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(2001年9月23日アップロード分)

イ(日)

 1)「ラ」の音の和名。国際基準音は、1点イの音。スッピンだとその1オクターヴ下。つまり点をつけてオクターヴを表す。更にひらがな表記の場合は、ひく〜いイという意味になる。
 2)「い?」として(作)作曲家が締め切り前に、全てを…(゜゜;)\(--;)いい加減にしろ。

イー いー(隊)

 1)数字の「3」という意味。「エー」とも言うが、A(アー)と混同しやすいため、「イー」を使うのが一般的。
 2)挨拶の言葉の省略形で、正しくは「イーッス」という。後でやります。m(__)m

イェフタ Jephta(英)

 ヘンデルが残した最後のオラトリオのタイトル。1752年にロンドンで初演された。

イェフテ Jephte(ラ)

 カリッシミが1650年頃に書いたオラトリオ。聖書の中の文章を歌詞にしている作品。日本でいえば、遠藤実作曲「般若心経の心」か?

イェペス, ナルシソ Yepes, Narciso 1927〜(人)

 スペインのギタリスト。こうやって書くと分かりにくいですが、ナルシソ・イェペスといえば、知る人ぞ知る、あの人だとわかりますね。近代クラシックギター最大の巨匠です。信じられませんが、彼は音大でピアノ専攻で、実はギターは独学です。あ、独学って方は有名ですよね。この人の影響でギターを始めてスターになった人が多いこと、多いこと。日本でいえばアントニオ古賀…m(__)m
 デビューはスペイン国立管弦楽団との「アランフェス協奏曲」、そして映画「禁じられた遊び」の音楽を担当、本当に凄い人です。今では10弦ギターでもお馴染だったりします。

イェルネフェルト, アルマス Jaernefelt, Armas 1869〜1956(人)

 フィンランド出身の指揮者であり、作曲家。ドイツで大活躍した後、ヘルシンキやストックホルム等、北欧で活躍。

イオニア旋法 Ionian mode(英)

 教会旋法の中の一つ。↓これです。クリックすると音が出ます。

 もうお気づきですね。現代の長調と同じです。12〜13世紀には多用されるようになってました。あ、「f」は「フィナリス」つまり終止音で、現在の音階でいう「主音」にあたります。「d」は「ドミナント」つまり支配音で、これは今と同じですね。日本語では「属音」という名前に現在では変化しています。…ちょっとわかりにくいですかあ?そしたら、こういう事です。終止音とか主音というのは…やっぱ後でやりますね。m(__)m

いおん いおん(??)

 1)「倚音」(appoggiatura<伊>)として:和声学の言葉で、ちゃんとハモる協和音の中で、もったいつけて後でハモる、大体半音上か下の不協和音程の音。いわゆるフェイント。例えば、ミソドを二拍延ばすところを、ミソを二拍延ばしていて、素直にドを二拍延ばさず、一拍目をシとか、レ♭にしている、正にこいつらで、次にはもったいつけてドが出てきます。
 2)(新潟弁)として:「いいますか?」「どういう名前ですか?」「どう読みますか?」という意味で、正しくは「いうぉん」と発音し、表記は「いをん」とも。以下の凡例でしばしば、というかとてつもなくしょっちゅう用いられる。
凡例:「おめさんどこから来たんね?」「おら善道から来たわ。」「なーめわぁ?なんていおん?」「弾正てんら。」
対訳:「はじめまして。どこから来ましたか?」「私は善道町から来ました。」「何という名前ですか?」「弾正といいます。」

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(2001年9月24日アップロード分)

怒りの日 Dies irae(ラ)

 「ディエス・イレ」と言ったほうがお馴染かもしれません。レクイエム「死者のためのミサ」で歌われる曲で、ベルリオーズの「幻想交響曲」、リストの「死の舞踏」、ラフマニノフの「死の島」などで、引用されている、あのくら〜い、くら〜い曲です。ちょっと分かりにくいかもしれませんが、この三曲を聞くと、あっ!って分かりますよ。(^o^)…ってゆーか、そのものを聞いたほうが早いだろう!!

いかりや長介 いかりや・ちょうすけ 1931〜(人)

 え〜、何を無理矢理な!とか、何を血迷ってるんだ!とか、抗議が殺到しそうですが、このお方、とてつもなく全うに音楽家です。ベーシストです。最近、CMでもお馴染ですね。ってゆうか、オレの年がバレバレですが、立派にザ・ドリフターズは、バンドでした。…上に「コミック」が付いてしまいますが。ビートルズの武道館公演の前座を務めたところからも、その実力はわかりますね。笑いを取る為には、卓越した演奏技能が不可欠なんです。
 はい、ザ・ドリフターズのリーダーさんです。独学でギターを修め、その後、ミュージックホールでスチールギターを弾き、ミラーボールに見とれてばかりの為に、プロデューサーの「お前はメロだめだ」の一言でベースへ転向、それが大正解で、とてつもなくうまくなってしまいました。正に、リストラされて中小企業へ行ったら大ヒット商品で大もうけ…的な?(^.^;)
 …オチまで無理矢理だなあ(^.^;)

イギリス組曲 Englische Suiten(独)

 J.S.バッハ作曲の組曲。クラヴィア用に書かれており、6つあります。え〜、実はこのタイトル、本人が付けたのではないそうです。だから、今日から弾正作曲の「YOTAROWウエスタンのテーマ」は、「ごめんね聡子」になりました、なんて死後に言われても、弾正にはどうすることも出来ないわけで、ああ!だから作曲家なんて哀しい!なんて思ったりするオレですが、別に死んでるわけだから、まあいいや。…しおしお

生田 検校 いくた・けんぎょう 1655〜1715(人)

 お箏の「生田流」の創設者です。つまり初代家元…って事なのかなあ?八橋検校(やつはしけんぎょう)の弟子の北島検校の更に弟子。ああっ!!ややっこしい!!検校オンパレードって感じですが、何で下の名前揃えたんでしょうねえ?大謎だったりします。今で言えば五月みどりの妹が小松みどりだって位大謎です。
 生田流の生みの親であるばかりでなく、箏と三味線による合奏形態を作り出し、定着させ、更にそれがやりやすい様に爪だとか、チューニング法を開拓したという、正に日本のハイドン。凄いっ!!

生田流 いくたりゅう(日)

 …って、いい加減にしろっ!!(゜▽゜)\(−−;)前述の「生田検校」をご覧下さい。m(__)m

井口 基成 いぐち・もとなり 1908〜1983(人)

 日本のピアニスト。東京音楽学校出身で、フランス留学後に母校の教授となり、日本芸術院賞、毎日音楽賞を受賞。その後桐朋音楽学園の名誉学長になり…という事よりも、私たち音楽家にとっては、特にピアニストではない人にとっては、日本演奏家連盟の理事長として、名が知られておりました。

イーグルス Eagles(英)

 ウェルカムットゥッザ・ホテ〜ル・カ〜リフォ〜ニアッ♪…もう、おやぢのカラオケでお馴染です。って、うなってたりするオレですが、おやぢぢゃありませんっ!!
 1971年に結成、レコード会社との契約をし、ファーストアルバムが「イーグルス」という、正に今で言えば男闘呼組のファーストアルバムが「男闘呼組」という…ぢゃあ、オレのファーストアルバムって…何なんだろう??あ、そか、あれが最初だわ。「武蔵野音楽大学ウインド・オーケストラvol??」…これでいいのかオレ??…しおしお
 あ、イーグルスでした。あの独特の雰囲気って何から来るんでしょう?タダのロックぢゃないですよねえ。そう、アメリカンロックの大御所である彼らの世界は、立派にアメリカのフォークソング等からの系譜を持っているんです。ハードな事やっても、バラードやっても、やはりアメリカンテイストです。

