけてるんぢゃなくて、英語だろ、それ。(^.^;)
 え〜、箏というのは、弦が張ってありますよねえ。コマでもって、本体より高く持ち上げられております。その高低差を利用して、ぐいっと下に押し下げる事により、調弦に無い音を作ります。音階にある音を初めとして、音階に無いクオータートーン(4分の1音)等の、あいまいな音程を出したり、ポルタメントの様な効果を得たりするテクニックの事です。
 すっごくよく分かりましたねえ。(^o^)ああっ!すっきりしたっ!(^o^)

尾高 忠明 おたか・ただあき 1947〜(人)

 皆さんお馴染のマエストロです。そうです、指揮者です。
  桐朋音楽 大学を卒業後、N響指揮研究員を経て、ウィーン音楽大学に留学し、1974年より17年間東京フィル常任指揮者を務め、1992年に桂冠指揮者となるといった、国内での活躍の傍ら、海外でも大人気で、1987年BBCウェールズ交響楽団首席指揮者に就任し、数々のヨーロッパのオーケストラに客演。1997年オールドバラ音楽祭に招かれ、ブリテン・ピアーズ管弦楽団を指揮したのを契機に、1999年から同管弦楽団のディレクターに就任します。
 1991年サントリー音楽賞受賞。1993年ウェールズ音楽演劇大学より名誉会員の称号を、またウェールズ大学からは名誉博士号を授与され、更に1997年英国エリザベス女王より大英勲章CBEを授与され、また更に更に1999年英国エルガー協会よりエルガーメダルを授与されるという、本当に多忙且つ優秀なマエストロです。
 え〜、もしや?と思っていながらも、実際どうなのか自信がない方、明言致しましょう。そうです、あの、尾高尚忠氏のご子息です。ああっ!またまたすっきりしたっ!

尾高 尚忠 おたか・ひさただ 1911〜1951(人)

 え〜、もしや?と思っていながら…って、もういいっ!!(^.^;) そうです、お父様の方です。指揮者であり、作曲家でいらっしゃいました。ウィーン音楽院で、指揮と作曲両方を学び、指揮は、あのヴァインガルトナーに師事しました。
 1940年に帰国してからは、日本の交響楽の発展の為に、著しくご尽力頂きました。フルート協奏曲は、本当に愛されてますよね。その他にも、交響曲第一番、日本組曲など、お馴染の作品が名を連ねております。…正に親子おたか。なんちって…わかりにくいっ(^.^;)

オックスフォード交響曲 Oxford Symphony(英)

 ハイドン作曲の交響曲第92番ト長調の事です。作曲されたのは、1788年です。ここ、ポイントですよぉ。それで、この名前が付いたのが、オックスフォード大学から名誉博士号を与えられた時に、ハイドン自身が指揮をして上演したという逸話から来てます。それが、1791年です。ね、計算がちょっとだけずれてますねえ。そうです、この愛称、後付けなんですよ。作曲された時には、この愛称、ついてなかったんですねえ。
 つまり、弾正が今年作曲した、「ウイルのテーマ」という曲が、来年上演するときに、それが甥の誕生日で、更に妹夫婦が大喜びして、「いいね、この曲。ふみやの誕生日だから、ふみやって名前にしましょう」とか言われちゃったら、ウイルのテーマは来年から「ふみや」です。…って、やだよ、そんなの。(^.^;)

乙骨 三郎 おっこつ・さぶろう 1881〜1934(人)

 草木も眠る丑三つ時、遠くから鐘の音が、くも〜ん、くも〜ん、一人こっそりと寮を抜け出して、裏の墓地へ行くと、三郎が押しのけられた墓の横で、骨をかじりながら「みたな〜、みたな〜〜(mToT)/」…ぎゃ〜〜〜〜〜っ!!
 小学校の時、担任の先生が、自習と題した独演会(?(^.^;))で語ってくれたこの怪談をつい思い出してしまうこの名前。(^.^;)…って、オレだけか?
 まあ、こんな話とは全く縁も縁も(えんもゆかりも)無いこの人ですが、実は、ひっそりととんでもない事をやった人です。
 日本で初めて上演されたオペラの、翻訳をやった人です。そのオペラはグルックの「オルフェウス」でした。あ、ちなみにですねえ、東京帝国大学出身で、美学をやってらした方なんですが、卒業後にドイツ語と音楽史を、東京音楽学校で教えていらっしゃいました。正にマルチ。「西洋音楽史」をはじめとする、数々の著書で、お馴染の方です。
 ちなみに、「さぶろう」という怪談のオチは、さぶろうは病気で、人の骨を食べないと死ぬ病気だった、というものでした。m(__)m

オッタヴィーノ ottavino(伊)

 何と!音楽辞典なのに、この段になって、本日初のイタリア語ですっ!!珍しいっ!!以下の二つの意味で用いられます。
 1)楽語として、「1オクターヴ高く」という意味。
 2)ピッコロとほぼ同義語です。といっても、フルートの小さいのだけを指しているのではありません。ピッコロヴァイオリンの「ピッコロ」だとか、そういった使われ方をする名前です。ぶっちゃけると、「色々な楽器の1オクターヴ高いもの」の「1オクターヴ高い」の部分がこれです。特に古楽器で耳にする言葉ですね。

オッフェルトリウム offertorium(ラ)

 奉納唱。以上…ってまたかいっ!(^.^;) え〜、その名の通り、ミサの時にですねえ、奉納物を祭壇にお供えするときに歌われるんですよ。
 元々は、アンティフォーナと詩編を交互に歌う、という形式だったのですが、それが月日を経て、「R」(レスポンソリウム、後でやります)〜「V」(ヴァース)という形式に変わって行きました。今でも、死者の為のミサでは、元々の形式の物が歌われております。

オッフェンバック, ジャック Offenbach, Jacques 1819〜1880(人)

 もう、日本人が誰でも知っている、あの、「天国と地獄」の作曲者です。フランスの作曲家として有名なのですが、生まれたのはドイツのケルンです。だから、このドイツ人なのかフランス人なのか大謎な名前なんでしょうか?
 「天国と地獄」の雰囲気でよくお分かりかと思いますが、フランスで、主に劇場用の音楽を作曲しておりました。この他の代表作に、「ジェロルスティン大公妃殿下」や、「天国と地獄」に次いで有名な、オペラ「ホフマン物語」があり、これらの作品は、後のスッペやヨハン・シュトラウス等に影響を与えたという、正にオペレッタの先駆者的存在です。

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(2001年11月29日アップロード分)

お手上げ おてあげ(作)

 以下のノンフィクションの通り用いられる。
ノンフィクション:
 …せっつく担当もいなくなり、只日々が過ぎてゆく…ああ、いいのだろうか?締め切りって何?締め切り?ううむぅ…あ、そうかそうか、納期って事だよな、うん、そうだそうだ、って、いつだっけ?…
 (・O・; もう過ぎてるぢゃん、っていいのか?本当に!誰も何も言わないから忘れてたよ。とりあえず編集長に直接…
作「あ、もしもし、S川さん編集長ですか?締め切り、昨日でしたけど、まだ間に合いますか?」
編「あ、だんぢょさん先生、次回に回しましたから。ご心配なく。」
作「え?…ということは…ギャラが入らないって事?…もうお手上げだあ」

お手柔らかに おてやわらかに(作)

 作曲家が、締め切り前に、編集長に泣いてお願いするときに発する言葉。以下の凡例の通り用いられる。
凡例:
編「先生、もう上がってますよね。担当いませんから、直接ですからね。」
作(ひょえ〜〜〜、N島と違って、こわい〜〜〜)「どうぞお手柔らかに

オテロ Ottello(伊)

 ヴェルディの四幕物のオペラです。これ、私ビデオ持ってます。だから何?…そうですか。
 はい、そこそこ、そこのあなた、よおく見て下さい。そうです、オセロぢゃなくてオテロですよ、オテロ。もう、ベタなんだから。つっこむこっちの身にもなって下さい。
 はい、突っ込んでるフリしたボケはここまでにしときまして、もう有名もいいところですよね。このオペラに限らず、演劇としても有名ですよね。原作は、そう、シェークスピアで、15世紀末のキプロス島が舞台のお話です。1887年にミラノで初演されました。

おと(日)

 猿音でやりました。ご覧下さい。…って、また逃げてるし。
 ちゃんとやりましょうね。音とは、空気や水等の媒体により、振動が伝播する現象や、その現象を、人体が聴覚により感知した結果、認識するもの。
 …って、す、す、す、すげえっ!!我ながらすげえっ!!もしかして、オレって、学者?みたいな?
 すんません、語尾上げ禁止でした。私大嫌いでした。
 え〜、濃い事を言い出したら、本当にキリが無いんですよ。実際「猿音」でも3ページかかってますし。というわけで、辞典ではこれまで。

