ホーム弾正部屋日記/this page

最新版はここをクリック



8月の一言:天災は 忘れてなくても やって来る

リセット

 8月29日(木)
 え〜、多分トップページの変化に、誰も気付いてないでしょうね。(^.^;)
 実はですねぇ、江古田が、また変わってしまうのです。S吉氏と色々なお話しをする場所、それが『たるぼん』というお店でした。(ここで検索できます)そう、この日記にちょくちょく登場していた『行きつけの店』がそうです。ここが、バブリーでご立派な庁舎に非難轟々な練馬区の、道路拡張工事で閉店する事になったのです。
 気が付けば、もうかれこれ20年近くのお付き合いになっていたこのお店。完全に母親代わりとなってしまったママさん。長い年月の間、本当に色々な事がありました。最初は、他のお店とかわらない存在でした。私が入り浸る様になったのは、そう、オーケストラを辞めた時です。いつも笑顔のママさんが、本当に親身に相談に乗ってくれました。そして、第一次休業宣言をする勇気をもらいました。それから、あまりプライバシーに関わる事を言うのも何なので、大雑把にしときますが、お嬢様達が、私と同年代なんですね。彼女達も普通に変化して来ました。今でも相変わらずの笑顔で迎えてくれています。
 そして東京チェンバープレイヤーズ旗揚げ、この頃から、完全に腹を割った会話が出来る様になりました。S吉さんもこの頃から入り浸り始めました。その後、かなりな変化が私にありました。激動って感じですね。本当に。その都度その都度、親身に相談に乗って頂きました。
 まあ、そんなわけで、この店は、私がどんなに変化してもずっとあるだろう…という考えが覆されたのは、先々週の事でした。ママさんは、相当迷ってました。そして、S吉氏にも言えないけど、という前置きで、色々な思いを語ってくれました。この店を、工事の後も続けるか、否か。最終的に、店舗のスペースの関係等の諸事情で、9月いっぱいで閉店となるとの事。
 いつも励まして頂きました。本当に有り難う御座いました。そして、一度は軌道に乗った作曲生活から、本当に苦しくなるまで、ずっとずっと応援し続けてくれました。その時の言葉、絶対に忘れません。そして、今私は、その言葉通りにしようと思います。それは、『例え生活出来なくなって、他の仕事で稼いでも、本気で音楽を好きでいて、誰よりも素敵な曲を作る佐々木君は、本当に素敵だと思う。』
 もう、この日記をずっとお読みの皆さんは、私の状況がご理解頂けるかと思います。バリバリやろうにも、出来ない。そのため、二つの決断を迫られていました。一つは生活について。もう一つは、ここ数日間で、ジャン・ピエール・マテ氏から、思い出した様にメールが来て、そのやりとりの上で、今後のプロジェクトについて。
 ママさんは、お店が無くなっても、料理のお仕事は続けて行くそうです。そして、それを本当に輝かしい笑顔で語ってくれています。そんなママさんを見ていて、私もようやく決心が付きました。それは、守る立場から、狙う立場への移行。今は、本当に不安定な状況で、いきなりちゃんと出来るかどうか、一抹の不安があるにはあります。でも、決心は決心です。これからどうするべきか、それは、日本のリムスキー・コルサコフになるという事です。先ず、生活と健康状態の両面を安定させるところから始めよう。第二次休業宣言。前進のためのリセット。守ることに疲れ果て、ボロボロになってしまった自分。今、苦しかった事が、走馬灯のように駆け巡ります。さあっ!!やるぞっ!!
 ん?マテ氏がどうしたって?だははっ!!(^o^) どうやらマテ氏は、これからは私の人生の目標になった様です。だって、『1言えば10分かる』って言うぢゃないですかっ!!(^o^) ところが彼は、0.8位で、100分かってくれるんですよ。ああいう風に年を重ねたいって、本気で思いました。そして、二人で相談の上、コンチェルトの出版プロジェクトを、やめる事にしました。今度は私、ちゃんと玄関からエディションズ・ビム社に入って、持ち込みを見る担当さんに会う事にします。美味しいことを狙ったらダメなんです。着実に階段を一歩一歩上がる事にしますよ。『出来る範囲』でね(^o^)