池内 友次郎 いけのうち・ともじろう 1906〜1991(人)

 作曲家の大御所。パリ音楽院で学び、帰国後は東京芸術大学名誉教授。1961年、レジオン・ドヌール・シュヴァリエ勲章を受勲。という、華々しい経歴の持ち主ですが、音大へ行くと、必ず誰でもお世話になる、「対位法」という本の著者として有名です。

池辺 晋一郎 いけべ・しんいちろう 1943〜(人)

 作曲家。1966年、東京芸術大学在学中に、何と日本音楽コンクールで第1位を受賞しました。ここのところ、ポイントです。実は、弾正のホルンの師、山本真氏(N響ホルン奏者)もそうなんですよ。在学中ですよ、在学中。凄いですねえ。
 その後は賞を取りまくり、大河ドラマのテーマを作曲する傍ら、N響アワーにも出演。でも本当はオペラ作家として著名な方です。代表作は、オペラ「耳なし芳一」「おしち」等。作曲数、多いです。分野もバレエありの歌曲ありの、室内楽ありの、何でもありです。そしてその極め付けが、「未来少年コナン」です。はい、誰のことなのか、よおく分かりましたねえ。(^o^)…っておいっ!!個人的な趣味でやるなよ、オレ。あ、ちなみにですねえ、黒沢映画の「影武者」「夢」「まぁだだよ」もこの方です。

イーゴリ公 Prince Igol(英)

 ボロディン作のオペラ。脚本・作曲をやってのけました。正に弾正の目標。やりて〜よ、オレ、なわけですが、ストーリーは韃靼人(ダッタン人)と闘うイーゴリ公の物語で、愛国精神に満ち溢れた作品です。実はこの作品…といっても有名な話だったりしますが、ボロディンが志し半ばで尽きた為、死後にリムスキー=コルサコフとグラズノフが補完しました。ああ、オレも志し半ばで倒れたら、あら、あなた、あたしがあなたの志を受け継いで、立派に完成させて見せますわっ!とか言う、出来れば奇麗で性格のいい姉ちゃん、いたらいいなあ…( ̄ρ ̄)
 この作品の中で、最も有名なのが「ダッタン人の踊り」です。シングルカットされてリリースし、大ヒット、ってとこで、バレエ音楽にも使われてたりします。

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(2001年9月26日アップロード分)

イザイ, ウジェーヌ Yazaye Eugene 1858〜1931(人)

 ベルギーの音楽家。ヴァイオリン奏者であり、指揮者であり、作曲家であり、教授でありました。だから「音楽家」という事になります。一体何屋さん?と言われたら、そうなるでしょう。弾正もです。あ、私は教授ではありませんが。
 現在では、ヴァイオリンの為の作品で有名な人となってます。でも、元来はヴァイオリン奏者であり、指揮者で…キリがないのでやめます。

遺作 opus posthumus(ラ)

 1)作曲者の死後に発表された曲。通番で、「op.post」の後に数字が表記されるが、何せ本人の死後なので、別の人がつけてます。基本的には順不同です。だって遺品の中から見つけ出すわけですから、そりゃ正確にって方が無理でしょう。
 2)作曲家が、あ、もうだめ、死んじゃう!!って時にまだ描いてたりした曲。その生涯で最後となった作品と言うべきかも知れません。
 3)ぶっちゃけると、遺品とか遺産とかの仲間です。親族だとか、遺産継承権のある人たちにとっては、生前に作曲者から、「はい、これあげる」とか言われて持ってたり、また遺書だとか遺言だとかに、「これ、この人ね、そんでもってこれは、あの人」とか書いてあったりした場合は、名指しされた人にとってはそれが「遺作」になったりします。
 え?オレっすかあ?考えてるかって?いや、何でもいいっすよ。嫁に来てくれた人に、オレが先に死んだら、全部でもあげますっ!!だから、嫁に来て下さい!!…丁重にお断りされました。…またかよ〜(^.^;)
 まあ、どうせこの先結婚したとして、死ぬころには子供の方がかわいくなってたりすることがあるので、断言はしませんっ!!

イザーク, ハインリッヒ Isaac, Heinrich 1450(?)〜1517(人)

 フランドルの作曲家。フランドルってどこ?はい、世界地図とか地球儀見てくださ〜い(^o^)…って、もうねえよっ!!今はもう無いですね。これまた滅びた国である、ブルゴーニュの属領だったりしました。大体ベルギーから北フランスにかけての一帯にありました。
 とか何とか言いながら、実はこの人、活躍の場は全く別だったりします。あ、「フランドル」については、今後の知識にしといて下さい。後のお話で重要なキーワードになります。
 まずは、イタリアの富豪だか帝王だか分からん程のとんでもない一族、メディチ家の元で作曲活動を展開します。その後、ウイーンの皇帝に仕えて作曲活動をします。そしてかなり広いジャンルの歌曲を数多く残しました。宗教音楽はもとより、普通の、いわゆる歌曲を描いたり、更に、歌謡曲まで手を出してしまったという、日本で言えば…誰だ?(^.^;)

伊沢 修二 いざわ・しゅうじ 1851〜1917(人)

 近代日本の音楽教育の祖ともいえるのがこの人。アメリカへ留学し、ハーヴァード大学を卒業後日本へ帰国、洋楽の日本への移植に励んだ末に、初代東京音楽学校(現東京芸術大学)の「校長」となります。当時はまだ、学長ではなくて、校長だったんですねえ。だって音楽「学校」だもんっ…あ、そっか。
 実はそれだけに留まりません。いわゆる「教育者」という肩書きで呼ばれておりまして、音楽教育だけではなかったんですねえ。音楽を通して見れば、前述の通りですが、西欧諸国の教育の移入に著しく貢献したんです。つまり、教育全般が守備範囲でした。そして、東京高等師範学校長、文部省編集局長を経て、最後には貴族院議員にまでなってしまいました。正に音楽界のアントニオ猪木(大謎)

石井 歓 いしい・かん 1921〜(人)

 弾正の大先輩です。武蔵野音楽大学出身の作曲家です。あ、彼の卒業当時は「武蔵野音楽学校」でした。舞踊家の石井漠氏のご子息です。もうこの人といえば、誰が何と言っても合唱曲です。合唱曲を作らせたらもう、そりゃあもう、…ぜえっ、ぜえっ、少々興奮しすぎました。あ、そういえば、弾正はこの人の弟子とかではありません。実はですねえ、卒業後は、東京芸術大学で教鞭を取っていらっしゃいますので、いわゆる一つのヘッドハントですか?まあ、接点が「作曲」そのものしかないのであります。
 代表作は、作品数の多い人なので、これ!!とかいえないのですが、芸術祭賞を受賞したのが、「シンフォニア・アイヌ」です。あとは、無伴奏混成合唱のための曲で、「風紋」ですね。オペラでは「袈裟と盛遠」等々です。いや、マジ曲数が凄いんっすよお。(^.^;)

