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ア a(伊・仏)
一段の五線紙に、複数の声部を記譜している際に、それまで別れて演奏していた声部が、同時に一つの旋律を演奏する際に用いられる。a〜と数字を併記し、同時に演奏する声部数を表す。レイヤーごとにいちいち棒や旗を記入しなくていいという、まさに作曲家思いの楽語。今日もありがとう。あいかた (日)
1)<合方>日本の歌曲で用いられる、声楽が休止中に楽器のみで演奏される曲の部分の名称。まあ、ぶっちゃけて言うと間奏。但し、よく似た「合の手」とは違い、歌や声は入らず、しかも長い。本当に長い。更に何曲か脈絡のある曲を揃えた時に、意味を持たせるために複数曲で全く同じものを転用させてしまう事もあります。まあ、迷惑といえば迷惑ですが、作る側の意見としては、ただひたすら有り難いです。本当にありがとう、合方、凄いぞ合方、正義の味方!!アイーダ Aida(伊)
ヴェルディが作曲した四幕物のオペラ。スエズ運河開通記念式典の一部として、カイロの歌劇場のこけら落としで初演された。アイーダは、古代エチオピアの王女の名前で、ひたすら悲劇のヒロインしてしまっている。エジプトの若い将軍ラダメスが恋の相手。日本でいえば、長屋のおみっちゃんと暴れん坊将軍なのだろうか?ううむぅ…アイネク (隊)
アイネ・クライネ・ナハトムジークの事。次をご覧下さい。m(__)mアイネ・クライネ・ナハトムジーク Eine kleine Nachatmusik(独)
モーツァルト作曲の「弦楽四重奏の為のセレナード ト長調 K(ケッヒェル)525番」のサブタイトル。サブタイトルは、元が長くて言いにくい時に付いたりするが、この曲はサブタイトルも長い。これを直訳して、小夜曲と言ったりします。ああ、短い。日本人で良かった。びば日本!!アインザッツ Einsatz(独)
いわゆる「入り」という意味。細かく分けると、以下の通りです。アヴェ・ヴェルム・コルプス Ave verum Corpus(ラ)
キリスト教、ローマカトリック教会で歌われる聖体賛歌。12世紀頃から作られ始め、つまりは歌われ始め、古典期、つまりは18世紀まで様々な作品が排出された。このタイトルで、実は色々な曲があると言う事で、日本で言えば、お寺によって般若心経の節が違ったりするようなものだが、般若心経の節とこのタイトルの曲とで大きく違うのは、モーツァルトを始め、何人もの著名な作曲家がちゃんと作曲したという点。凄いっ!!さすがっ!!モーツァルトのは有名ですよね。アヴェ・マリア Ave Maria(ラ)
アヴェ・ヴェルム・コルプスと対を成す様に見えるこの曲は、聖母賛歌。つまりマリア様を尊んで歌われる曲。これも同じタイトルでいくつもの曲が、何人もの著名な作曲家により作られている。決して、「阿部真理亜」さんの事ではありません。あ、ちなみに私の従姉妹、旧姓が阿部で、「阿部真理子」でした。ちっ!!かすったか(^.^;) ちなみに彼女はエメロンガールだったとか、なかったとか。身内自慢絶好調!!アウフタクト Auftakt(独)
弱起の事。曲や大きな単位での曲中での始まりで、本来1小節目に該当する小節に先駆けて、ほんの数拍、若しくは何分の一拍か旋律が先に出る、その先に出ている部分。決してフライングしているわけではありません。多分、そうした方がカッコいいし、多分そうした方がフェイントになってインパクトがあるので、こんなことするんだと思います。序曲「メガロポリス疾走録」の一番最初のホルンのユニゾンの、最初の二つの音符がそうです。手前みそも絶好調!!アウロス Aulos(ギ)
1)ギリシャ時代の笛の一種で、一人の人が一つの口に(当たり前か(^.^;))こいつを二本くわえて演奏してました。CMで見たことないですか?あ、奇人変人系で見たのなら、あれは普通のリコーダーであって、アウロスではありませんっ!!間違えないで下さいっ!!アーエー(アーイー) AE(隊)
63、又は630、又は6300、又は63万の事。何故63000が抜けているかというと、思うに63000で使った事がないような気がするからです。こんなふうに、楽隊用語では、ある程度キリのいい所までの「音数字」を列挙して、10の倍数を省いて表現します。アオダニ あおだに(隊)
美しく青きドナウの事です。しかし、何でこんな呼び方するんでしょうねえ。「アオ」は「青」です。「ダニ」って何でしょうか?谷?って事はないよなあ…わからんっ!!明石覚一 (あかしかくいち)(人)