 

水族館にて

 8月25日(日)
 本日は、掲示板の常連さんの、すみかさんのHPのオフ会へと行きました。水族館オフ。いや〜、流石は夏休みですわ。物凄い混雑でした。
 入場してからちょっとインターバルを置いて、入り直して、ようやくゆっくりと見れる様になりました。いいですねぇ、水族館。順路の両側が水槽。当たり前だけど。(^.^;) そしてゆっくりと泳ぐ海洋生物達。いやね、魚だけではないもので。(^.^;)
 そして何か引っ掛かる物を感じてました。あれ?これって何だっけ?…どうも先日のフジミのCDと関係ありそうです。このCDから心掛けたこと、それはアマチュアでも演奏可能な、単純明解なサウンドを作るという事。そしてあらためて、その手法のしんどさを実感したオレ。自らの表現力に規制を掛けるという事ですから、きつくても当たり前。でも、どこかで経験した感覚がありました。それを自分では、きっと子供の頃の、ピアノが下手だった頃の記憶として片付けていました。でも、でも違う。非日常的な空間、両脇には水槽、水の中の様な空間、妙に懐かしい空間…両脇の水槽の水が、語りかけて来た様な、不思議な感覚がありました。
 『そこなんだよ、弾正』…ただ漠然と存在している水槽の水。でも何か、引き込まれる物を感じてました。そして、水特有の柔かで優しい感覚、接してもいないのに感じてました。単純明解…それは飾りが無いという事にもなる。つまり、純粋に、ただ漠然と『美』が求められる、という厳しい世界。丸でこの水の様な存在。そして、ハッとしました。この感覚、そう、この感覚は、紛れもなく『芸術』を通して、過去に自ら体験していた物だったのです。そしてはっきりと思い出しました。
 …この世界は、書道なんだ。…実は私、ペンだとか鉛筆だとかの字が汚いというコンプレックスから、普段は伏せておりますが、書道の経験者なんです。しかも五段。これは、習字の五段とは意味も内容も異なります。読みやすさよりも表現力を重視した、実務からは程遠い、芸術の世界、それが書道です。
 そうだったのか、この難しさ、この完成した時の感覚、それって、書道とよく似ている、これだったんだ。…
 ある意味ふっ切れた部分がありました。これから、こういった事、つまり、アマチュアにも演奏可能な美しい物作りですが、これを続けていく上での、とてつもなく大きなヒントになりました。ピアノソロ曲、たった二段の五線紙で、アマチュアが演奏出来るレベルとなると、音価が大きく、音符も少ない。それで美という物を描こうとすると、音符一つを五線上に置くという動作自体、緊張感が生まれ、あたかも演奏時の様な精神力を消耗する…これって、そのまんま書道なんだなあ…
 書道で五段になるまでのプロセスを、思い出してみる事にしました。師匠とのやりとり、とても面白かったのですよ。師匠は現在、とある大学で、書道を教授なされていらっしゃいます。そして、文字から、精神状態だの、造形したい物だの、そういった物を一発で見抜いて、色々指導して下さいました。今思うと、音楽というものと接している、その姿勢の根底にあるのが、これだったのだと思います。心臓に毛が生えたとまで言われた、ホルン奏者弾正、今は作曲家として、そこまでに得ていた事を、充分に発揮すべき時なのではないか、そう思います。
 今日のオフ会で、一つ、余計な心配が消えました。それは、単純明解路線という物への、過去に裏付けされた自信だと思います。
 すみかさん、ミントさん、ご両名には、心より感謝を申し上げます。
 さてっと、明日からまたウイークデイだなあ。どんな一週間になるかなあ?…とか思いつつ、ラヂヲ館を更新していない事に、今更気付きました。ボチボチ連絡すっかぁ。八多ちゃん、やよちん、出番だよ〜(^o^)