音出し おとだし(隊)

 ウオームアップや、楽曲の演奏直前の練習を指して言う。以下の凡例の通り用いる。
凡例:「昨日のゴトシ、どうだった?」「ボロボロ。ゲネの後、一回も音出しさせてもらえんかったから。」「(゚o゚;)」
対訳:「昨日の仕事はいかがでしたか?」「最悪でした。ゲネプロの後で、一回も楽器を演奏させてもらえませんでしたから。」「そうですか。」

オード ode(英)

 「頌歌」(しょうか)の事です。主に神や英雄を賛えた、古代ギリシャやローマ、近代の旋律形式の詩や、それを元に作った楽曲の事を指してこう呼びます。
 今、古代ギリシャやローマ、近代という解説をしましたが、音楽というフィールドでは、そうとも限らないという事が、重要なキーポイントだったりします。どの時代にも登場するのですが、『それを元に作った』、という事が条件なんです。
 まあ、そんなわけで、ルネッサンス期や、バロック期にも登場したりしてます。ルネッサンス期の物は、主として、ドイツの人文主義者による物で、バロック期以降に、例によって盛り上がってしまいます。つまり、大きくなってます。例えば、ヘンデルやパーセルが、「聖セシリアの日のための頌歌」という作品を作ってますが、大規模な編成で、いくつかの楽章から成るカンタータ風の作品になっております。

乙女の祈り La Priere d'une vierge(仏)

 超有名な割に中々音源に巡り合えないピアノ曲。まあ、アマチュアさんでも弾けるというところなんでしょうね。主題と変奏、という形になってます。ポーランドの女流作曲家、バダジェフスカ(1834〜1861)の作品です。この人、一発屋だと思われがちなんですが、単純に短命だっただけです。名誉のために申し上げました。

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(2002年 2月 1日アップロード分)

オナッターズ おなったーず(日)

 え〜、あまりにこの辺りの音だと語句が少ないので、出させて頂きます。テレビ朝日系列の深夜番組、『グッド・モーニング』に出演していた女性3人組で、その中の一人が、ダウンタウンの浜ちゃんの奥さん、小川菜摘さんです。一応、歌を歌ってたグループでした。…だからってやり過ぎだろう、オレ(^.^;)

オネゲル, アルテュール Honegger, Arthur 1892〜1955(人)

 フランスの作曲家です。反ロマン主義、反印象主義の看板を掲げた「六人組」の中で、ミヨーと共に指導的立場にいた人ですね。意外にも、ご両親がフランス人ではなく、スイス人です。何が意外なのかって?それは、六人組はフランス、という固定観念が根強いという感じがあるからです。まあ、確かにフランスでおきた運動なんですけどね。
 オネゲルは、まずスイスのチューリッヒの音楽学校を卒業しております。そしてその後で、パリ音楽院へ入学、卒業しました。この辺りの経歴が、やはり他のフランス人作曲家と一線を画す様なテイストに結びついているのでしょうね。どうもこう、フランスっぽいだけではなくて、どこかドイツ的であったりする部分がありますよね。さすがは多民族国家スイスの出身です。
 さて、歴史的にはこんな説明になりますが、ではどんなことをした人なんでしょう?何といっても、これでしょうね。劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」!!もう、有名ですね、この作品は。実際、代表作は沢山ありますけれど、これに尽きるでしょう。その後、晩年へ向けて、若干芸風が変わって来ます。結構悲観主義的になってしまいましたね。

オ(ー)バード aubade(仏)

 『オ』を伸ばしたり伸ばさなかったりして発音します。これ、何かっていうと、「セレナーデ」とか、「セレナード」とか呼ばれているもの、ありますよね。それの対義語なんですよ。つまり、夜の曲の反対ですから、朝の曲、って事です。その名の通り、朝の曲を指して言いますが、現代のイメージとは若干異なります。
1)声楽曲で、朝、恋人の部屋の窓の下で歌われた曲。というか、そのつもりで作った曲もです。これは、トルバドゥールやミネゼンガー等が作った、恋人同士が別れる朝の歌に由来しているといわれます。
2)器楽曲で、17〜18世紀の、宮廷の朝の、具体的には朝見の儀という儀式で用いられた曲。
3)近代になって、案の定(^.^;)上記のようなもの以外でも、そんな感じ、という曲に名付けられるようになりました。ビゼーとか、リムスキー=コルサコフとかのもそうですよね。

オフィクレイド ophicleide(英)

 これ、楽器の名前です。知らないでしょう(^.^;) 金管楽器なんですよ。ビューグル系ですね。ブラス王国、イギリスで生まれました。一見すると、金属製のコントラファゴットか?って形してますが、マウスパイプの先を見ると、リードではなくて、トロンボーンのマウスピースが付いてます。つまり、木管楽器の様に、沢山のキーが付いてます。まあ、タンポだとか、キーだとかの様子は、ほとんどサックスって感じですね。
 これは、19世紀初めに発明され、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」で使われ、日の目を見ますが、それも一瞬の出来事になってしまいました。かわいそうに。その後発明された、テューバが、楽器としての完成度がとても高かったからなんですね。現在は、この「真夏の夜の夢」では、テューバが演奏してます。

オプス opus(ラ)

 はいっ、皆さん、これ、オーパスって読んでますよねぇ。英語読みだと正解です、ご安心を。元々ラテン語なので、オプスです。作品番号の事ですね。略記で『Op.25』とかって書かれてる、この『Op.』の部分が、これです。
 あ、そこのあなた、あなた、そうです、あなたですよ。ダメですよ、そんなベタなボケしちゃあ。タコはオクトパスです。もういい加減にして下さい。つっこむの、N島で疲れてるんですから。

オブリガート obbligato(伊)

 え〜、よくこれを、オブリガー『ド』って言う人がいますが、間違いです。(^.^;)つづりをご覧の通り、『ト』が正解です。
 「対旋律」って翻訳する事が多いですね。また、日本語で「対旋律」て言いたいところをカッコ付けて、こう言ったりしますね。学術書では、「助奏」としばしば翻訳されますが、意味は大体一緒です。でも、「助奏」という言葉を使うという事は、つまりは対旋律以外の意味合いもある、という事なんです。
 ぶっちゃけますと、助奏とは、主旋律を助けて演奏される、伴奏楽器以外のパートの事なんですが、こうなると、対旋律とは少々意味合いが『違う』という事になりますねぇ。
 対旋律は、主旋律、つまりまたまたぶっちゃけると、メロと呼ばれている、いわゆる歌謡曲で例えると歌っている最も大切な旋律、これに対して、伴奏の中で、この主旋律に絡んで、いい感じに仕上げる別な旋律、って事になります。
 これに対して助奏となると、いわゆる「その他大勢」みたいな伴奏とは別に、ピン抜きで出てくる、ソロっぽいパート、っていう印象を受けますね。
 まあ、見分けがつかないでしょう。微妙なニュアンスの違いだけで、大義はどちらも一緒です。では、一体どちらがそもそもの「オブリガート」の意味に近いのか?という事ですが、それはこの言葉の歴史をひも解くと、よく分かります。
 そもそもこの言葉は、「アド・リブ(アド・リビトゥム)」の反意語なんですね。そして音楽の用語としての意味は、「欠くことの出来ない(大切な)声部、旋律」という意味で使われていた言葉でした。それが、やはり時代の変化で、考えなくても大切だと分かる主旋律では使わずに、ついでではなくて、重要なんだよ、というニュアンスが欲しくて、次第に伴奏の中で最も重要な声部や旋律を指す様になって来ました。
 つまり結論は、対旋律と助奏を合わせて、ようやく「オブリガート」になる、といった所でしょうね。どうですか?すっきりしましたか?オレはすっきりしました。やっぱ言いたい事言うの、気持ちいいなあ。(^o^)

オブレハト, ヤーコプ Obrecht, Jacob 1450(?)〜1505(人)

 作曲家です。ここまででたまに出てきた、フランドル楽派の作曲家のひとりです。特徴としては、かなりなお偉いさんだったというところでしょうかねえ。アントワープのノートルダム大聖堂の楽長等、結構な要職を歴任した人です。そして、この人はもう対位法というところでは、とてつもなく緻密な計算が出来たというか、見事な作品を残しております。そしてその精巧な対位法の技術は、あのジョスカン・デ・プレをはじめとする、後の巨匠達に受け継がれました。
 対位法については、「対位法」の項で詳しくやりますが、まあ、いくつかの旋律を同時に奏でる技術というか、手法の事でして、かく言う私、弾正の作品の大切な部分になっていたりします。この「対位法」というのが、バロック末期、というかもう古典派出てるよ、おっさん、という頃までの間、西洋の教会音楽の基本的な手法となっておりました。つまり、ハイソサエティな部分での、いわゆる文芸作品の技術だったのですが、これを彼は得意としておきながら、実は数多くの世俗音楽、ぶっちゃけると歌謡曲も残しているんですよ。
 つまり、コテコテのお偉いさんでありながら、歌謡曲でも軒並みヒット作を残したという、話のわかるおやじ、ですな。(^o^)