この辞典で最初の人名ですねえ。アイファージェームスとか出せばよかったのに。まあ、彼は現役バリバリということで、良しとして下さい。ア・カペラ a capella(伊)
1)「聖堂風に」という意味の楽語。パレストリーナを始めとする多声合唱曲や、全くのソロの歌唱など、無伴奏で歌われる教会音楽の事。アクション action(英)
1)鍵盤楽器等で、演奏者の指や足等の動きを実際の発音体に伝える部分。特に鍵盤楽器はこれがないと音が出ませんっ!!アクセント accent(英)
1)周りの音符よりもこの音符だけを強く、という意味。「大きく」とはニュアンスが違うので注意が必要。実際に音楽をやれば分かりますが、大きくというのは音量を大きく、という意味で、強くというのは、アタックを強く、つまり発音を強く、という意味です。似ているようで、やはり違います。芥川 也寸志 あくたがわ・やすし 1925〜1989(人)
指揮者、作曲家。恐らくは「パクった名前」だと思っている人が多いかと思われますが、本当に、本当に、あの芥川龍之介氏のご子息です。お父上は、2歳の時に他界されたとか。もう、テレビで人気沸騰でしたね。N響アワーの司会や、音楽の広場でのトークに、私も魅せられていた一人です。今でも思い起こされるのが、音楽の広場に神津義幸氏一家がゲスト出演された回です。神津氏のご子息の為に、新日本フィルだったと思いますが、ヒーロー物のテーマをメドレーで演奏しておりました。その時、いつもと変わらぬ穏やかな表情で、指揮台の神津氏を見守る氏の姿がありました。悪魔のトリル Il Trillo del diavolo(伊)
タルティーニ作曲のヴァイオリンソナタ ト短調。何でも夢の中で悪魔が弾いていたそうで、それを模写したのでこのタイトルが付いているとか。一作曲家として、純粋に、素直に、且つ正直にうらやましいっ!!オレだってなあ、そんな事で曲が出来てて欲しいよ、ほんと。ああ、明日締め切りです、って時に、ついついうたた寝してしまって、起きたら曲が出来てる…理想ぢゃないかっ!!んでもなあ、悪魔だもんなあ…な〜む〜上げ弓 あげゆみ(日) up-bow(英)
弦楽器の中の「擦弦楽器」(さつげんがっき)という、弓で弦をこする楽器、つまりヴァイオリンとかヴィオラ、チェロ、コントラバスですね、こいつらの演奏法で、これを理解するには先ずチェロとコントラバスを置いといて下さい。はいっ、忘れましたかあ?はいよろしい。他の二つを思い浮かべて下さいね。そう、本体はあごで固定して、左手で支えてます。その状態で弓を上げる方のストロークの事です。はいっ、ここでチェロとコントラバス、それから、胡弓も入れてみましょう。…途端に分からなくなりますねえ。どこが「上げ弓」なんだか。まあ、右手が身体の離れた部分から、身体に近づいて行く方のストロークの事ってことでしょうか?どっちにしても、現場では使わない言葉です。現場では「アップ」です、「アップ」。「ここ、アップで」と言われたら、カメラを出しちゃいけませんよお。このストロークで出て下さい、って事ですよお。上げる あげる(日)
1)管弦楽や吹奏楽等の現場では、音程を上げる、という意味。よく素人さんのカラオケなんかで、「音あげて」というと、音量を上げたりしますが、そこにプロの音楽家が入ると、途端に意味が通じなくなって、大変な事になります。キーチェンジャーで上げちゃいますから。また、ここで言う「音程を上げる」という行為については、音程を揃えるために、数ヘルツだとか、更にそれより細かい単位の数セコンドという細かいお話で、全くアンサンブルの経験のない素人さんには、恐らく想像を絶する程細かい世界だと思います。聴いててわかるかどうか、という繊細な部分の勝負で、全体のサウンドが良くなったり悪くなったりします。だから、クラシックって、凄いんですよ。常にこんなこと考えて演奏してますから。アゴアシ あごあし(隊)
交通費・宿泊費をまとめてこう呼ぶ。アコギ あこぎ(隊)
アコースティックギターの事。「アコースティック」をご覧下さい。アゴーギク Agogik(独)
音楽辞典で有名なドイツの音楽学者、リーマンの発想による言葉で、演奏中にテンポにゆらぎを付けて、表現力を高めるという考え方。音量による「デュナーミク」という言葉を、テンポにあてはめた言葉。アコースティック acoustic(英)