くだらない

 8月23日(金)
 あ〜っ!!脳みそがウニ!!みなさ〜ん、お元気ですかあ?もう世の中、見渡す限り夏バテしてますねぇ。どいつもこいつも。そしてオレも。(^.^;)
 そんなわけで、むしょ〜〜〜〜〜〜にくだらない事をしたくなって、もう辛抱たまら〜んっ!!
 今日はくだらない話を満載でお届けします。
 あ、そういえば今朝、営団地下鉄南北線に乗ったんですよ。そう、八多ちゃんのびっくりハウスへ行く電車です。それで、乗って、座って、…動かない。何か知らないんだけど、動かない。夏バテなのに動かない。みんな疲れてるのに動かない。んでしばらくして、ちょっとキレ気味のアナウンス。『南北線は、ブザーが鳴ったらドアが閉まってしまいますから、駆け込み乗車絶対にしないで下さいっ!!』…どの路線もそおなんぢゃねえの?(^.^;)
 まあ、この犯人、さぞかし反感買ってた事でしょうねぇ、車内で。それで、南北線、ゆりかもめの様に、ホームにもドアがあるんですね。この辺りの事を言おうとしたらしいんです、『運転手』さんが。ここもポイント。実は、ワンマン運転なんですねぇ。それで、ワンマン運転をカバーする為に、先ず車両のドアが閉まり、続いてホームのドアが閉まるわけです。つまり、ブザーが鳴って、そいつは恐らく駆け込んで来たんでしょう。そして車両のドアが閉まり、逃げ場を失って、ホームのドアに挟まり、格闘していたらしいんですよ。それで、仕方ないから、ついでに車両のドアを開けて、入れてあげたらしいんですね。まったく人騒がせな。
 なにも、みんなの疲労がピークに達している今日、やるこたあねえぢゃねえか、って思ってしまいますよねぇ。え?オレだけ?
 ううむぅ…くだらなさが足りないっ!!くだらないといえばおやぢギャグっ!!…でもなあ、気が進まんなあ…
 あ、今日は雨でした。たま〜に考える事があるんですよ。雨に濡れずに歩く方法。昆虫大作戦。降って来る雨を避けながら進む。それで濡れない為には、雨と雨の隙間の大きさにならなければいけません。んで、実際に、避けて進んで濡れずに済んでいる生物っているのか?疑問は膨らむ一方。例えば、雨粒に当たったのが致命傷になるような生物がいれば、きっとそうやって生きているはず…等と傘をさしながら考えているオレ。そんな生物が居たら、地中とか葉っぱの下とかで雨に当たらないようにしてるってばさ。
 まあだくだらなさが足りんなあ、どうした?いつものオレはどこへ行った?
 そういえば、ふる〜い日記、こういう時は川柳でしたねぇ。久々にやってみますか。

 古い毛や  買わず飛び込み   水野弟は営業マン 意味不明
 すずめの子 そこの毛どこの毛? 頭の毛      えっさほ〜いえっさほいさっさ
 天野屋は  小海老青汁     糸どうかなあ?  ばしょ〜ん
 このサラダ お!石井ね?ってきかれて 人違いです、佐々木です。
 水戸藩を  陰で支えた     うっかり八兵衛  おぎん
 コロンブス 割った卵は     お前が食え    インディアン嘘つかな〜い
 長州力   桜庭和志      プロレスラー   字数だけ
 新撰組   C1000タケダ  新線池袋     韻だけ
 ロッテリア マリンスタジアムだけ 何故高い?   普通のメニューがいいなあ
 夏休み   除毛脱毛      日焼け肌     意味ねえってこと
 〜いかんいかん、段々濃くなって来た(^.^;) くだらなく、くだらなく…〜
 ウルトラマン 仮面ライダー   ミラーマン    うっしゃあ、その調子
 ところてん 冷や麦素麺     チャーシュー麺  うんうん、いい感じ
 深海魚   クジラの遺体    土左衛門     うつぼ
 珊瑚礁   智恵子抄に     塩コショウ    いいねいいねえ
 三国志   邪馬台国に     卑弥呼あり    ダメだ、マジっぽい
 どうしよう こうしてああして  双子葉類     くだらね〜〜〜〜〜