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(2002年 5月 27日アップロード分)

オペラ opera(伊)

 ちゃんとやろうとすると、どう転んでも巨額な赤字を出してしまう興行の総称。この特質の為、日本政府は、オペラハウスを作っておきながら、能や狂言、歌舞伎等とはケタ違いの『継続的』且つ巨額な支出に現在も頭を悩ませ続け、全く次の一歩が踏み出せずにいる。
 この言葉の定義については、音楽・演劇・文学・舞踊・美術による総合芸術という複雑な基本理念があるがため、常に曖昧に表現されてきた。現在、最も無難な定義は、作曲者が『オペラ』のつもりで作ったかどうか?という所にかかっている、とも言える程なのである。
 だが、簡潔に表現しようとするならば、細かい事は抜きにして、『文芸作品として存在する総合芸術』という事になってしまう。
 そもそもは、ギリシャやガムラン等に見られる様な仮面演劇が太古より存在し、1597年、フィレンツェの文芸集団、カメラータが、その中でも金の掛かりそうなギリシャの仮面演劇を復活させようと騒いだ末、人類最初のオペラ、『ダフネ』を作った。尚、この楽譜は現存していない。
 その後、1600年に、現存する最古のオペラ、『エウリディーチェ』を、カッチーニとペーリが作り、後を追う様に、モンテベルディやカヴァリ等お馴染の巨匠が続く。
 17世紀後半には、それまで専らイタリアの独壇場だったオペラは、ドイツ、フランス、イギリス各国で独自のスタイルを持ち始めるが、18世紀になると、イタリアのナポリ楽派を中心に、現在まで親しまれている『オペラ・ブッファ』(喜劇)と『オペラ・セリア』(神話や悲劇)という二つのスタイルが確立し、これらに加え、フランスのオペラ・コミック、イギリスのバラッド・オペラ、ドイツのジングシュピール、スペインのサルスエラ等と共に、『バロック・オペラ』が完成される。
 その後、18世紀には、グルックと天才モーツァルトにより、正にオペラの頂点が築かれ、この頃、神聖ローマ帝国も積極的にこの文化を受け入れたという背景から、現代に続く、巨額な予算をひたすら費やす、ド派手なオペラが始まり、民衆は、絢爛豪華ではない物をオペラとは思えない、という勘違いをしてしまい、日本政府の頭を悩ます結果を招いている。
 19世紀になると、民族主義と結びついたりして、数々の巨匠を生み出す。これについての詳細は、作曲家の解説でやります。そしてロマン主義の到来、ヴァークナーが楽劇を作り、後に続いてR・シュトラウスが作るが、晩年、古典派オペラの再興を図ってしまい、続かなくなる。そして、色々あって、現在に至る。
 現在、ド派手で絢爛豪華なオペラは、ヨーロッパ各国の威信を懸けた事業となってしまっており、ミラノやウイーンを始めとする数々の歌劇団は、一日に家一軒分の赤字を排出するも、国家の手厚い保護、つまり、各国国民の血税によるしり拭いで、成り立っている。
 もしここを何とかしてしまうと、歴史的快挙である。この歴史的快挙こそが、現在の日本に必要なものである。つまり、現在の日本に必要なのは、ロッシーニでもモーツァルトでもなく、ヴァーグナーなのである。え?何でかって?だって、脚本、作曲、演出、指揮、舞台装置、一人でやったから。つまりは、5人分の人件費が一人分になるわけですよ。それも沢山取ってるお偉いさん達の分ですよ。え〜っと、脚本までは何とかだな。…さあてっと、CAD覚えようっと。フリーソフトでもいいから。これで舞台の図面を…
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(2002年 8月 20日アップロード分)

オペラ・コミック opera comique(仏)

 はいはい、もうわかったから、その『コミック』ぢゃないですからね、はいはい。え〜、モニターの前で、『漫画オペラ』ってボケた方、これで気が済みましたか?ところがなんですよぉ、当たらずとも遠からず、風刺漫画みたいなオペラ、って言うと、かなり近いというか、ほとんど当たりなんですねぇ。どうですか?折角ボケたのに洒落にならなくなったでしょう。はっはっはっはっは…(^.^;)
 イタリアで生まれて現在に至るまで高い人気を誇り続けている、オペラ・ブッファの影響から生まれた、『オペラ・ブーフ』というのがありまして、まあ、フランス版のオペラ・ブッファがこれなんですが、こいつと、ヴォードヴィル、つまりフランス版の、落語ではなく、風刺的な演劇を中心とした寄席ですね、こいつの影響を受けつつ生まれたのが、この『オペラ・コミック』なのであります。ちなみに、見た瞬間、「あ、オペラだっ!!」と誰もが言ってしまう、壮大さをウリとした『グランド・オペラ』の対義語であります。
 それまでのオペラと最も違うのは、レチタティーヴォ、つまり、音楽よりも内容を重視している部分で、歌ではなく、台詞を使ったところなんですね。はい、そうです、ミュージカルの源流の一つなんですねぇ。
 そんなわけで、この名前、台詞入りの喜歌劇、ってな感じで使われていたのですが、時代が進むと、悲劇だろうが喜劇だろうが、台詞が入っているオペラ全般を、こう呼ぶようになったんですねぇ。音楽界の経年変化っ!!(謎)
 そして、結果的に、『ミニョン』、『カルメン』、『マノン』といった、ゴージャスなメンバーが名を連ねてしまいます。…というよりは、経年変化によって、強引にカテゴリーに入れられてしまった…とも受け取れる現象が起きました。本当のところ、どうなんでしょう?現代人の弾正には分かりません。…これ、辞典だったよなぁ(^.^;) いいのかオレっ!!(^.^;)

オペラ・コミック座 Theatre de l'Opera-Comique(仏)

 おフランス好きのあなたっ!!もうご存知ですね。(^o^) そう、あのオペラ・コミック座ですよっ。ところが、今みんながそう呼んでいるあの建物は、1898年に建てられたものなんですねぇ。設立は1715年、そうです、古典派の時代からある由緒正しい『座』なんっすよ。…ってわかいにくいっ!!
 いや、なんともありがちなお話なんですけど、1830年代に焼失してしまい、1840年に『オペラ・コミック劇場』を建てたのですが、その後、建て替えられたのが、現在の建物なのだそうです。
 え〜、なんでも、台詞入りの『オペラ・コミック』のみを上演する、という条件付きで、パリ・オペラ座、ぶっちゃけて、っていうと、次の項目の、『オペラ座』なんっすけどね、そのオペラ座の同意を得て、創設されたのだそうです。…辞典で『だそうです』って(^.^;)
 まあ、そんなわけで、現在も、オペラ・コミックや、小規模なオペラを現在も楽しませてくれております。

オペラ座 Theatre de l'Opera(仏)

 え〜、実はこの名前、ぶっちゃけた通称なんですねぇ。(おい、かぶってるぞ)…国文法は気にせず、とっとと行きましょう。
 では、気になる正式名称はというと…実は何度も変わってるんですよぉ。(^.^;) 現在の名前は、『Opera National de Paris』つまり『パリ国立歌劇場』なんですが、はいはい、違いますよ、創設者は松下幸之助さんではありません。もういい加減にしてくれないかなぁ(謎)実はこの名前になったのは、1994年の事なんです。それ以前は、『Theatre National del'Opera de Paris』つまり『パリ・オペラ座国立劇場』、それでその前が、『Academie National de Musique et de Danse』つまり『国立音楽舞踏アカデミー』、そしてその前が、…何行か後の、歴史の部分でお話ししますね。(^.^;)
 一つ前の項目の、『オペラ・コミック座』も、この『オペラ座』も、フランスの国立歌劇場です。そして、このオペラ座の特徴としては、他のヨーロッパの国の有名国立歌劇場同様に、専属の出演者達を抱えているところなんですねぇ。
 ところで、この劇場の歴史がまた凄いっ!!1669年にルイ14世の時代に、王立歌劇場として作られたのが始まりなんです。そう、バロック時代、日本で言えば江戸時代。イタリアかあ?ってな感じの歴史ある建物なんですねぇ。あ、デザインがそうだとかではなくて、あくまでも、『古い』ってとこが、『イタリアかあ?』なんです。オレの解釈として。そこんとこ、分かって下さい。そして揚げ足取らないように。いいですね。
 さて、お約束通り、名前についてですが、ルイ14世が作った時は、『Academie Royale de Musique』つまり『王室音楽アカデミー』だったんですねぇ。その後、ナポレオンが大暴れ(?)したついでに(^.^;)、『Theatre des Arts』つまり『芸術劇場』となり、更に第二帝政時代に『Academie Imperiale de Musique』つまり『帝国音楽アカデミー』になりました。まあ、名前については、こんなところですかねぇ。本当に忙しいわ。(^.^;)
 と・こ・ろ・が〜っ!!名前がどうこう言う他に、ご他聞に漏れず現在の建物は、1875年に建てられたものです。