石桁 真礼生 いしたけ・まれお 1916〜1996(人)

 作曲家です。何せ幅広い音楽を作ったというのが最大の特徴です。いわゆる「和風」を貫徹なさってました。そして、実際に、管弦楽という編成にこだわらず、近代邦楽の作品も多く残しました。東京芸術大学の名誉教授でした。彼の門下生は本当に数多いです。
 代表作は、オペラ「卒塔婆小町」、カンタータ「千手観音」、歌曲「盲目の秋」、箏のための「協奏3章」などがあります。
 私の蔵書である、「楽式論」と、「楽典」(共著)の著者でもあります。本当にお世話になりました。

石丸 寛 いしまる・ひろし 1922〜1998(人)

 ネスカフェ・ゴールドブレンド・コンサートといえばこの人。弾正が個人的にお世話になった、九州交響楽団の生みの親です。意外かも知れませんが、中国の青島(チンタオ)出身で、東京音楽学校の器楽科を中退後、突然NHK交響楽団の臨時演奏会で指揮者としてデビューし、同団の正指揮者になってしまいました。
 プロの演奏家とのつながりとはまた別に、アマチュアの育成にとてつもなく熱心な方でした。他の指揮者に比べると、私自身確かに共演した回数は少ないです。全国のアマチュア演奏家ととても熱心に接し、常に心穏やかで、勘違いして天狗になっているアマチュア演奏家に噛みつかれても怒らなかったという逸話がある程です。本当に偉いよなあ。

石村 検校 いしむら・けんぎょう ?〜1642(人)

 また検校です。元々は琵琶法師でした。日本に三味線が伝来すると、興味を抱き、日本の三味線音楽の開祖的存在になってしまいました。ああ、何か伝来しないかなあ…(^.^;)
 さて、前回の出番でボケて終わってしまった「検校」ですが、いい加減に解説します。実はこれ、人名ではなくて、官位なんですねえ。あ、詳しくは「検校」でやります。…って、またかよぉ(^.^;)

イースト・コースト・ジャズ East Coast Jazz(英)

 え〜、そのまんまです。1950年代中盤の、ニューヨークを初めとする、アメリカ東海岸の黒人を中心としたモダン・ジャズの事です。白人中心のウエスト・コースト・ジャズに対する言葉です。あ、ウエスト・コースト・ジャズについては、後でやりませんっ!!ついでに今やっときます。つまりは、同時代に存在した、二極化したジャズのおのおのの主流の名前がこいつらです。日本で言えば上方落語と江戸前落語でしょうか?
 ウエスト・コースト・ジャズが、洗練した都会のサウンドを追い求めた、白人中心の編曲の技法による新しさを追及したのに対し、イースト・コースト・ジャズは、ブルースにこだわり、アドリブのソロにこだわった、激しくて、ヴァイタリティー溢れるサウンドを追及しており、別名が「ハード・バップ」といいます。

イスラエル・フィルハーモニック管弦楽団
Israel Philharmonic Orchestra(英)

 世界でもトップクラスの実力を誇るオーケストラ。他にも色々呼び方があります。イスラエル・フィルハーモニー交響楽団とかですね。でも、公式な名称を直訳すると、こんな感じですね。
 1936年に、ポーランドのヴァイオリンの名手、ブロニスラフ・フーベルマン(1882〜1948)の呼びかけで、世界中の名手を集めて結成され、当初の名前は「パレスチナ交響楽団」でした。この「世界中の名手」というのがミソです。実は当時、ナチスの脅威から逃れる為に、ヨーロッパ各地からユダヤ人演奏家が大量にこの国に流入して来ておりました。それも手伝い、何と、ウイーン・フィルの半数近くの演奏家達が、これに参加してしまうという結果になりました。つまり、創設当時の半数は、ウイーン・フィルの演奏家だったわけで、これで下手ならウソですよ。最初っからとてつもなくうまいオーケストラでした。
 最初のコンサートは、指揮が何と、あのトスカニーニでした。まあ、このオーケストラは、いつもこれ位の凄い人が指揮しているので、そんなに驚かなくてもいいのかも知れません。
 その後、1948年にイスラエルが独立を宣言してから、この名前になりました。今日、マン・オーディトリアムを本拠に活動中です。ズービン・メータとのカップリングで、皆さんよくご存知ですよね。その他にも多数の有名なプレイヤーが所属しております。

イーセン いーせん(??)

 1)「E線」として:ヴァイオリンやギターの、一番高い音を出す弦。もう通称になっちゃってます。元来の意味は、開放、つまり指で押さえない状態で「E」つまりミの音が出る弦、です。
 2)(隊):3000、3000円。詳しくは、「イー」をご参照下さい。m(__)m

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(2001年9月28日アップロード分)

痛い いたい(作)

 作曲家が、締め切り前に、それまで没頭していた作曲の中で、ふと間違いや失敗に気付き、もう取り返しがつかないという念を込めて発する言葉。
凡例:
担「先生、確か全部で27曲でしたよねえ。」
作「ああ、出来てるよ。これと、これと…(・O・;」
担「ま、まさか(・O・;」
作「一曲足りねえよ、あ〜あ、痛いなあ(>_<)ゞ」

イタリア奇想曲 Capriccio Italien(仏)

 チャイコフスキー作曲の管弦楽曲。op45。彼がイタリア滞在中の1880年に作曲したもので、イタリア民謡を素材に、チャイコ・サウンドが展開されます。あの明るいイタリア特有の旋律を、チャイコ特有の凍てつく様な和声と管弦楽法で展開して行くという、アンバランスによる驚異的なインパクトを持ちます。面白いです、本当に。

イタリア協奏曲 Italienische Konzert(独)

 バッハのクラヴィア用の作品で、1735年に出版した「クラヴィア練習曲集」の第2部に入ってました。当時のイタリアの協奏曲のスタイルを踏襲した作品で、これもまた逸品です。バッハの時代を妙に感じさせるのは、やはりポリフォニー(後でやるから、ねっ)の達人でありながら、前期古典派への動きと共存した、彼ならではの物でしょう。ぶっちゃけて言うと、旋律の集合体を作りながら、和声的に彩られている、って事です。いいなあ。

イタリア交響曲 Italienische Symphonie(独)

 メンデルスゾーン作曲の交響曲第4番イ長調op90。もう何の説明もいらないのでは?CMといえばこの曲って感じですからねえ。海外のオーケストラの来日公演でプログラムにあれば、絶対CMはこの曲になってしまってます。1831〜1833年に渡り作曲されました。うらやましいなあ。いいなあ。オレにも作曲にこれだけ時間くれないかなあ。あ、どうして「イタリア」かっていうと、イタリア旅行中の事を思い出しながら作ったからです。そして終楽章には、「サンタレロ」というサブタイトルがついてます。曲全体(?)にもサブタイトル、終楽章にもサブタイトル…まあいっか。イタリアなんだし。(大謎)
 一言でいえば、「元気」って事ですかねえ。

イタリアのハロルド Harold en Italie(仏)

 ベルリオーズのヴィオラ独奏付き交響曲op.16。1834年の作品です。元々はパガニーニ(後でやりますったら)にヴィオラの協奏曲の作曲を頼まれていて、その為のスケッチから作ってしまった、正に作曲界のエコロジー!!リサイクル!!弾正でいえば、弦楽四重奏曲「沖縄」の第3楽章を、金管五重奏のための「鳥の組曲」の「山原水鶏」(ヤンバルクイナ)にしちゃったよ〜ん、って事かなあ?ところで沖縄の楽譜、こぴってオレにくれよ、手書きなんだから。(^.^;)