電気や電子装置により音波の調整や加工を行わない、生の音による演奏や楽器を指す。電気や電子装置を伴う楽器と区別するために、楽器名の頭に付けて、楽器を呼ぶ事がしばしばあり、代表的な例としては、アコースティックギター、アコースティックベース、アコースティックピアノ等がある。あ、アコースティック・アライブは、劇団名であって、楽器名ではありませんっ!!ね、千葉ちゃん(^o^)アコーディオン accordion(英)
参議院選挙でうっしっしといえば大橋巨泉、大橋巨泉といえば「お笑い頭の体操」、「お笑い頭の体操」と言えば橘家円蔵(当時月の家円鏡)…ではなくて、いつもにこにこ横森良三、横森良三といえばアコーディオン(^.^;)…長い前フリでした、ごめんなさい。朝比奈隆 あさひな・たかし(人)
指揮者。関西交響楽団を結成した後、大阪フィルハーモニー交響楽団を創設し、現在に至る。意外な事に、旧京都帝国大学の哲学科の出身です。ね、仕事下さい。m(__)mお願いします。アシ (隊)
1)アシスタントという意味。でも、いわゆるテレビで言うアシスタントのお姉ちゃんの事ではありませんっ!!こ、こ、こ、これはきついいいっ!!というパートに、補助として付けられる演奏者の事です。フォルテとか、ユニゾンとかは、楽譜にはないけど指定人数オーバーなのに一緒に演奏したりします。ソロは大体この人はやりません。おいしいところは全部持っていかれて、ひたすら地味な部分で活躍する、縁の下の力持ちです。足鍵盤 あしけんばん(日) pedal (〜keyboard)(英)
パイプオルガン奏者を見て、「なあにあんなにカマキリみたいなかっこして…」って思った事、ありませんか?こいつのせいなんです。こいつのせいで、あんな恰好になります。アジタート agitato(楽・伊)
「激しく」とか「興奮して」とかの意味です。あ、「楽語」になっているイタリア語は、現役バリバリでイタリアで通じてしまいますので、イタリアに行っても、これは言わないようにしましょう。特に女性の皆さん、イタリア人男性に向かって言ってしまうと…ああっ!恐ろしいっ!!アジャン ???(韓) …(浜)
1)(韓)漢字だと「牙箏」と書きます。m(__)mハングル文字、だめなんですよお。私は。これ、楽器です。琴みたいな形をした擦弦楽器なんです。なんと、弓ではなくて、棒でこすって音を出します。弦は通常7弦です。宮廷音楽で最初用いられ、その後大衆芸能でも用いられる様になりました。アシュケナージ,ヴラディミール Ashkenazy, Vladimir(人)
ピアニスト。ウラジミール・アシュケナージって呼んでたんですけどねえ、いつからか、そう、レーガン大統領が就任した時ですか、「リーガンではなく、母国語の発音でレーガンと呼んでくれ」という一言で、人名の呼び方、変わりましたよねえ。きんにっせいがキムイルソンに、きんだいちゅうがキムデジュンに。でも、台湾のりとうきさんは、そのまんまなんですよねえ。日本に留学してたという経緯と何か関係あるんでしょうか?アズナブール,シャルル Aznavour, Charles(人・仏)
シャンソン歌手にして作詞・作曲家、更に俳優までこなす、いわばフランスの………タモリ?東遊 あずまあそび(日)
え〜、元来は東国、つまり蝦夷地ですね、関東より東部の地域の芸能で、その後、平安時代に神社の祭礼を始めとして宮廷に採り入れられました。…って、その後が平安時代かいっ!!って話になったりしますが、まあ、だからこそ、東国が蝦夷地という説明だったりするわけなんですよお。アーセン (隊)
6000という意味。または六千…って漢字になっただけぢゃんっ!!…いやいや、前の「東遊」があまりに真面目だったので、いつものクセが(^.^;)アーソー ????(隊・日、独)
主に、ドイツ語圏に留学して、帰国した楽隊がついつい使ってしまう相づちの語句。滅多にはお目にかかれないが、ドイツ語圏の人と仕事が一緒になると、ついつい出てしまう。ドイツ語圏では、語尾に「ネ」を付けるという、「アー、ソー」と並んで日本語そっくりの風習があり、しばしば同時に用いられる。アダージョ Adagio(伊)
「ゆるやかに」 速度標語で、アンダンテとラルゴの間という事になっている。が、正直にアンダンテより遅くラルゴより速いか?というと、絶対にそうだ、とは言い切れない。速度標語は、大体おしなべてそう言える。併記されたメトロノーム記号を見て分かる通りなのである。あくまでも、「ゆるやかに」という「感覚」で演奏しないと、時としてとんでもないことになっちゃいます。アタッカ atacca(伊)