オペラ座の怪人 The PHANTOM of the OPERA(英)

(2005年2月8日修正・追加)
 アンドリュー・ロイド・ウエーバーとハロルド・プリンスが放った、大ヒットミュージカルですっ!!でもなあ、直訳すると『オペラ座の亡霊』なんだよなぁ。まあ、そんな細かい事はいいとして、これをご覧になった方も多いかと思います。舞台は勿論、パリのオペラ座。その地下には湖があって(ほんとはねえよっ!!地下水路ならあったけど(^.^;))、怪人が住んでいて…ってな具合ですかね。…って、本筋とズレ過ぎとるっ!!
 え〜、ここで詳しくどうこう言うと、興行収入に影響を及ぼし、敵を作る事になっちまうので、やめときます。オレの気持ち、分かってね。クリスチーヌもマスク取った時に、怪人の気持ち、分かったもんね。これ以上知りたかったら、見に行って下さい。m(__)m
 わたしだ〜れで〜すかあ?こ〜こ〜わど〜これ〜すかあ?┐(-。-;)┌
 オペラ座だよっ!!(°°;)\(- -;)
 …類似品『オペラ座の外人』にご注意ください。m(__)m

オペラ・セリア opera seria(伊)

 オペラ・ブッファタイ語対語。日本語では『正歌劇』と訳されており、こんなバカなIMでも、ちゃんと『正歌劇』は一発熟語変換しちゃいます。(^.^;) …っていうか、もう分かったから、はいはい、セリエ・アぢゃありませんっ!!もう、話先に進めてもいいかなあ?(-_-x)(謎)
 いわゆる、『お笑い』ではなくて、『マジ』なヤツの事ですね。成立自体は、18世紀のナポリ派オペラでって事です。古代からの伝説や神話、洒落にならないドロドロな悲劇等、マジ系のネタといえばこれなんですねぇ。そして、大合唱ではなくて、名人が名人たるところを見る、つまり、アリアがウリなんです。そしてその後、オペラ・セミアリアという、ミンミン、あぶらといった大合唱…ではなくてっ!!(^.^;) ちょっとだけ喜劇の要素を採り入れた物も生まれました。
 A・スカルラッティやグルック、モーツァルト、そして弾正…って、まだ死んでねえってばっ!!…オペラ作りてえっ!!仲間に入れてっ!!(^.^;)

オペラ・ブッファ opera buffa(伊)

 オペラ・セリアの対語。…逃げろっ!!ε=ε=ε=ε=(((┌・)┘
 はいっ、分かりました。ちゃんとやりますね。日本語では喜歌劇とか、軽歌劇と訳されており、…逃げろっ!!。゜.☆ ドロン!
 …今度こそちゃんとやりますっ!!こちらは『マジ』ではなく、『お笑い』の方ですね。オペラ・セリア同様に、18世紀のナポリ派オペラでの成立です。ネタも、日常的な物だったり、世相を風刺したりなので、幅広い支持を得ました。また、構造もパターン化されており、軽妙なレチタティーヴォと美しいアリア、そして最後にみんなで合唱、ってな分かりやすい物だったので、本当に人気がありました。特に、ペルゴレーシが1733年に完成させた、『奥様になった女中』は名作です。そしてその人気が追い風となり、後に、ひねった笑い…ではなくて(^.^;)、笑いに感傷だとかを盛り込んで発展し、またまたモーツァルトの『フィガロの結婚』だとか、『ドン・ジョバンニ』、ロッシーニの『セビリアの理髪師』といった傑作が生まれました。

オベール,ダニエル・フランソア Auber, Daniel Francois 1782〜1871(人)

 フランス人の作曲家で、オペラを50も作った人です。凄いっ!!あんたはイタリア人かっ??ってな感じですねぇ。ロッシーニの影響を受けた人なんですねぇ。代表作は、『ポルティチのおし娘』、これ有名ですね。それから『フラ・ディアヴォロ』も有名です。

オペレッタ operetta(伊)

 小さいオペラっていう意味ですね。喜歌劇、それから軽歌劇です、実質的には。ぢゃあオペラ・ブッファと同じぢゃねえか?って事になっちまいますねぇ。はっきりと違うのは、歴史です。オペレッタの成立は、19世紀後半ですっ!!どうだっ!!( ̄^ ̄)
 …どうも押しが弱いというか(^.^;) 実に細かい、且つ絶対的とは言えない違いは随所にはあるんですね。ただ、まあ最も大切なのは、歴史的にどうかってところになります。ぶっちゃけて言うと、ナショナルなんだか、パナソニックなんだか、って事ですねぇ。(^.^;)まだ苦しい…
 代表的な作品は、時代が近い事もあり、皆さんお馴染の面々が名を連ねます。オッフェンバックの『天国と地獄』、ヨハン・シュトラウス二世の『こうもり』、レハールの『ジプシー公爵』…やっぱ仲間に入れてっ!!m(__)m

オベロン Oberon(英)

 はいっ!!もう皆さんご存知ですね。そうです、ウェーバーのオペラのタイトルです。本当に有名ですよね、序曲が。人気もありますよね。序曲が。そして、公演回数もかなりなものです、序曲が。…序曲しか知らないっ!!( ̄^ ̄)
 …誰か見たことあります?少なくともオレはありません。序曲は何回も何回も本番を経験しとります。本当に気になりますねぇ。本編、見てみたいですよねぇ。誰かビデオ出さないかなあ…
 さて、初演はロンドンで、1826年の事でした。大元のネタは、フランスの伝説。それをヴィーラントが詩にして、プランシェが英語台本を作り、ウェーバーが作曲した、って事なんですね。三幕物です。本当に見たいっ!!

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(2003年 8月 8日アップロード分)

オーボエ oboe(英)

 そうです、夏休みの中・高生のブラスバンドの講習会とかで、更に音楽鑑賞教室の楽器紹介コーナーで、プレイヤーの女の子が『大ボケ』と生徒に言われて泣かされる、あの楽器です。
 皆さん、やりませんでしたか、これ。ダメですよ、もういぢめちゃダメ。ほんとにぃ。
 ダブルリードの代表格がこのオーボエ。クラリネット等のシングルリードとは違い、歌口にリードを付けるのではなく、二枚のリードを重ね合わせ、根元に糸を巻いて、んでもってマニキュアとかで固めるというハンドメイド命な楽器がダブルリードです。あ、これはオケで使うようなヤツの話ですけどね。民族楽器とかは、色々な事やってると思います。
 この楽器、何とギネスブックに載っちゃってます。どこかというと…『世界一難しい楽器』のとこです。同率一位がホルン。(^.^;)何故そんなに難しいかというとですねぇ、ちゃんと吹こうとすると鼻の下が伸びちゃって少々お茶目になり、これを防ごうとすると難しいわけ…ではないです。(^.^;)
 ホルン同様、とてつもなくアンバランスな構造によります。ホルンとオーボエは、吹き込み口からラッパまでの間、管が徐々に広がっている『円錐形楽器』なわけです。両者ともに、これが不幸の始まり。
 そのため、オーボエはそもそも細い中でどんどんどんどん吹き込み口に向かって狭くなっとるもんですから、管の長さから考えると細いリードを使う事を強要されとるわけです。だから吹きにくい。ここんとこ、ホルンと同じです。ホルンもトロンボーンと同じ長さなのにトランペットより小さいマウスピースを使うから難しいんですね。
 この楽器も歴史は古く、原形となると古代文明まで遡り、ギリシャ時代には近い物が出来てました。リコーダーメーカーのアウロスってご存知でしょ?この言葉の元になったのが、アウロスというオーボエの先祖なんです。また更に遡ると、秦の始皇帝の時代にも原形となる物はありました。仏教の法具としても殆ど同じ構造の楽器はあり、発祥年代自体がはっきりしない程古いです。
 現在のキーの機構を持つ事となったのが、フランスのトリエベールが1863年にベーム式をこいつにくっつけたのが始まりです。つまり現代オーボエはこの時からと言ってもいいのではないでしょうか。
 また、ダブルリードと同じ位広義を示す言葉として、『オーボエ族』とも言います。→イングリッシュホルン
 オーケストラのチューニング音を出す楽器としてもお馴染ですが、それはこの楽器が正確な音程を持つからではなく、最も融通が効かないので皆で合わせてあげてるからなんです。チューニングしようったって抜き差し出来る範囲が殆どないですから。(^.^;)
 更に、何故かトランペット奏者の奥さんに多いのがオーボエ奏者の女性。この謎は未だ解明されず。仮説としては、席が近いから女癖悪いトランペット奏者の餌食になっている、というのがあります。まことしやかとはこの事!!(^.^;)