イタリアの6 Italian sixth(英)

クリックすると音が出ます。
 え〜、和声楽の用語ですね。元々は経過音(ほんっとに後でやりますから)とか、倚音だとかが曲中に出てきていて、そいつらが中々いい響きだったりしたもんですから、和声として独立してしまい、その名の通り、イタリアで流行して使われるようになった、と思われてます。本当はどうなんでしょうかねえ??
 まあ、そういった事は抜きにしますと、下属和音(あ・と・で)の根音(や・り・ま・す・よ)が半音上がったって事です。この楽譜で言うと、これはイ短調でして、レファラのレに#が付いてますねえ。この事を言ってるんですよ。それで何で「6」なのかって言うと、バス、つまり一番低い音を見て下さい。レファラの和音の下から2番目の「ファ」になってますねえ。つまり、これが第一展開形って事になります。そして、ソプラノ、アルト、テナーには、バスと同じ「ファ」がありませんねえ。これは禁則だからなんです。これを和声楽では、「6の和音」といいます。わかりましたかあ?(^o^)

イタリア風序曲 Italian overture(英)

 え〜、ある特定の曲のタイトルではありません。ちょっと意外でしょう。17世紀末に、こいつの火付け役になったスカルラッティが、オペラで初めて使いました。急〜緩〜急の三部形式になっていて、交響曲の第一楽章の元になり、18世紀中ごろまで流行した、序曲のスタイルです。ライバルはフランス風序曲。これも後でやります。本当ですっ!!
 特徴としては、当時にはまだ珍しく和声主体の「ホモフォニー」というスタイルで書かれています。当時の主流は、ポリフォニーです。複旋律様式ですね。

イーチ いーち(隊)

 1)「血」の事。以下の凡例の通り用いられる。
凡例:「昨日のゴトシ、どうだった?」「ツイキ、チーキョクでよう、もう唇からイーチが出そうだったよ。」
対訳:「昨日の仕事はいかがでしたか?」「きつくてどうしようもなくて、唇から血が出る程でした。」
 2)元武蔵野音楽大学ホルン科講師、小沢千尋氏の、楽隊の間での愛称。現在は北海道教育大学助教授です。弾正の、音大時代の1〜2年生の時のホルンの先生です。

一弦琴 いちげんきん(日)

 その名の通り、弦が一本の琴。和楽器です。弦は絹糸で、フレットまでは行きませんが、同じ発想による、目印がついてます。幕末に大流行した楽器です。あ、常連さんでは無い人の事は、「一見さん」であって、「いちげんきん」ではありませんっ!!

壱越、壱越調 いちこつ、いちこつちょう(日)

 壱越は、古代中国や日本で用いられた「十二律」という音階の音名で、レの音の事です。そしてこの壱越を「宮」つまり主音とする音階が壱越調で、唐楽六調子の中のひとつです。大謎でしょう。後でやりますからね。

一部形式 one part form(英)

 え〜、三部形式と同じ単位でそれが一部で構成されていて、詳しくは猿音の三部形式を…って来ると思ったでしょう。今日はちゃんとやりますっ!!
 曲を形式にあてはめようと細分化した時に、その最小単位一つで構成されている物が、一部形式です。つまり、あるまとまりの集合体として曲を捉えると、それが一つで完結してしまっているもの、って事です。一つの終止で完結してる、ともいえますね。大体は8小節単位だったりしてます。ソナタや変奏曲の主題などで見ることが出来ます。

いちょう いちょう(日)

 1)「移調」として:曲全体の調をずらすこと。ぶっちゃけて言うと、曲全体を、含まれている全ての音符を全く等間隔に、上か下にずらす、って事です。
 2)「銀杏」として:弾正の1999年作曲の、金管五重奏のための「樹の組曲」の中の一曲。都会的でポップなサウンドで、幹線道路を疾走するバイクの秋の風物詩、ぎんなん爆弾を描いており、ぎんなんがヘルメットやそのシールドにぶつかる音や、ぎんなんが車輪にひかれる音も描写している。

移調楽器 transposing instrument(英)

 主音が「ド」ではない楽器の事。つまり、パート譜の「ド」が、実音の「ド」になっていない楽器の事。現在では、作曲家のエゴなのか、演奏家の妥協なのか、移調楽器なのに移調譜ではない事もあります。だから、こういった定義の仕方は、ちょっと無理があるかも知れません。
 一般的なオーケストラと吹奏楽に限っていうと、以下の楽器達です。
木管楽器:イングリッシュホルン、クラリネット、サックス全部
金管楽器:C管以外のトランペット、ホルン

イーッス いーっす(対)

 楽隊同士の挨拶の言葉。発祥ははっきりとは不明だが、こんにちわ→ちわっす→チーッス→イーッスとなったと思われる。縮めてイッスとも、イーともいう。実際の使われ方は、Ciaoの様に、場面や意味を問わず、挨拶の言葉として使う。

一千人の交響曲 Symphonie der Taisend(独)

 ご存知マーラー作曲の交響曲第8番変ホ長調。1906〜1907年に作曲されました。え〜、大きい管弦楽に独唱、合唱、ここまではまだ普通ですが、そこに児童合唱が入ります。東京文化会館大ホールの定番だったりしますね。ギネスにも載っている曲で、何せ大人数を使います。たまに本当に千人でやったりしますね。

一中節 いっちゅうぶし(日)

 浄瑠璃の種目の中の一つ。都太夫一中(みやこだゆういっちゅう)が作ったので、この名前があります。あ、この人は京都の人で、一中節は、1700年頃に始められました。ちなみにこの人の弟子は、都太夫半中(みやこだゆうはんちゅう)です。一の弟子で、半分です。わかりやすいっ!!半中は江戸へ行って、豊後節を開きました。あ、そうそう、間違えやすいのですが、げっちゅうは、カラオケの時の掛け声であって、この一門の人ではありませんっ!!ここもテストの引っかけで出ます。…とか言って、月中って人がいたらどうするんだよ、オレ…

井筒 いづつ(日)

 世阿弥が作った名曲です。能三番目物の曲名です。伊勢物語が元ネタで、業平と紀有常の娘の恋愛を、しっとりと描いてます。

一点音 one-lined octave(英)

 真ん中のドから、その上のシまでの1オクターヴの音の事。「ハ」の上に「・」を付けて表記して、「一点ハ」って読みます。ああ、HTMLだとちゃんと書けないいいっ!!