 まあ、久々に川柳してみましたけど、くだらなさだけを狙ったので、本当にくだらないですねっ。あ、今回は作者とか解説にも拘ってみました。やはり親切な位が丁度いいですよね。(大謎)
 やはり、くだけた腰にトドメをさそうってのは大変ですよ。本当に。しかしよく降ります。雨。まあ、リアルタイムで情景を描写した時点で、もうダメだこりゃ〜なんですわ。完全に集中力切れてる〜〜っ!!さあ、この土日、皆さん、目一杯腰砕けになって、疲れを吹っ飛ばしましょうっ!!いざとなったらこの弾正がおります。あ、いざとなるのは明日からにしといて下さい。今日はもう…ダメ(^.^;)

満喫

 8月20日(火)
 …だからっ!!漫画喫茶ぢゃなくってっ!!…てなわけで、懐かしいですねぇ、辞典が更新再開です。昨日から突然精神的に余裕が出ました。やっぱり、パソコン通信の頃の様な、ガンガン課金されてしまうダイアルアップが、如何に精神的によくなかったか、よ〜く分かりましたよぉ。でもまあ、そのパソコン通信のお陰で、タイピングスピードが速くなったわけですが。(^.^;)
 てなわけで、今日はつなぎ放題を満喫中なんです。ああっ!!いいなあ、やっぱつなぎ放題は。うん。てな事言いつつも、しっかりもう一台では仕事中。この余裕が妙に嬉しい今日です。作っては辞典、作っては日記、いいバランスが戻って来ましたよ〜(^o^)
 しかし今日は、台風一過、よく晴れてました。風は相変わらず強かったですねぇ。それで朝の事なんですが、妙に秋の気配を感じてしまいました。先ず空気の匂い。キンモクセイの香りが、だとか、そういったのではなくて、純粋に空気の匂いが、秋でしたねぇ。風が強いながらも、それを感じました。そして、その風が涼しかった。強い陽射しだったのですが、それとは対照的に、風が涼しかったです。そして、何と言っても、空の高さですよ。これです、これが秋の気配です。
 天高く馬肥ゆる秋、なんて言いますねぇ。一昨日、仕事の合間に自宅へ戻った時のこと、丁度競馬中継がありまして、今は賭けたりしないのですが、元来動物好きな物で、見るでもなく、何となくテレビをつけてました。そしたら、面白かったんですねぇ、馬体重の変動が。前走からプラス34キロで、見事入賞(確か二着だったかな?)という馬がおりました。この季節、馬体重大幅増の状態で、出来上がってしまう馬というのが結構いるのだそうです。また、3歳馬から古馬へ、成長の証しだったりもしますよね。馬って本当に可愛いですよね。犬のように人懐っこくて、性格は猫。動物好きには、もうたまらないんですよぉっ!!
 今日は、夜になって、本当に涼しくなりましたねぇ。これで、まだまだ昼間は暑い日が続くのだとか。まあ、例年通りですね。オレとしては、今月一杯位は、泳げる気温がいいかなあ、なんて思いながらも、秋めいた巷が嬉しかったりします。ちょっと複雑。でも、満喫してますよ。(^o^)
 秋といえば食べ物ですよね。そう、一昨日、いつものスーパーで、とんでもない物を発見しました。マツタケなんですけどね、何と1パック150円。並んで全く同じ物が2000円。賞味期限切れだったのですが、ちょっと見ただけでも買おうなんて思えない物でした。もう干からびてるって感じなんです。しかも黒ずんでいて、とても食べる気がしない。それでも買って食べる人、いるのかなあ?なんて、余計な心配をしてしまいました。
 え?その日のオレですか?その日は、豚肉と野菜炒め、そこに枝豆を入れて一緒に炒めよう…と調理を始めたら、混ぜるのが勿体なくなって、枝豆はそのまま塩ゆでで食べました。
 季節の変わり目、何だか少しだけ嬉しい。でも…意味は無い。詩人になんてなってたまるか〜っ!!え?誰も期待してないって?…これでいいのだ。