オーボエ・ダモーレ oboe d'amore(伊)

 え?項目増やしたかっただけだろうって?…おっしゃる通りでございます。m(_ _)m
 オーボエから派生したのでこの名前です。音域はオーボエの短三度下。殆どそのまんまぢゃねえか…てえな事言いたくなりますが、音が違います。
 1720年に生まれ、バロックから古典にかけて隆盛を極めた楽器なので、スコアでよく名前を見るでしょう。でも実物って中々お目にかかれませんよね。最近、現代音楽に取り入れられる様になって、また見る事が出来る様にはなりましたが、いつもいつもという訳には行かないみたいですねぇ。安直にイングリッシュ・ホルンで置き換えたりしちゃってますから。
 ↑項目のとこのアルファベットをご覧の通り、『愛のオーボエ』って直訳出来ちゃいます。まあ、感覚的に『甘いオーボエ』とか言うのが通説になっちゃってますね。

 

お前はアホか おまえはあほか(日)

 え〜、何と申しましょうか…(^.^;)
 横山ホットブラザースのノコギリ演奏ネタです。コミックバンドなんで、一応この辞典にも載せようかと。
 ちなみに、こんな感じですね。
    は ホ
 おまえ ア か
 行の音程格差はおよそ1オクターブで、上の行が上、下の行が下です。
*この項目は8/15アップロード時に追加されました。


オーマンディ, ユージン Ormandy, Eugene 1899〜1985(人)

 知る人ぞ知る指揮者です。誰が何と言ってもフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督として有名でしたね。アメリカの中にあって、特有のヨーロッパ世界を描き出した彼は、何と言ってもレパートリーの広さが武器でした。
 ハンガリー生まれで、ブダペスト王立音楽院出身、デビューはヴァイオリニストとしてでした。1920年に渡米後、1929〜36年の間にミネアポリス交響楽団の指揮者として頭角を現し、後は皆さんご存知の通りです。
 日本語で名前を表記する際、彼もご他聞に漏れず色々あります。ユージーン・オーマンディーとか。フランス読みするとウジェーヌ・オルマンディ、ドイツ読みだとオイゲーネ・オルマンディ、…キリがないのでやめときます。(^.^;)

おもちゃの交響曲 Kindersymfonie(独)

 はいはい、分かりましたから、もう勝手にボケるのやめてくれないかなあ。つっこむの大変なんだから。(^.^;)
 おもちゃのマーチぢゃないです、交響曲ですっ!!
 え〜、…(^.^;)実はですねえ、これ、邦題なんすよぉ。んで、原題は、『子供の交響曲』なんです。んでもってですねぇ、作曲者、モーツァルトのお父さんのレオポルド・モーツァルトだって教わりませんでしたか?実はですねぇ、21世紀になった今でも不明なんです。不明が正解です。ハイドンだって説もありますけど、不明なもんは不明です。
 んぢゃ、何で『子供の交響曲』が『おもちゃの交響曲』になっちゃったのか?っつう事になると、その方が分かりやすいからなんですねぇ。おもちゃの楽器沢山使ってますからねぇ。ぷっぷくぷーとか。面白いですよね、この曲。
 私の記憶が確かなら、私の通ってた新津市立第2小学校では、よく『昼の放送』のつなぎの音楽として流れてたもんです。

おもちゃのマーチ おもちゃのまーち(日)

 m(_ _)m
 …………
 m(_ _)m
 …どうせこんなこったろうと思ったっしょ?(^.^;)一年ぶりに更新してどうなったかと思ってみれば、なあんも変わっとらんし。(^.^;)
 海野厚作詞・小田島樹人作曲によるバリバリの日本の曲です。(^.^;)
 ちなみに歌詞についてですが、ここまで誤解されて憶えられてる曲も珍しいっつうぐらいですねぇ。(^.^;)
 『やっとこやっとこ』は、工具のやっとこではなく、やっとこやっとこ…みたいな感じで、って事なんで、別にやっとこが繰り出してるわけでも何でもないっす。(^.^;)
 更に『にんぎょの兵隊』は、シラブルが合ってないだけで、『人形の兵隊』なわけです。下半身が魚な人たちが帽子かぶって鉄砲担いで勢ぞろいしとるわけぢゃありません。(^.^;)
 …って、分かってますよね(^.^;)…一応、ネタとしてつっこんでるだけです。ご安心を。m(_ _)m

表間 おもてま(日)

 日本音楽の用語です。表はそのまんま表、間は「いい間だねえ」とかの間。
 分かりやすく言うと、拍の表って意味です。裏間、つまり裏拍の反対の言葉ですね。ああ!何て分かりやすいっ!!そして真面目なシメっ!!奇跡的かも(^.^;)
 →裏間

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(2003年 8月15日アップロード分)

オラトリオ oratorio(伊)

 え〜、ある意味わっかりにくぅいっ!!とか思われてるのがコレではないかと。
 これ、歴然とした宗教音楽ですよね。バロックでは超メジャーな。んで、他の宗教音楽とどう違うのか?つう事になりますと、こういう事になります。
 先ず、実際の礼拝その他で使われる文言では出来ていないという事。思い当たるでしょ?でもこれが大きな特徴ですね。確かに聖書を元にした物語というのが最もポピュラーですが、聖書そのものを抜粋しているわけではない。聖書だとかを物語チックにしてますね。
 それから、そういった物なもんだから、演劇チックな要素がある物もありますね。でもオペラだとかオペレッタだとかではない。こいつらとはどう違うのか?というと、セット使いません。オケが板付き、ソロと合唱も基本的に立ち位置で色々やる、しかも歌うだけで基本的には演技はしない、これがオラトリオ。
 んでもって、あくまでもメインが合唱なんです。でも『コーラスライン』はオラトリオではなくミュージカルです。(^.^;)
 合唱がメインで、ソロはあるのですがオペラなんかと比べると扱いはそこまで重要ではないですね。
 そしてレチタティーボもありません。その代わりに、語り手が登場、というのも多いです。これは、成立したのは16世紀の半ば、ローマの聖フィリッポ・ネーリの祈祷集会(オラトリアーレ)から、という事なんですが、その後、1619年『美しき魂の劇』(アネーリオ)が最初らしいです。それまでは無かったみたいです。
 起源の頃は、説教や聖書の朗読なんかと共に詠唱行われ、それが形になって行ったという事らしいです。
 それから、こういった構成の割には規模がデカイというのも特徴です。オラトリオっていうと、さあ行くぞっ!!って感じでコンサートに行ったりしませんか?それで正解なんです。やる方がそうだし。(^.^;)
 ちなみに、ネタは聖書だけではなく、道徳的な物語というのもアリで、20世紀になると、世俗的オラトリオも登場しました。
 カリッシミ・シュッツの『クリスマス・オラトリオ』、ヘンデルの『救世主』、ハイドンの『天地創造』、20世紀にはショスタコーヴィッチの『森の歌』、ストラヴィンスキーの『エディプス王』、どれもこれも超メジャーな人が作った超メジャーな曲ばかりですねぇ。(^.^;)
 天地創造とか森の歌とか、中学時代に歌ってましたよ。もちろん一部ですが。(^.^;)

オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団 Radio Filharmonisch Orkest Holland(蘭)

 詳しくはこちら…逃げろっ!!。゜.☆ ドロン!
 え〜、(^.^;)ちゃんとやりましょうね。↑フラッシュが必要です。ではっ。。゜.☆ ドロン!
 そうではなくて(°0°)\(--; オイオイ
 1920年代終わりから1930年代初頭にかけて、放送や映画に携わる40人の音楽家から組織されたオーケストラが始まり。日本で言うところの日本室内楽協会だとか、そういった、エンターテイメントというか、そっち方面を中心に活動しているオケでした。
 1941年、楽員数は80人に至りましたが、ナチスドイツの占領下で新たなる放送統制が敷かれ、ナチスによる組織の再編があり、交響曲や、室内楽等の小規模な編成を演奏する様になり、徐々に弱体化して行きます。
 終戦を迎え、戦時下で弱体化したこの組織は解散、戦前・戦中を通じて携わったスタッフにより、新しいオーケストラとして息を吹き返し、より大きな編成を目指し、93人の楽員から成るオランダ最大規模の放送オーケストラとなりました。
 本拠地はヒルヴェルスム。ベルナルド・ハイティンクが音楽監督になった頃があったり、エド・デ・ワールトとマーラーのカップリングを出したり、ジャン・フルネとのカップリングを出したりという侮れないオーケストラです。
 詳しくはHPで。逃げろっ!!。゜.☆ ドロン!