イッポリトフ=イヴァノフ, ミハイル
Ippolitov-Ivanov, Mikhail 1859〜1935(人)

 …ってなげえ名前っ!!迷惑なっ!!まあ、アイネクよかマシです。ロシアの作曲家です。組曲「コーカサスの風景」でお馴染ですね。実はこの人、リムスキー・コルサコフのお弟子さんなんですよ。1906年にはモスクワ音楽院長になり、ソヴィエト連邦成立後は、ソヴィエト音楽界のドンとして君臨してました。日本でいえば、音楽界の黒沢明(大謎)

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(2001年9月30日アップロード分)

イデー・フィクス idee fixe(仏)

 はい、ようやく劇音楽家の真骨頂の登場ですね。こういう言葉の含蓄たれたくって、うずうずしてたんですよぉ。(^o^)
 固定楽想と訳される事もありますね。いわゆる、一つのキャラクターに、象徴的な旋律を与え、それを場面に応じて展開させて行く、という手法です。ベルリオーズが「幻想交響曲」で、恋人のテーマとして使ったのが初めてです。これとそっくりな手法に、ワーグナーやR・シュトラウス等が用いた「ライト・モティーフ」という手法がありますが、イデー・フィクスとは若干違うので、注意が必要です。あ、音大の某先生から、ライト・モティーフを最初に使ったのはベルリオーズだと私は習ってました。それくらいそっくりなんですよね。
 ではどう違うのかというと、この「イデー・フィクス」は、啓示的に、また象徴的に、単体で使った場合だと思って、大体正解です。ライト・モティーフについては、後でやります。
 こういった、キャラクターなんかに旋律を割り振る手法は、循環原理によって考え出された物です。どちらも、同じものを表す為に、同じ旋律を展開させて、少しでも描き出しているストーリーを分かりやすくしよう、という配慮によるものなんですね。正に、「総合芸術」への歩み、その物で、文学と音楽の結びつきという点に於いては、この「イデー・フィクス」と「ライト・モティーフ」抜きには語れません。

移動ド唱法 movable do(英)

 おおおっ!!ウチの辞書、EG-BRIDGEが一発変換できましたっ!!すばらしいっ!!適当なボケを期待したのになあ。移動ド唱法…移動ド唱法…やっぱちゃんと変換しちゃうなあ(^.^;)
 まあ、そんな事はおいといて\(^^\)、これはソルフェージュする時の用語です。世の中には実に色々な調があります。長調と短調、とかそういった事ではなく、長調なら、ハ長調だのヘ長調だの、短調なら…以下同文、それでですねえ、曲を覚えてちゃんと歌える様になる前に、譜読みは不可欠ですよね。そんな時に、固定音でもって歌うのが楽な人と、器用な事に、全部ハ長調とイ短調に直して、音程を変えずに歌うのが楽な人がいるんですよ。つまり、ヘ長調の時には、ファの音を強引にドと読んで、ソの音はレ、という風に読み替えるんですね。長調の主音をド、短調の主音をラと読んで譲らない歌い方が、これです。器用だ。
 利点としては、和声分析がとてつもなく楽になります。長調の第3音だから音程下げて、短調の第3音だから逆に上げて、というのが一発でわかってしまいます。ハモらそうと思ったら、何せこれです。うん。ところが、欠点だってちゃんとあります。そう、転調したときなんですねえ。転調するとどうするか…例えばヘ長調から変ホ長調に転調した場合は、ヘ長調の間はファの事をドって読んでたのを、転調した瞬間、今度はシ♭をドって読みます。器用だ、つくづく器用だ。
 ドが、調によって移動するので、この名前が付きました。あ、弾正はホルン吹きなので、やっぱできます。だってホルンの楽譜って…「ホルン」でやります。

イドメネオ Idomeneo(ギ?)

 モーツァルト作曲のオペラのタイトル。「クレタ王イドメネオ」ともいいます。三幕もので、モーツァルト中期の傑作です。脚本はヴァレスコによります。ギリシャのアガメムノン伝説に基づいてます。ってゆーか、見れば分かりますよね。初演は1781年、ミュンヘンでした。あ、どうして(ギ?)なのかというと、ギリシャ語の固有名詞で、脚本がイタリア語なので、どっちがどっちなのか、オレが大謎だったからです。辞典作る様なヤツの言う事かよ…しおしお

糸を紡ぐグレートヒェン Gretchen am Spinnrade(独)

 シューベルトが1814年に作曲した歌曲で、D118(op.2)です。伴奏がピアノで、そのピアノが、糸車を表現してます。歌は、恋人を失って悲しいよぉ、という内容です。正にドイツの「Stay with me, forever!!」…ってオレの曲なんだけど…知らねえよなあ、誰も(^.^;)

田舎節 いなかぶし(日)

 陽旋法の別名です。何故こんなかわいそうな名前かというと、…陰旋法を都節(みやこぶし)と呼ぶのに対して、って事です。実際、都節は都会の音楽で、田舎節は、田舎というか、庶民に定着した音楽で、それぞれ用いられた、「音階」です。とまあ、ここまでは一般論。では、実際はどうなのかというと、これ、実は明治時代に日本の音楽の体系化を図った時に作られた言葉なんです。それで、実際はこんな意味ではなくて、音階の中に半音を含む物が陰旋法、含まないものが陽旋法って事になりました。だからって田舎…わけわかりません。

井上 武士 いのうえ・たけし 1894〜1974(人)

 教育者として著名な方です。肩書きは…多過ぎたので割愛させて頂きます。「音楽教育精義」という本の著者です。
 …誰だかわかりませんよねえ(^.^;) はいっ、ここで終わったら佐々木の辞典の名折れです。一言で片づけましょう。「うみ」を作曲した人です。わかりましたかあ?…でも作曲家ではないですよ。ここ、引っかけで…って、テストっていつ?(^.^;)

伊庭 孝 いば・たかし 1887〜1937(人)

 一言で言ってしまうと、評論家という事になります。評論家って、何なんでしょうねえ??大謎です。まあ、それはおいといて\(^^\)、著者として、有り難い本を残してくれました。「日本音楽概論」と「日本音楽史」です。音大生にはお馴染です。それにしても評論家って…

イーヒ いーひ(隊)

 「火」という意味。以下の凡例の通り用いられる。
凡例:「(・O・;」「どしたあ?」「あれ?あれ?ない(^.^;)」「なに、どうしたんだよ?」「わりい、ちょっとイーヒしーかたいし」「なんだ、早く言えよ。」
対訳:「あっ」「どうしましたか?」「あれ?あれ?ありません」「一体どうしたんですか?」「申し訳御座いませんが、火を貸して下さい。」「そうですか。早く言って下さい。」

イフィゲニア Iphigenie(仏)

 グルックのオペラで、以下の二つがあります。「アウリスのイフィゲニア」(Iphigenie en Aulide:ラシーヌの悲劇による)と、「タウリスのイフィゲニア」(Iohigenie en Tauride)です。どちらも古代ギリシャのエウリビデスの悲劇に基づいてます。
 え〜、弾正の劇音楽でも、YOTAROW侍というのがあります。今のとこ3つあります。他にYOTAROWウエスタンもあります。でもなあ、数で勝負してどうするっちうの(^.^;)

威風堂々 Pomp and Circumstance(英)

 ご存知エルガーの最高傑作です。ちょっと知られてないかも知れませんが、1〜5番まであります。皆さんご存知なのは第1番です。あ、今巨人軍の長島監督と槙原、村田、斉藤の引退式が終わって、ちょうどテレビからこの曲が流れて来てますっ!!凄いっ!!
 え〜、こんな事で喜んでる場合ではないです。(^.^;) この曲、第二次世界大戦では連合国軍のテーマでした。一方ナチスは…R・シュトラウスの作品群だったのですが、当のR・シュトラウスが愛想を尽かしてスイスへ亡命しちゃいました。それでナチスの士気が落ちて負けた…って事はねえよなあ

伊福部 昭 いふくべ・あきら 1914〜(人)