楽章から楽章の間に、切れ目を入れないで演奏しろ、という意味で、先に終わるほうの最後に表記し、次に入る楽章には特に何も表記しません。つまり、二つの楽章を、一曲の様につなげて演奏しろ、という鬼のような発想標語です。(・O・; オレのトランペット協奏曲第一番、全部アタッカだった…鬼ぢゃないです。ほんとに。アタック attack(英)
1)はっきりと出る、その出だしの部分…って、しつこいっ!!謎な方は、アインザッツをご覧下さい。アダム, テオ Adam, Theo(人・独)
ワーグナーといえば、この人!!ドイツのバス・バリトン歌手です。バイロイトでの名演は、もうクラシックファンにはお馴染ですね。ドレスデン国立歌劇場のオペラ歌手としてデビューした事で有名だったりしますが、実は、10歳でドレスデン聖十字架合唱団に入団したところから、歌手としての人生が始まっていたそうなんですよ。という事は、2001年現在76歳ですから…現役生活66年!!凄いっ!!偉いっ!!アダン, アドルフ=シャルル Adam, Adolphe Charles(人・仏)
フランスの作曲家で、パリ音楽院では教授もなさっていらっしゃいました。もう亡くなっていらっしゃいます。オペラやバレーの作曲で有名です。代表作は、「ジゼル」です。…ようやく誰だかわかりました?(^.^;)アッサイ assai(伊)
「非常に」 速度標語や発想標語等の分別なく、色々な語句にひっついて、やたらと演奏家をまくし立てたりせかしたりする、やな言葉。アレグロアッサイは、非常に速く。んぢゃあ、腹減ったアッサイだとか、眠いぞアッサイだとか、はたまた、トイレ行きてえよアッサイだとか、仕事したくねえよアッサイだとかも、イタリア語ではアリなんでしょうか?…ううむぅアッチェレランド accelrando(伊)
「だんだん速く」 ちょっと予備知識です。英語圏の人たちは、これを「アクセルランド」と発音します。この方が、意味としては日本人にはピンと来たりしますよね。アクセル=加速装置。アッパー・モルデント upper mordent(英)
プラルトリラーの事。んぢゃあプラルトリラーって何?って話になりますが、民謡のこぶしみたいなもんで、たった一往復で済ますトリルみたいな感じです。この言い方は、はっきり言って英語圏だけなんぢゃないでしょうか?という事で、詳しくは、「プラルトリラー」の時にやります。お待ち下さい。アップライト upright(英)
楽器の構造で、上から音を出す物を指しますが、全部が全部この言葉を使うわけではないのでご注意下さい。本当に限られた楽器でしか使いません。以下の通りです。アーティキュレーション articulation(英)
1)連続する旋律をまとめて呼ぶときに、「フレージング」よりも小さな単位で呼ぶ時に使う言葉。ちょっと分かりにくいですかあ?(^.^;)え〜、つまりですね、「鳩ポッポ」で言うと、「ポッポッポ鳩ポッポ」がフレージングで、「ポッポッポ」と「鳩ポッポ」がアーティキュレーションです。アデライーデ Adelaide(独)
ベートーベンの歌曲のタイトルで、op.46…つまり、作品番号46番ですが、1795年に作られたのか、1796年に作られたのか、はっきりしない曲です。本当に、あんな小難しい顔して、いい加減なっ!!そうです、ベートーベンといえども作曲家だったんです、人間だったんです。ところで、バイオリン協奏曲第一番作ったの、弾正、いつだっけ??…即答でけんっ!!ってゆーか、ほんと、いつだったっけ??…まあ、作曲家というのは、こんなやつらなんで、一つ細かいことは抜きにして、楽しんで下さい。ア・テンポ a tempo(伊)
「もとの速さで」って習ってないですかあ?…それで正解なんですけど、ちょっと誤解を招く表現かなあ?なんて思います。では弾正流だとどういう解説になるんでしょうか?わくわく(^o^)アードゥ あーどぅ(隊)
楽隊用語ファンの皆さん、お待たせ致しました。遂にメジャーな言葉が登場しました。「アードゥ」ですよ。アド・リビトゥム ad libitum(ラ)
「アドリブ」の難しい言い方。ad lib.と表記するのが普通。演奏者の好きにしていい、という意味です。でも、意味は結構あったりするんですよ。| あ〜あと | 次へ |