オーリック, ジョルジュ Auric, Georges 1899〜1983(人)

 オリックとも呼ばれてます。フランスの作曲家です。近代音楽史に於いてとてつもなく重要な位置に居ますねぇ。
 詳細は別項目で後日アップしますが、フランス六人組の中の一人です。
 パリ音楽院を卒業しました。サティやラヴェル、ストラビンスキーの影響を受けました。
 六人組自体、サティをよりどころとしている部分があるので、彼のその中での立場が浮き彫りになっちまってるでしょうが、六人の中でもやはり知性派だったそうです。
 六人組がどうのという以前にですねぇ、現代音楽という物のパイオニアの中の一人ということが言えるんです。そこんとこ、凄いもんがありますね。
 オペラ、バレエ、劇音楽を中心に活動した彼は、代表作に、映画音楽『自由をわれらに』、『シーザーとクレオパトラ』なんかがあります。『シーザーとクレオパトラ』なんかは、レンタルビデオでよく見掛けますんで、興味がある方は是非ご覧下さい。

オリン おりん(演歌限定・隊)

 …意味不明な()ですねぇ。(^.^;)
 実は演歌の世界だけで用いられている楽隊用語がコレなんです。んで何かっつうとですね、ヴァイオリンの事なんですよぉ。
 演歌の興行は、特に地方巡業なんかでは、発注元の予算に応じてオケの編成が決まるんです。更にカラオケのテープだったりする事もあります。
 んでもって、弦楽器群が入るってえのは、中々恵まれた環境なわけです。そういった経緯から、ヴァイオリンが来ると歌い手さんがとても喜んで、愛情を込めてこう呼ぶ様になったんです。
 ほんと、不景気のばかあっ!!て叫びたくなる項目でしたね。(^.^;)

オリンピック行進曲 おりんぴっくこうしんきょく(日)

 だははははっ!!佐々木の辞典位でしょう、これが載ってるってのも。(^.^;)
 作曲は古関裕而氏。え?どのオリンピックかって?そりゃ決まってますよ、長野…ぢゃない、東京オリンピックです。つまりこのオレと同い年なのがこの曲。
 古関裕而氏はこの時、ファンファーレも作曲してます。何げに資料VTRで莫大な印税取れてたりしそうなとてつもなく羨ましい曲です…ってそっちかいっ!!(°0°)\(--; オイオイ
 曲調は、流石は『軍歌の雄』と言える勇壮なもので、実はベルリンオリンピックからのある種の流行みたいな部分もあったのだそうです。
 ちなみに『オリンピックの顔と顔♪』は『東京五輪音頭』という別な曲です。(^.^;)これについては『と』でやりますので、オレが忘れてたら掲示板でチクってください。m(_ _)m

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(2003年 8月31日アップロード分)

オルガヌム organum(ラ)

 はいっ!!ストップっ!!(-_-x)
 ここ、エロサイトぢゃないんで、変なボケかまさんでくれよぉ。前から言ってるけどね、ツッコミ入れるオレの身になってくれっつうの!!
 っつうか、エロ検索でこれが引っ掛かったらどうしよう??(^.^;)
 って位、誤解されてますね、この言葉。本来の意味は、別にいやらしくも何とも無いんです。だからHな画像とか出てきませんから、それを期待してるんなら他のページにすぐ飛んでって下さい。
(1)オルガンの古い呼び名。
(2)多声楽曲の一種。9〜13世紀の間に作られた物です。三つのスタイルに大別されます。
 a) 平行オルガヌム:グレゴリオ聖歌に基づいた旋律の下に、音符1つに対して1つの音符を、最初から最後まで完全四度下か、完全五度下のどちらかで統一して配置した、耳残りしてしょうがないスタイル。(^.^;)(8度か1度もありですが…)→譜例1
 また、開始時の幾つかと、終止の時の幾つかが、旋律と重複しているものの、それら以外全部が『耳残りしてしょうがない』パターンになってるもの。→譜例2
 b) 自由オルガヌム:11世紀のスタイルで、aのパターンとは違い、かなり自由に暴れ回るが、音符が1対1という基本は守っているというパターン。→譜例3
 c) メリスマ的オルガヌム:スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラ楽派や、南フランスのサン・マルシャル楽派で、主声部が長く伸ばされた形で下に配置され、上部に、今度は、今度こそは、遂に主声部1に対して幾つかの細かい音符を配置したパターン。(1対4と決まったわけではなく、曲中でも実は定まってません。譜例はオレの手抜きです。(^.^;)m(_ _)m)→譜例4
12世紀からのもの。決して、一番偉いオルガヌムぢゃありませんっ!!って、それはカリスマだろっ!!終わりっ!!
*クリックするとMIDIの再生が始まります。
譜 例


オルガン organ(英)

 …何か説明することありますぅ?(メ▼。▼)y- ̄ ̄ ̄
 ちゃんとやりますから、見てってください。m(_ _)m (^.^;)
 っつう位わっかりやすいし誰でも知ってる楽器ですよね。んでもこのまんまほったらかしにしといたんぢゃ『含蓄垂れてガンチ君!!』のキャッチコピーも泣くというもの。(謎)
 以下の三つに大別されます。
1)パイプ・オルガン
 そうです、あのコンサートホールにあるクソデカイ、アレですね。文字通りパイプがグサグサささってて、んでもって基本的には笛の集合体みたいな感じで、空気が中を通る事で発音します。
 言ってみればパンフルートのクソデカイやつ…みたいな感覚なんですが、そうとは言えません。鍵盤楽器だから。(^.^;)
 教会のチャペルなんかでは、巨大なヤツも見ますけど、手で押して動くアップライトピアノみたいな小さいのもありますよね。結婚式場のパックで神父さんを外から呼んで結婚式やるパターンの時によく見掛けるヤツですが、これには更に大きさで二つに分けられて、小さいほうがポルタティフ、ラップトップ型(?)っつうか、ヒザの上に乗っけて弾きます、んで大きな、アップライトピアノみたいなのがポジティフという名前です。(ポジティフにはもう一つ意味がありますが、後でやります。m(_ _)m)
 さて、お待たせいたしました、巨大なヤツの解説しましょうね。(^o^)
 え〜、とんでもない代物です。エオリアン・ハープみたいな造形物としての機能を持った物以外では、恐らく唯一『建て込む』楽器でしょう。つまり、持ち込まないとも言います。
 それからお値段。完全に建物だあっ!!っつう値段してます。(^.^;)参考までに私が知っている物についてご紹介しますと、武蔵野音大入間校舎の大講堂、バッハザールでは、建造費が20億円だったのに対し、後から『建付け』たパイプオルガンが2億円でした。楽器自体運び込むというのとは違い、楽器の規格に合わせて開けておいたスペースに、一つの建物を作る、みたいな感じです。
 巨大タイプは、5000本位から数万本までの間の数のパイプを組み込みます。何で?って思うっしょ?(^.^;)理由は二つありますね。
 一つは音色のバリエーション。フルート管の様に普通に真上を向いて立っていて、あ、オルガンだ!!って思う音色の管から、真っ正面向いてギャーギャー派手に鳴るトランペット管まで、種類は数えだしたらキリがないっす。
 もう一つは音量の増減の為です。普通にパイプオルガンを鳴らしただけでは、オーケストラみたいな音量とは程遠い、実におとなしい楽器なんですね。それが、教会なんかでは合唱を相手にするし、コンサートではオケや、下手するとオケと合唱両方を相手にしなければならない。なので、鍵盤一つにパイプ一本では賄いきれないわけでして、同時にいくつも組み合わせて管が鳴るように出来てます。
 これにより、鍵盤楽器の中では逸早く音量の増減に成功した、実にとんでもない逸品だったんですねぇ。
 巨大タイプは、通常、手の為の鍵盤が2〜3列と、足鍵盤が1〜2列あります。んでもって、手鍵盤の上と両サイド、更に物によっては斜め上にぎっしりとノブが並んでます。これでもって鳴る管を選択するわけです。現代のオルガンは、これをコンピュータで管理してまして、あらかじめ考えた管の組み合わせを記録し、本番でのノブの抜き差しの手間を大幅に省いてくれる様になっとります。
 ちなみに、空気を送って音を出すわけですが、現在は当然モーター使ってやってますが、昔はですねぇ、ふいごだったんですね。んで奴隷さん達の大切なお仕事だったわけです。あ、さっき出てきたポルタティフは、本体をヒザの上に置いて、本体から伸びたふいごを左手でヒコヒコヒコヒコやって音を出します。
 さて、オルガンの中では最古の歴史を誇るのがパイプオルガンなわけですが、んぢゃいつから?っていうと、ギリシャ時代には既にありました。それが、キリスト教の教会で、4世紀頃から使われる様になって定着しました。→オルガン音楽
2)リード・オルガン(ハーモニウム)
 日本人には何といってもこっちの方がお馴染です。そうです、学校にある足踏みオルガンこそこいつの仲間!!
 笛の発音とは違い、ハーモニカの様に、リードに空気を通して音を出します。ウチにピアノが来る前、足踏みオルガンで我慢してたオレでした。(^.^;)
 アコーディオンはこっちの仲間です。
3)電子オルガン
 え〜、電『子』なもんで、電動なら何でもコレか?っつうと違うんですよ。例えば、リードオルガンにも電動の物ありますし、パイプオルガンだって現在のは全部電動ですから。(^.^;)
 スピーカーがあって、発音体が電気信号な物をこう呼びます。昭和40年代に一大ブームを巻き起こしましたよね。そう、アレです。普通は手鍵盤が二列と足鍵盤が一列です。その他に音量だとかそういった物を制御するペダルを標準装備し、音色選択も電気の力でスマートになってます。パイプオルガンの事を考えるとお手軽ですが、本体重量はかなりあります。…ってそっちかいっ!!(-_-;)
最後に:欧米人に向かって『オルガン持ってくるからちょっと待ってて』とか言うと(・O・;っとなりますので要注意です。ただオルガンだけ言うと、パイプオルガンという意味になっちまいますから。(^.^;)