 (^o^)へっへ〜♪ そうですよ、ご存知映画「ゴジラ」の「ゴジラのテーマ」の作曲者です。「ゴジラ」は何人かの作曲家が携わってますが、その中で、ずばりゴジラのテーマがこの人なんです。
 でも、我々音楽家にとっては、まったく別の顔を持ってます。東京音楽大学の学長さんです。更に、我々作曲家が著しくお世話になっている、「管弦楽法」という本の著者でもあります。更にうらやましい事に、実はチェレプニンのお弟子さんなんですよ。本当にうらやましいです。チェレプニンは、ホルンの曲集でもお馴染の作曲家です。

イベリア Iberia(西っていうか、スペインの昔の名前)

 1)ドビュッシーが1908年に作曲した、管弦楽曲「映像」第3集の中の第2曲。
 2)アルベニスのピアノ組曲。全12曲で、1905〜1909年に作曲。
 …つまり、こいつらかぶってるって事です。作る方はほんっと大変なんっすよ。安直に責めないで下さいね。

イベール, ジャック Ibert, Jacques 1890〜1962(人)

 フランスの作曲家です。ちょっと、もう、モロにツボなんっすけど(^.^;) え〜、室内楽といえばこの人です。本当にいい音作ります。
 一部の評論家は、ドビュッシーやラヴェルとひとくくりにしてしまいますが、そうとも言い切れないです。本当のところ、彼らの流れを汲んでいないわけではないのですが、独特な和声感の与えるインパクトの強さが、それを完全に払拭してます。アナリーゼでは見えてこない何かが、確実に存在しています。「パリジャン特有のウイットに富んだセンス」という評価を、ジャン・フランセーと共に受けてます。くくるんなら、こっちだと思うんだけどなあ…
 代表作は、交響組曲「寄港地」、ピアノ曲集「物語」、室内管弦楽のための「喜遊曲」などなど。皆さん、特に室内楽はお勧めです。レコード屋さんの「室内楽」のコーナーに、沢山あります。是非是非聴いてみて下さいね。やってて楽しいし、聴いてても楽しいですよ。

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(2001年10月 2日アップロード分)

今様 いまよう(日)

 平安時代の末頃から鎌倉時代の初めの頃に流行した歌。「今様」に言えばニューミュージックって事ですかねえ。実は、単なる自然発生しただけの歌謡曲ではないらしいです。皆さん、声明(しょうみょう)ってご存知ですよね。そうです、お寺でやってる旋律のあるみたいな読経、あれが中世、つまり平安期に歌へと進化し、更にこれになった、といわれてます。特徴は、歌詞が五七調になってるところですね。あ、五七調は、音楽用語ではなくて、皆さんご存知の、文学の五七調の事です。そして、先程の系譜は単に系譜に過ぎず、仏教がどうのという内容の歌ではありません。いわゆる歌謡曲です。遊女や、今でいう芸者さんの様な女芸人によって、広く「お座敷」で親しまれ、何と、あの後白河上皇が、「梁塵秘抄」(りょうじんひしょう)という歌集を編纂してます。この歌集は、私のEG-BridgeというIMが、何の迷いも無く、固有名詞として一発変換出来てしまった程有名です。今でいえば、開かれた皇室を目指し、歌謡曲の人にピアノコンチェルトを作らせて御前演奏させた今上天皇!!…ちょっと無理矢理(^.^;)

イ・ムジチ合奏団 I Musici(伊)

 現代イタリアを代表する、というより、世界の頂点に君臨する、弦楽合奏団。イ・ムジチは、英語にすると、The Musicです。日本で言えば、N響のメンバーなんかで組織された室内合奏団、「東京クインテット」みたいな?まあ、それはおいといて\(^^\)、1952年に、フィリックス・アーヨが結成して以来、室内合奏団としては稀ですが、現在に至るまで存続しているという、正に世界無形文化財!!(ねえよ(^.^;))リーダー始め、メンバーも次々と代わってはおりますが、一つの団体として存続しているというのは、本当に凄い事です。ビバルディーの「四季」は、特に皆さんにもお馴染の名演ですよね。このままずっと続いて欲しいなあ。

イムヌス hymnus(ラ)

 キリスト教会の聖務日課(仏教でいえば勤行)の時に歌われた賛歌。東方諸教会で、広く親しまれ、賛歌の総称にまでなってしまいました。元々は、4世紀頃にシリアで確立されたんですが、アンブロシウスがそれを西方へ伝え、ラテン語イムヌスの原形となる「アンブロシウス賛歌」を作り、それ以降聖務日課で歌われるようになったとされています。日本でいえば、遣唐使となった最澄と空海が声明を中国から持ち帰り、日本に定着させてしまった…みたいな?

異名同音 enharmonics(英)

 平均律で、実は同じなのに別々の読み方というか記譜になっている音の事。例えば「レ♭」と「ド#」なんかです。これは作曲家によって違いますが、平均律用と割り切って作曲した場合は、より読みやすい書き方をしますね。例えば、ト長調みたいなシャープ系の調整で先程の音が出てきた場合は、ド#にする、とか、もう一つは和声分析をして正しい方ですね。つまり後者は、純正調を意識して、とも言えますが、こちらも「読みやすさ」ではなく、「分かりやすさ」を意識した結果という事が出来ます。つまる所、どちらにしても、演奏者に「どう意識させたいか」という作曲家の意志が見えるのが、この異名同音です。あ、一部の日本人の音楽家や評論家が、しばしば英語で、「エンハーモニクス」と言ってしまってますが、異名同音の事だって覚えておいて下さいね。

異名同音的転換 enharmonic change(英)

 え〜、無駄に項目を増やそうという魂胆がみえみえだったりしますが(^.^;) ついでにこれも覚えておきましょう。不親切なCDやレコード等の解説では、これだけで済ませちゃってる場合がありますので。
 曲の途中で別な調へ変わる事を、「転調」っていいますね。その「転調」をするときに、橋渡しになる部分で、元の調と転調した先の調で、音を共有する事があります。この、両方の別々な都合で使われている音や和音が共有されていて、転調を果たしている「転換」の手法を、「異名同音的転換」って言います。
 かなりの例があるので、一概には言えないです。むしろそうなっていない転調を探すのが一苦労な位です。ただ、これは楽譜が読める人にしか分からない説明になってしまって恐縮なんですが、ハ長調からト長調へ転調する場合に、「シレファ」という音は、ハ長調の第7和音としても、ト長調の第3和音としても解釈が可能ですよね。この状態で共有している事です。
 では楽譜の読めない人にはどう説明しましょうか?…あ、そうです。男性の画像から女性の画像にモーフィングをかける場合、間にニューハーフの画像を入れた場合、そのニューハーフの画像が、これです。
 異名同音と違い、機能和声の要素について、主に使われるのがこの言葉です。

入野 義朗 いりの・よしろう 1921〜1980(人)

 日本における、現代音楽の先生と言っても過言ではない作曲家。私自身、入野「先生」と呼んでしまいます。現代作曲家にとっては登竜門ともなる手法、「十二音技法」を日本に紹介し、広め、自らも極めた人です。桐朋学園大学で教授をする傍ら、20世紀音楽研究所、東京音楽企画研究所を主宰しました。
 代表作は、小管弦楽のための「シンフォニエッタ」、「交響曲シンフォニア」等があります。それよりも何よりも、シェーンベルクの本の翻訳者として有名で、私もお世話になっている「12音による作曲技法」という本や、「シェーンベルクとその楽派」という本の翻訳をしました。