不死鳥(??)

 8月19日(月)
 皆さんには、本当にご心配を掛けてしまい、恐れ入谷の鬼子母神ってな感じで、今日は久々、弾正のトークの基本、落語に立ち返ってお話ししたいと思います。
 え〜、貧乏暇なしとはよく言ったものでして、昔も今も、これには変わりはない、なんて思ったりしますねぇ。ところで今日は、その貧乏人の味方、鼠小僧次郎吉が、市中引き回しの上、処刑された日で御座います。まあ、義賊なんてことを言われている次郎吉ですが、本当のところ、義賊ではなく、酒や博打、それから借金に盗んだ金子を使っていたとかですなぁ。
 そんな日に、貧乏暇なしのこのあたしが、義賊が現れたかの様に救われた、ってなもんですから、これも縁という物なんでしょうなぁ。これまで、雷様が隣に落ちてからというもの、幾つかの電化製品が不調…というよりは、使えなくなっちまいやして、四苦八苦しながら、最も金の掛かるダイアルアップで、インターネットをせざるを得ない、という状況で御座いました。まあ、皆さんには、このページの日記や掲示板でお話ししておりましたが、やはり心配だというメールが沢山こちらに来まして、オレってヤツは、つくづく人気者なんだなあ、ってな事を言いながら、密かに悦に入っておりました。
 冗談はさておき、あれもダメ、これもダメ、ってな具合から、一体どうやって、ブロードバンドを復活させたか?ってえな話になりますと、これが順当もいいところでして、一つ前の日記の様に、タダで済む物は、昨日までに全部済ませておりました。やはりタダでは何ともならず、今日になって、LANボードを取り付けたわけです。これは、きっちり銭を払って買った物です。まあ、池袋で打ち合わせがあったので、丁度良かったですなぁ。ところで、ご存知の通り、最近のパソコンという物は、買うと、もう『イーサポート』というソケットが、背面パネルにあったりします。あたしのパソコンもご他聞に漏れず、ちゃあんと付いておりまして、落雷までは、それでもってインターネットをやっておりました。ところが、他のどこも壊れていないのに、なぜかモデムとつながらない、それで四苦八苦しておったところで、ようやく新品のLANボードを取り付けたってえなわけです。もっと早くにここまで来れれば良かったのですが、何せ貧乏暇なし、タダで済む事を一つずつこなして、とうとう昨日になっちまった、ってえなわけです。
 新品のLANボードを取り付けると、昨日までの不調が、丸でウソの様に、普通に動き出しました。これでようやく、あたしも復活です。ところが、ここに来るまでの傷が実に痛い。いつもながら、仕事をしながら、メールで色々な関係者とガンガンやり取り、ってな事が出来なくなったわけです。ダイアルアップってえな、テレホだとか、そういった特殊契約が無い限りは、市内通話をしているのと、料金的に意味は同じなわけでして、だったら電話の方が早いや、ってな具合で、電話しつつ仕事しつつ…中には携帯相手だったりで、本当に次のミカカの請求が、恐ろしくて見たくもない、なんて事を思ったりしております。
 今回の落雷による被害…ミカカ料金、機材代金…その他諸々含めると…ああっ!!恐ろしいっ!!…早く作曲料入らないかなあ(^.^;)
 まあ、そんなわけで、ようやく日常に戻ることが出来ました。ご心配頂いた皆様には、本当に感謝の念が耐えません。そして、落雷の被害でやり場の無くなった怒り…というか哀しみというか…こいつらに関しましては、『これで済んだ幸せ』を今噛みしめております。だって、G4という私のマシーンは、イーサポートのソケットが、マザーボードに直付けされている、つまり、LANボードの緑色のプリント基板の部分は、マザーボードの一部なんですね。よくぞこれだけで済んだ、と思ってしまいますよぉ。本当に。更に、今回のOCNさん、並びに、何と言ってもアッカ・ネットワークスさん、どちらも大きな企業さんですが、某や○ーなんかと正反対の、懇切丁寧、且つ涙が出る程の優しい対応、有り難う御座いました。アッカさん、こちらから問い合わせをかけ、モデムを交換して頂いて、それで普通はもう対応は終わりなのに、わざわざ心配してお電話頂いたりして、とてつもなく嬉しかったです。このせち辛い世の中で、丸で商店街の店主の様な対応、嬉しかったです。発足当時、め○りっくに負けるなっ!!って、応援して直ぐにお世話になったオレですから、喜びもひとしおです。これからも頑張って下さい。そして、パートナーのOCNさんの様に、その対応で、是非とも業界一位を勝ち取って下さい。ミカカは高いっ!!
 え?ミカカって何かって?…キーボードのひらがな見て下さい。一緒にアルファベット、ありますよね(^o^)