オルガン音楽 organ music(英)

 オルガンのための音楽。逃げろっ!!。゜.☆ ドロン!
 …だってそうなんだもんっ!!っつうか解説とは違うだろ、こういう項目って!!(-_-;)
 え〜、その歴史や著名人についてお話ししましょう。
 前項の通りですねぇ、4世紀頃に教会に潜り込んだオルガンなわけですが、その頃というのはどうも今とは少し違う使われ方をしてたみたいです。というのも単旋律をチマチマ弾いてたらしいんですね。
 15世紀になると教会建築の一部として確立しちまう程にまで幅をきかせていたわけなんです。それもこれも、多声音楽で、歌と同じ楽譜を弾いてて、いいガイドになってたから…みたいです。(^.^;)
 実際、ここまでの話となると、断言出来ない哀しさがあるんですよ〜。生きてたんか!!オレ!?って事になっちまう、つまり、はっきりとした証拠みたいなもんがあるようでないようで…
 んでもって、16〜17世紀に、華々しい進化を遂げるわけです。ようやく皆さんもオレもお馴染のあのオルガンの音楽になったわけですね。
 この頃イタリアやドイツで、トッカータ、フーガ、リチェルカーレ、カノン、カプリッチョ等が生まれ、J.S.バッハ登場で隆盛を極めるまでの間、ずっとその高い地位(?)を守り続けてました。
 初期の偉人さんに、スウェーリンクさんがいらっしゃいます。この人の門下のシャイトは、プロテスタント・オルガン音楽の創始者の一人で、そこからドイツの名手達を数多く輩出して行きました。
 その後も更に凄い人たちが出てきます。パッヘルベルやバッハ一族…凄すぎるっ!!それからフローベルガーやフレスコバルディなんかが、本格的にカトリック・オルガン音楽というのを確立させて、J.S.バッハへとつながり、隆盛を極めたわけですねぇ。…何か話かぶってねえか?(^.^;)
 んぢゃバッハ以降ってどうなったの?って事になりますと、残念ながら衰退の一途を辿ります。でもしっかりとその地位は確立したままで、出演者一名で大ホールの興行が打てるというおいしさもあり、今日へとつながってます。
 フランク、レーガー、メシアン…バッハ以降もこういったとてつもなく凄い人たちが出てきてますよね。そして、R・シュトラウスの2001年宇宙の旅やボブサップでお馴染の『ツァラトゥストラはかく語りき』だとか、我が管弦楽法の師、A・リード博士の『アレルヤ・アダモステラウダムステ』等、大合奏の中の1パートとしても活躍しております。
 ちなみに、クラシックのコンサートでは、松居直美といえばオルガニストです。物真似ではありません。別人だし。

オルガン・コラール organ chorale(英)

 オルガンの為に作られたコラール。以上!!逃げろっ!!。゜.☆ ドロン!
 最近このボケばっかのような気が…(^.^;)
 オルガンでコラールを弾けば全部こう呼ぶのか?っつうと、違いますんで、ここんとこ注意して下さい。
 いわゆる、コラールの合唱の伴奏で、簡単な和音をずっと弾いてるようなのは違います。オルガンが、きっちりとコラールを弾いてる、ってのがオルガン・コラールです。つまり多声部でそいつらがちゃんと旋律になってるヤツって事です。
 ちなみに、一番有名なのが、J.S.バッハなわけですが、彼の場合は、彼らしいのですが、かなり拘ってて、いくつかのパターンに分けられます。
 コラール前奏曲、定旋律コラール、コラール・モテット、コラール・フーガ、旋律コラール、コラール幻想曲、コラール変奏曲(パルティータ)
 んぢゃ一体コラールって何なんだ!?って思うでしょう。そりゃそうですよね。でも後でやります。『コラール』のとこまで待っててください。m(_ _)m

オルガン小曲集 Orgelbuechlein(独)

 …そこにあるのは、彼の偉人の挫折であった…
 皆さ〜ん、さあ、自信を持ってくださ〜い!!(^o^)人間、どんな偉い人でも、きちんとやり遂げない事だってあるんですよぉ。(^o^)人間は決して神様ぢゃありません。人間は所詮人間なんです。だからそれでいいんです。(^o^)
 彼の偉人の名はヨハン・セバスティアン・バッハ。ヴァイマル時代後期に、教育的な目的でとある作品集の編纂に取りかかります。それがこれ、『オルガン小曲集』。
 当初彼は、164曲という豪気な企画を以て臨みました。ところが実際に書かれたのは45曲。そして内容は、オルガン・コラールの曲集という事でした。ところが、一組のコラール変奏曲を除いた他の全てがコラール前奏曲という小規模な物になってしまいました。
 色々な状況があった事でしょう。でも例え45曲でも、そこまでやったのは素晴らしい事です。むしろ164曲作ろうなんて演劇帝国KUSARE芸道の注文ぢゃないんだから、無茶ってもんですよ。(^.^;)

オルガン・ストップ organ stop(英)

 走行中のオルガンが、待っている人がいた場合、及び乗車中にボタンを押した場合に停車する場所。停留所。ってそれはバスストップだろがあっ!?(°0°)\(--; オイオイ
 いい加減『オルガン』ばっかでオレも疲れてるんだから、ほんとに中途半端なボケやめてくれないかなあ…
 ただでさえこの辞典の編纂遅れてるわけなんだし、ほんとにいい加減に…
 オルガンの構造で、…って言いっ放しかよっ!?(°0°)\(--; オイオイ
 …続けます。オルガン、つまりパイプオルガンの事なんですが、こいつの構造でですねぇ、ある一つの音色を持つパイプの系列、これをこう呼びます。スペイントランペット管のオルガン・ストップ、って言うと、管は一本ではなくて、組み込まれているスペイントランペット管全部って事になるわけです。
 それからもう一つ。ここからが少々ややっこしいので覚悟して読んでください。
 音色の一系列を発音するための機構の事。…んで何がややっこしいのか?っていうとですねぇ、ここから先、何種類かあるんですね。
 例えば、一つの音を出す場合、演奏者が選択したパイプも一種類だったとしても、実際には、その音の倍音列の上の方の管も鳴らしてる事が多いんです。その助っ人みたいな物を、倍音ストップ(テルツ、クヴィンテ)や、混合音ストップ(ミクスチュア、シャルフ)と呼びます。
 そしてこいつらの役割は、一つの音色のパイプに対して、音色的な部分での表情の付加をしたり、他の管の音色とはっきり区別するために音を立たせたり、といった事をします。
 オルガンがアルファ波ミュージックの研究の初期段階から着目されていたのは、何もしない状態でも自然に休んでいる管が共鳴したり、こういったオルガン・ストップの役割があったりで、極めて高次倍音列が豊富に出ているからなんですね。
 そして、こうしたものの究極は、巨大なオルガンの一部で搭載されている『低周波オルガン・ストップ』と『超音波オルガン・ストップ』でしょう。あ、専門用語でこんな言葉はありません。あくまでもオレが説明の為、分かりやすく言っているだけです。(^.^;)
 人間の耳に聞こえない低周波と超音波。こいつらの働きにより、オルガンの音色自体に変化が現われ、より一層美しい音を聴く事が出来るのです。あっぱれっ!!(^o^)