岩城 宏之 いわき・ひろゆき 1932〜(人)

 世界的な指揮者の中の一人。本当にお忙しそうです。お身体にくれぐれもご自愛下さい。って言いたくなりますよ、本当に。とてつもなく掛け持ちしてます。
 オーケストラ・アンサンブル金沢の音楽監督、NHK交響楽団終身正指揮者、札幌交響楽団正指揮者、メルボルン交響楽団常任指揮者、アトランタ交響楽団首席客演指揮者
 本当に心配になっちゃいますよねえ。お願いですから、適当に休んで下さいね。

岩清水 いわしみず(日)

 尺八、都山流(とざんりゅう)の、流派独自の曲の曲名。中尾都山の作曲で、岩清水八幡宮で、水が流れている様子のスケッチから起こした…今風に言えばそうです。これは名曲ですよ。(^o^)

巌本 真理 いわもと・まり 1926〜1979(人)

 ヴァイオリン奏者。巌本真理弦楽四重奏団でお馴染でしたね。特に晩年は、ソリストとしてのイメージよりも、こちらの方が強かったです。この弦楽四重奏団は、1964年に結成したとか。東京オリンピック、新幹線、新潟大地震、そして弾正が生まれ…(^.^;)
 あ〜あ、年ばれちゃったよぉ(^.^;)

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(2001年10月 4日アップロード分)

イン〜 in 〜(英)

 「〜で」という意味。以下の様に他の言葉と共に、しばしば用いられる。
 1)イン・アー(im A<独> in A<英>):読みはドイツ語の方です。移調楽器の記譜に於いて、「ド」の表記が実音で「A」(ラ)となっている楽譜の事。また、主音がA(ラ)になっている移調楽器を、調性の区別の為に呼ぶときの呼び方。クラリネットや、古いホルンの楽譜や楽器等で用いられます。ちなみに、アー(A)に限らず、続けてドイツ語読みの音名を言って、同じように使います。イン・エフだとか、イン・ベー(B♭)だとか。
 2)イン・テンポ(in tempo<英>):速度標語としても見かけるこの言葉ですが、速度標語の時には、「テンポが狂いがちだけどちゃんとやれよなっ!!」という意味だったり、ア・テンポと同じように使ったりします。速度標語では無いときですが、大体は練習の時等に、指揮者だとか、室内楽の場合はおのおのだとかが、「ここはテンポが動きがちだけど、ちゃんとやろうぜっ!!」という意味で言います。両者に共通した意味は、「きっちりとテンポを維持して」という部分です。これがこの言葉の意味そのものです。…ぢゃあ最初っからそう書けよ!!(^.^;)

インヴェンション invention(英)

 英単語としての元々の意味は、発明、発明品、発明する才、虚構、作り話という事です。では音楽ではどうでしょう?大体ですねえ、元々の意味が両極端だったりしますよねえ。いわゆる「突拍子もない」というニュアンスの言葉です。これでわかりましたかあ?(^o^)
 音楽では、多旋律様式(ポリフォニー、あとでやりますってばっ!!)で作られた器楽のための小品、という意味です。この言葉のそもそもの意味であるところの、「創意」とか、「発明する才」の方です。現代とはやはり言葉のニュアンス自体が違ったって事なんでしょうかねえ?
 特にバッハの作品はお馴染ですよね。「インヴェンションとシンフォニア」だとか、「インヴェンションとフーガ」だとか。こういった、こぢんまりとした作品で、旋律の集合体として成立しているものを、インヴェンションといいますが、一つ注意して頂きたい事があります。ここからが、「佐々木の辞典」のいいところです。よく読んで下さいね。え〜、インヴェンションといいますけど、但し、作曲者が「インヴェンション」と名付けない限りは、滅多な事では、インヴェンションとは言いませんっ!!…おおおっ、また言い切ってるよ、オレ(^.^;)

イングリッシュ・ホルン English Horn(英)

 え〜、最初にお断りしときます。この楽器に限らず、楽器には言語によって色々と呼び名があります。でも、労力の無駄なので、一回しかやりませんっ!!
 この場合は、この英語の呼び方の他に、「コール・アングレ(仏)」とか、「コルノ・アングレーゼ(伊)」とかありますけど、意味は全く一緒ですから、「イングリッシュ・ホルン」だけで我慢してくださいっ!!
 この楽器は、ホルンではありませんっ!!オーボエの仲間というか、もっと近い存在です。オーボエ奏者が演奏しますし、楽器の構造自体も、オーボエそっくりです。オーボエよりも低音域を受け持ち、移調楽器で、F管です。つまりイン・エフですね。特徴は、オーボエと同じ「ダブル・リード」という、リード、つまり葦で作った発音体を2枚重ね合わせ、糸でもって管にくくりつけ、更に巻いた糸の上から大体はマニキュアとかを塗って固め、それをくわえて吹いて音を出します。オーボエよりも管が長く、そのため、運指に工夫が必要となり、オーボエとは違って、管の一番上にリードがあるのではなく、途中から導入管がにょきっと出てまして、そこにリードを付けます。そして楽器の一番下ですが、オーボエの様にラッパ状にはなってなくて、丸くまとまった形状をしております。
 ドヴォルザークの「新世界」の、緩徐楽章の美しいソロでお馴染ですよね。このソロの部分は、しばしばCMにも使われております。
 この楽器は、19世紀初頭に作られ、オーボエ・ダ・カッチャという楽器と、完全に取って代わってしまいました。それだけ良く出来た楽器なんです。

印象主義 impressionism(英)