晴れのち曇り

 8月17日(土)
 心日庵の公演へ行ってきた。タッパ(高橋弘幸)とえんどーる(遠藤敦子)、以前からラブコールを送っている二人が出演するというので、付き合いで嫌々、というわけでは無かった。従って、楽しみにして行った。
 いきなり、演出された主宰挨拶で始まった。ちょっと新鮮。そんなつかみから始まり、オムニバスでいくつかのストーリーが展開された。仮面ライダーアギトの出演者二名が出演、アギトカラーが充満、という最悪の展開とは全く異なり、安心して見ることが出来た。そして、何よりも嬉しかった事が一つ。それは…
 開始から随所に見え隠れしていたテイスト、それが『オフ・ブロードウエイ』だった。そして、その『オフ・ブロードウエイ』のテイストを、観客が『受け入れた』というのが、何よりも嬉しかった。どっぷりと感動、というのとは異なるのだが、『享楽的』とは違う、『楽しむ』という事、それを、日本人はまだ忘れていなかった、これを確認出来たというのは、弾正にとっては、とてつもなく大きな収穫だった。
 オムニバスというスタイル、これをやる時には、様々なやり方があると思う。実際に、いくつものパターンを見てきた。だが、心日庵が今日見せてくれたのは、根底に流れる『ボードビル・ショー』が垣間見える、少しノスタルジックで、新しいアイディアを、うまくオブラートに包むという、観客に安心感をもたらすそれであった。常套手段というのは、良いからこそそうなる、そして、それを認め、それを用いると、受け手(この場合は観客なのだが)に安心感を与える事が出来る。その結果、笑っていいタイミングが分かりやすくなり、ステージと観客の一体感が生まれる。
 古くていい話を現代風に語る、それが心日庵のやりたい事。これからも、しっかりと続けて行って欲しい、素直にそう思えた。
 まあ、ここまでは晴れなのである。だが、帰宅後は曇り。いや、豪雨なのかも(^.^;)
 LANケーブルを、観劇に先立って購入。そう、未だADSLはダメ。そして帰宅後、現在に至るまで格闘。ダメである。思いつく事を順次こなして来た。それは、PRAMのクリアに始まり、ケーブルの差し替え、インターネットやネットワークの設定のやり直し、モデムの交換、…全てダメである。明日はいよいよ、無料で出来る事の中では最終手段となる、LANカードの移植を試す。UMAX Apusに取り付けられたLANカードを、G4に移植する。ある種博打な部分がある。G4は、マザーボードに直付けで、アップル社純正のイーサネットのポートが内蔵されている。最悪の場合、こいつらはバッティングし、システムが破壊される恐れもある。まあ、そこまで起こる確立は低いのだが、少しは覚悟を決めておかなければならない。そして、移植してダメだった場合の選択肢はたった二つ、USBかファイアーワイアー接続のモデムを買うか、マザーボード交換か、である。つまり、ダメなら著しく出費しなければならない。そうなった場合、ISDNやダイアルアップに戻すのが、より安価になる。とてつもなく苦しい選択を迫られている今日なのであった。
 しかし、相手が雷だからなあ…誰も恨めないよなあ…って事は、…もう泣くしかねえぢゃねえかっ!!