オルガン・ポイント organ point(英)

 ドイツ語では、オルゲルプンクト(Orgelpunkt)と呼び、この呼び方の方が一般的です。
 これ、何かっつうとですねぇ、一回コンサートに行くと10%がポイント加算されて更にその10%にも次回利用の時にはポイント加算されて、あ、でもKのお店ならポイントない分その場でお安いけど、結局ポイントあった方が安くついてる事に後で気が付いたりして、あ、オレったら買い物上手、みたいなそうぢゃないみたいな…
 ってな事ではなくですねぇ(^.^;)、これ、実はオルガンの事ではないんですね。日本語に直すと『持続低音』になります。意味はというと、その名の通り『持続音』の一種で、その名の通り、バスの声部にだけ使われる言葉です。
 んで、数ある持続音の中で、何を以てしてわざわざ別な呼び方をするのか?って事になりますと、こういう事なんです。
 他の声部が何をしようが全くそれには関係なく伸びている低音の事です。つまり、オルガン弾いてる時の足鍵盤ってこうだよな、あ、そうか、オルガンの持続音の方が分かりやすいか、ぢゃそうしましょ、ってな具合でこんな名前になりました。よく似たパターンに『ホルン五度』があります。これは案の定というか分かりきってると思いますが、後でやります。m(_ _)m
 つまり、ちょっととっ散らかりましたが、これ、和声学の言葉なんです。本日はこれまで。m(_ _)m

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(2003年 9月 8日アップロード分)

オルケスタ・ティピカ orquesta tifpica(西)

 材料:豚肉適量、卵適量、小麦粉適量、塩適量、コショウ適量、サラダ油(ポークラードならなおよし)適量
 1.豚肉を叩き、小麦粉を適量まぶします。
 2.溶き卵を表面につけます。この時…
 ってポークピカタかよっ!!(゜O゜)☆\(^^;)
 皆さあん、『(西)』ってスペイン語って事ですからね。付いて来てますかあ?
 え〜、アルゼンチン・タンゴのオーケストラの標準的な編成をこう呼びます。本来この言葉の意味は、典型的なオーケストラって意味です。
 んぢゃその『典型的』ってどういうの?っていうと、ヴァイオリンとバンドネオンが3〜6ずつ、ピアノ、ベースという編成です。
 『典型的』という、これぞ決定版みたいな印象を持つ言葉でいいながらのこのアバウトさ、流石ラテン系!!ビバラテン!!日本人ならラテン!!(大謎)

オルケスタ・デ・ラ・ルス orquesta de la luz(西)

 知る人ぞ知るサルサバンドですねぇ。日本のラテンシーンを代表する大御所でした。詳しい経歴についてはここをクリックして下さい。
 …
 …
 ………
 ってもう終わりかよっ!?(°0°)\(--; オイオイ
 え〜、実はですねぇ、一応解散した事になっとるわけで、メンバーも個人的にとか他の団体でとか活動しとるわけなんですが、去年、いきなりまた何かやってたもんで、オレとしてもどう捉えていいもんか…ラテン回のアリスみたいな?(^.^;)
 上のリンクのオフィシャルサイトでは、本当にざっと箇条書きされとるだけなんで、補足したいと思います。
 ここ2〜3年、世界的に空前のサルサブームが巻き起こりました。その極めて早すぎた先駆者がこのバンドです。ちょっと可哀想かも。んでもって、本場での評価がとてつもなく高く、それを見たオレは、あぁ、やっぱ日本人はラテンなんだなぁ、なんて感慨深く色々な事を考えたものです。
 日本人って、ちょっと島国根性だとかの発想が強すぎるから、当の日本人が見えてない部分があって、それがこの、『日本人はラテン音楽の才能がある』って部分だとずっと思ってました。一言では言えない、本当に色々な部分から考えて、そう思えたんです。そしてそれが現実のものとして目の前に飛び込んできた、それがこのバンドの数々の偉業でした。
 世界を動かしてしまったこのバンド、またずっと一緒にやってて欲しいです。色々あるだろうけど。

オルゲル・プンクト Orgelpunkt(独)

 →オルガン・ポイント

オルゴール orgel(蘭)

 皆さんの連想する『オルゴール』って、どんな物でしょう?やはり『仕込み』というのが普通ですよね。んで造形に興味があって趣味でやってらっしゃる方にとっては、その『仕込み』、つまり本体、即ちオルゴールそのもの…ってくどいっ!!(^.^;)
 んぢゃあ、辞典らしく定義するとしたらどうなると思いますか?答えはこうなります。
 ゼンマイ等で自動演奏する、爪で穴や金属の歯等を引っ掻いて発音する楽器。
 つまり、男の子と女の子がちゅっちゅちゅっちゅするのも、メリーゴーランドも、バレリーナがくるくる回るのも、宝石箱なだけでこれ以外に仕掛けの無いのも、全部が全部オルゴールって事です。
 小型のお馴染の物は、金属の筒に、発音する部分に突起を持たせて曲を入れ、それが回転する時に、串状の歯一つずつが違う音程に調整されている金属を引っ掻いて音を出します。
 もう少しだけ大きな物は、筒にピンを植え込んで、同じ仕組みで発音させます。
 そして、見た目が手回しオルガンな大きなのは、ほぼLPサイズの円盤に突起を持たせて、同じように発音します。
 ぢゃあ手回しオルガンを始めとする自動演奏のオルガンとどう違うんだっ!!って事になりますが、それはここまでくどい程言ってきた、『発音方法の差』です。
 オルゴールはあくまでもあの音です。一方の自動演奏のオルガンは、オルガンのみならず、打楽器だの弦楽器だの、とてつもなく色々仕込んで、これで一体どこがオルガンなんだっ!?ってとこまでやっても『オルガン』と呼んでしまってます。
 また、自動演奏のピアノに関しても、オルガンと全く同じで、キリが無い状態になってます。
 このオルガンとピアノは、あくまでもオルガンやピアノの構造を捨てない、というのが分類になっていますね。
 また、オルガンやピアノでは、『ピアノ・ロール』という、紙に穴を開けるタイプの発音構造がありますが、オルゴールでは、確か無かったと思います。断言出来ませんけど。(^.^;)m(_ _)m

オールド(〜) old(英)

 楽器のメーカーや、楽器メーカーの商品に対し、特にハンドメイドの時にその名称の前に付ける場合のある言葉。文字通り『古い』という意味。
 んぢゃその『場合』ってどんな『場合』かっつうとですねぇ、キーワードは『世代交代』です。
 ハンドメイドは、職人さんの腕が売りなわけです。同じ形をしていても、匠と呼ばれる人々は、必ずと言っていい程、言葉や文章で説明出来ない様な技を持っているものなんです。
 んでもって、その技が楽器の出来栄えのほぼ全てを左右していたりする場合、世代交代、つまり匠の引退で、同じメーカーなのに明らかに品質が落ちる事があるんですね。そういう時に、コレを使います。
 例えばホルンの名器、『クルスペ』のセミダブルという楽器があります。これはヘルマン・バウマンや我が師田中正大氏が愛用していたのですが、この二人のは、『オールドクルスペ』と呼んでます。今のクルスペとは圧倒的に出来栄えが違うからなんです。
 同じメーカーで、取引だとか普通のお買い物なんかで、わざわざ分けて言う必要のある時に使う言葉です。
 欧米で、レガシー(Legacy)と言う時は、意味が同じなんですが、大体は『遅れてる』というあまり良い印象の言葉ではありませんので、少々注意が必要です。

オールド・ブラック・ジョー Old Black Joe(英)

 教科書でお馴染のフォスターの歌曲です。って事は皆さんご存知。んぢゃまた。。゜.☆ ドロン!
 …ってまたこれかよっ!?(°0°)\(--; オイオイ
 何てったって作詞もフォスターなのがこの曲。1860年の作品です。
 一見すると明るい曲調なのですが、実はアメリカ南部の奴隷のお爺さん、ジョーさんの哀切な気持ちを歌っているので、表現力が問われますね。
 皆さんも、あ、これ版権切れてるからMIDIしちゃえっ!!ってんで頑張ってみてください。その時、明るい曲調だからってそのまんまアレンジして、ってやる前に、色々考えてみましょうね。

オルドル ordre(仏)

 クープランのが一番有名でしょうかね?
 これ、『古典組曲』と意味は全く同じです。んぢゃあその『古典組曲』って何なんだ?って事ですが、ほとんどの場合、アルマンド、クーラント、サラバンドといった曲で始まって、主に『空想的』な描写表現による『標題』(何かを具体的に置き換えた旋律の事)を持っている曲を含む組曲、って事になります。
 ピアノの曲集で時折見るでしょ?(^o^)

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