 近代フランスで生まれた、絵画に起因する音楽。絵画の世界では、写真の定着によるリアリズムへの疑問などから、独創性だとか、非現実性を求めた作風への移行が、19世紀末頃の風潮としてありました。マネの「笛を吹く少年」が起爆剤となり、印象主義が開花する事になりましたね。この作品自体が、リアリズムとは別物の凄さを求めた結果であり、その発想から、浮世絵の手法を採り入れるという道が開け、ジャパネスク文化の誕生ともなりました。
 音楽もそれに誘発されるように動きました。クロード・ドビュッシーは、ローマ大賞を、カンタータで受賞し注目を集めましたが、その後ローマでの一人暮らしがいやになり、楽壇から遠ざかるように生活し始めました。そんな生活の中で、印象主義の詩に没頭したといいます。その結果生まれたのが、音楽の印象派の始まりと言われている、「牧神の午後への前奏曲」です。ドビュッシーは、新聞のインタビューの中で、「古典的な定型になっている繰り返しを廃絶し、新しい音楽を作りだした」と答えています。
 その後、ラヴェルの登場もあり、印象派は一派として脚光を浴びる様になります。この楽派も、美術の印象主義と同じく、所々に日本を意識した、ジャパネスクの片鱗を見ることができます。
 特徴は、まず何といってもオーケストレーション、つまり管弦楽法です。従来の、「この楽器はここで集まってこれやって、それで、あんたはこれね、それで…」という、建築的な管弦楽法とは違い、第1ヴァイオリン1パートが12声部に別れる、等の一種特有なオーケストレーションを持っております。その結果、美術の印象主義の様な、淡い色合いの音色を音楽の世界にもたらしました。また、弦楽器にミュート(弱音器)を付け、くすんだ音色を徹底して狙ったりしてます。
 オーケストレーションの他はどうでしょう?まず音階が上げられます。ペンタトニックという、6音音階を積極的に採り入れております。これが東洋的な、というか、ジャパネスクの香を感じさせます。子供とか、弾正が子供の頃もそうでしたが、ふざけて「中国(^o^)」とか言いながらピアノで弾く、あれです。それとホールトーンという全音音階も使います。これは、隣り合う音符同士の距離が、全て全音になっており、等間隔で並ぶ音階のことです。「あらあら不思議」という、理科の授業のテレビでお馴染の、あれです。また、和声も特有で、それまでの和声楽では禁則とされていた、完全四度(ドとファの位置関係)を連続させるという暴挙を、実にエレガントに成し遂げてしまってます。ドビュッシーが言うには、「これは完全四度ではなく、増三度だ。楽譜にもそう書いてある」という事ですが、どう見ても異名同音で言い訳してる様にしか見えません。実際に楽譜には、完全四度ではなく、増三度で記譜されております。ところが、実際に演奏してみると、おかしいどころか良かったりするので、評論家や演奏家は軒並み「増三度だから禁則ではない」って事にしてしまいました。あ、ジャズとか軽音楽とかで、「クオータートーン」(完全四度という意味の英語)と呼んでいる、あの和音の事です。ただ、この和声にしても、笙(しょう)という和楽器を彷彿とさせるもので、やはりジャパネスクの香が漂います。
 決まり切った「定番」からの脱却の為、伝統ある日本文化がヨーロッパで大暴れした、それがジャパネスクであり、印象主義なんです。皆さん、外人に会って、どうしてそう卑屈になるんですか?もっと自信を持ちましょうよ。その方が付きあいやすいぞっ!!お前は日本人ぢゃないっ!!って弾正もよく外人に言われます。自国の文化を卑屈に感じるよりも、ちゃんといい所を見て自信を持った方が、外人さん達は付きあいやすいんだそうです。そして、卑屈になるから日本人は分からないともいいます。がんばれにっぽんっ!!

インスブルックよ、さようなら Innsbruck, ich muss dich lassen(独)

 イザーク作曲の多声歌曲の題名。この曲、のちに「おおこの世よ、さようなら」というコラールに、旋律が流用されました。相当なお気に入りなんでしょうね。インスブルックだったのが、この世にグレードアップしちゃって…日本でいえば、悟空がサイア人になって、スーパーサイア人になって、神様より強くなっちゃいましたっ!!…無理矢理(^.^;)

隠棲 Verborgenheit(独)

 ヴォルフの「メーリケ歌曲集」の中の第12曲です。この歌曲集の中では最も有名なのでは?

陰旋法 いんせんぽう(日)

 田舎節で少し述べましたが、明治時代に、日本の音楽の体系化が図られました。その結果、それまでの日本の音楽で、音階を分類するときに、半音を含む音階を、まとめて「陰旋法」という事にしました。こんなんでいいのかよぉ、本当に!!もっとちゃんとやりましょうよ。
 代表的なのが、猿でもかける作曲教室で紹介している、以下の物です。


 上行形と下行形で音符が違うのが特徴です。あ、そうそう、特にですねえ、近世邦楽の基本になっているのがこの例で、陰旋法といえばこの音階の事だって言う人が多い位なんですよ。そこまでちゃんと限定してこそ、しっかりした分類だって言えますよね。ちなみにこの下行形は、都節音階という音階と、結果的に同じになってしまってます。

インターリュード interlude(英)

 この言葉は、日本ではあまりお馴染ではないですよね。これを使ってる人がいたら、みんなでこう言ってあげましょう。「イカしてるぅっ!!」
 まあ、曲のタイトルになったりしてますので、注意して見ていると、お目にかかることがあります。意味は、「つなぎ」です。以下の通りに用いられます。
 1)間奏。つまり歌の中に挿入される、「つなぎ」の器楽の部分です。
 2)間奏曲。つまりオペラの幕間だとか、大曲のおおまかな部分の間なんかで演奏される、「つなぎ」の曲の事。
 3)17〜18世紀の教会音楽で、イムヌスや詩編の語句の間に、オルガンで即興的に演奏される「つなぎ」の曲。

インテルメッツォ intermezzo(伊)

 はい、皆さん、ツッコミの用意はいいですかあ?もう予感はしてましたよね。こっちもネタ探すのが大変なんっすよぉ。はい、ボケます。いいですかあ?ボケたらツッコミ入れるんですよぉ。わかってますね。では行きます。
 「インターリュード」のイタリア語。以上。はいっ、どうぞ!!…(゜▽゜)\(−−;)いい加減にしろっ!!
 え〜、但し、「間奏曲」という意味でしか使わない…と思います。自信なさげなのは、イタリア語圏なら話は別なんだろうな、なんて思っちゃったからです。だって、これが国語なら、意味が増えて当然だもんなあ。…しっかりしろよ、オレ

インドの歌 Songs of India(英)

 リムスキー=コルサコフのオペラ「サトコ」の中の、第四場でインド人の商人が歌う歌。テノールです。え〜、本当にテノールです。というのは、ソプラノや器楽でやったりするんですよね。あ、もちろんオペラではテノールしか歌いません。

イントラーダ intrada(伊)

 バロックオペラとか、バロックの曲で、しばしば目にしますね。さあ、これから始まるよぉ!!っていう時に流れる曲の事です。これも、タイトルみたいになっちゃってますね。大体が祝祭風ファンファーレや行進曲になってます。日本でいえば「8時だよ全員集合!」と言った後の、ちゃんちゃかちゃっちゃっちゃっちゃっちゃ〜ん♪て、あれですね。
 あ、ちなみにこれだけではなくて、人物の登場の時の「じゃ〜ん」っていう感じの物や、幕開きの時の音楽もこう呼ばれていました。
 ところが、17世紀に入ると、ドイツの管弦楽組曲の中に組み込まれてしまい、完全にそのスタイルの中の一つの要素とまでなってしまいました。
 更にその後、モーツァルトとベートーヴェンは、短い序曲に、この言葉をタイトルとして使っています。

イントロイトス introitus(ラ)

 ミサの最初に、司祭が入場するときの歌。「入祭唱」と訳されてたりします。日本でいえば、勤行の時にお坊さんが本堂に入ってくると、じいさんばあさんが揃って「南無阿弥陀仏」と唱える…って、それ決まりか?自然発生ぢゃねえのかあ?…また無理矢理だなあ(^.^;)

イントロダクション introduction(英)

 イントロ。ではまた。…っておいっ!!ちゃんとやりましょう、オレ。
 1)前奏、また序奏や、曲の導入部分の事。
 2)(新潟弁として)以下の凡例の通り用いる…かなあ?(^.^;)
凡例:「なあ、ろうだっこしてもいんけ?」「いんと、ろうだっこしょお
対訳:「すみませんが、蝋をだっこしてもいいですか?」「いいそうです。蝋をだっこしましょう。」
 …無理矢理ってえか、遠いし日本語の意味になってねえよっ!!(^.^;)

陰伏5度(8度) hidden fifth (octaves)(英)

 え〜、今あまり使われなくなった和声の言葉です。「平達5度(8度)」の事です。和声の中の二つの音の位置関係が、くんずほぐれつした結果に、5度とか8度になると、耳障りになるため、古典和声では禁則でした。その事です。5度は、ドとその上のソの位置関係で、8度は1オクターブです。

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