何だかんだ言ったって、

 8月13日(火)
 次なんだよなぁ…昨日の日記の最後、思わせぶりで終わってますねぇ。そうなんですよぉ、次なんですよぉ。今取りかかっている曲は実は二曲。これ、例によって締切で追われて、ってヤツとはちょっと違います。片方は、トランペットソナタ。もう片方は、オーケストラの曲。内容はまだ言えません。そしてこいつらの発注者は、東フィルのO氏(バレバレ?(^.^;))、何れも期限を切らずに、その代わりいい物を、というご注文。気負い、ですなぁ。そしてそこへ、大きなニュース。
 そうなんです、以前から構想を練っていた『鳥の組曲第三』が洒落にならない状況になってしまいました。鳥島が噴火、アホウドリが…
 さて、ここで問題なんですよ、どれから完成させるべきか?トランペットソナタは、本番は来年、オーケストラの曲は、未定、そして鳥なんかあくまでも任意ですからねぇ。初演は?…ってとこからなんですが、ここで一気に完成させると、恐らく喜んでやってくれるであろうお方が約一名、その名は東フィルのO氏(またまたバレバレ(^.^;))早速先程お電話したところ、快く引き受けてくれました。更に、今後の展開について、とてつもなくいいアドバイスも。岡崎さん(どうせバレてるんでしょ?(^.^;))有り難う御座います。m(__)m
 んで、本番なわけですが、東フィルの金管五重奏団は、月一回以上の公演実績を持ってます。つまり新曲があれば、いつでも臨戦態勢を取れる、ってなわけです。そうなると、やはり完全に迷ってしまうオレ。このタイミングで鳥を出すのは、卑怯なほど、というよりは、絶妙なタイミングなのでは?…ってな事を考えてしまうわけです。さてここで問題です。もしここで一気に鳥が完成したら、他の仕事は一体どんな影響を受けるのでしょうか?
 …全く影響を受けませんねぇ(^.^;) つまり、いつもながらのペースで仕上げてしまえば、困る人は誰一人いないわけです。等と言いつつ、実は自分を納得させる為にこの日記を書いているとしか思えないオレだったりします。(^.^;)
 考えてみると、今回の鳥は、初めて朱鷺が出て来ないんですねぇ。一件落着しちゃいましたからねぇ、多分(^.^;) でも本当に、朱鷺という鳥は、元来繁殖力が異様に強い種族なわけですから、希望を持ち続けて来て良かった、なんて考えてます。過去二曲の『鳥の組曲』のトリを飾った朱鷺、次は…やはり構造的に、落とし=泣きという展開を考えているので、元々の構想通り、アホウドリで行こうかと考えてます。
 もし噴火が無かったとしても、絶滅の危機に瀕していた事には変わらないアホウドリ。そして第一曲は、これまで通り、ほのぼのと笑え、且つ芸術性の高い物を、と考えてます。つまり…『ほのぼの』が最大のポイントなんですねぇ。かるがも、鳩、と来て、では次は?(^o^) とっくに考えてありますよ。あの鳥です。可愛らしくぴょこぴょこ跳ねる姿、そしてたまにだらしなく足を広げてしまう立ちポーズ、全てがコンセプトにはまってます。お見事(^o^) まあ、曲の出来栄えもお見事、と行けばいいんですけどねぇ(^.^;)
 そんなわけで、大まかな部分の構想がまとまりつつあります。作曲って、実際に音符を書き始めるまでも、大切な作業なんですよね。そしてもう一つ、フジミで得た大収穫を、遺憾なく発揮しよう、そう考えてます。つまり、アマチュアでも演奏可能な物、という事です。
 この事を考えて最初に作ったのが、実は鳥の第一だったのですが、どうもうまく行きませんでした。実際、五曲ある内の一曲ならば、演奏可能なんですね。でも最後まで吹き続けるのは、どうやら難しかった様です。我々は、演奏会の中の一曲として、他にもっときつい曲をやりながらも出来てしまう。んで、この反省を今度こそ活かして、久々の人気シリーズ復活を狙いたいと思っております。
 それからもう一つ、プロからの問い合わせが多いのもこのシリーズの特徴です。何で出版しないの?って事を良く言われます。経緯については、実に複雑なので割愛させて頂きます。んでもって、最大のポイントが、『誰にでも吹ける物なのか?』ってとこに来るわけなんですよ。つまり、難曲は売れないんです。今度こそっ!!という気合いで、本気でここを何とかしようと思います。そして、以前出版の話が持ち上がった時に、あくまでもトランペット協奏曲優先で、という展開になってしまっていたので、今回は、そのしがらみから完全に離れ、本気で出版に望もうと思います。だからこそ、東京チェンバープレイヤーズではなく、東フィルの金管五重奏団という発想が出てくるわけなんです。作曲者自身の演奏が聴きたいですか?…それはいつだって叶う望みですよ。最初である必要って、そんなに無いと思うのは、私のわがままなんでしょうか?それよりも、プロの演奏家が、本当に楽しそうに演奏するこのシリーズ、皆が大好きなこのシリーズを、陽の当たる場所に持っていく事が、先決だと思います。
 さて、一曲目、大体出来てきたなぁ。うん、いい調子だ(^o^)…んで、間の三曲、何やるの?…しまった(・O・;
 とか、ぼけてるようで、ちゃんと考えてありますよ。いよいよ来た、オレの出番(^o^)
 まあ、そんなこんなで、今日の日記を付けつつ、実感した事が一つ。鳥を作るという事自体、オレは元気になったんだなあ(^o^) 今とてつもなく幸せを噛みしめてます。さあっ!!残りも頑張るぞっ!!待ってておくんなまし、O氏!!

8月12日(晴れ)

 8月12日(月)
 タイトルを見てにんまりとした人も多いかと思います。え〜、世の中はお盆休みに突入したわけで、多くの皆さんは、この日記を後日読むという事になるかと思います。
 このタイトルは、そうです、次のフジミのサブタイトルというか、タイトルなのであります。そして、ミックスダウン、つまり最終の録音が昨日終了したところなんですね。
 June関連のドラマCDのレコーディングといえば、プロデューサー氏との打ち合わせがセットになっている今日この頃です。終了後、昨日もやはり、その展開になりました。
 次よりも、今回のCDの方が、世の中にとっては話題性はかなり上なのでは?等と思いつつ、この日記を付けております。今回の目論見、そう、私の作品に著しく欠落していた要素である、『アマチュアにも演奏可能』という点の克服なのですが、これは達成出来たのでは?等と思います。ただ、今回はあくまでもチャレンジなので、実際に楽譜販売となるかどうかは、全くの別問題です。皆さんの運が良ければ、付録で付いてくる事もあり得ると思います。まあ、どうなるかは現在全くの大謎です。
 さて、実は曇っていた練馬区でしたが(^.^;)、本編に関する事は、お約束通り、買ってからのお楽しみという事で、ご容赦願いたいと思います。この日記では、収録後の事を少々お話ししたいと思います。
 プロデューサーは、出版社の方なので、当然文屋さんなわけで、弾正と二人っきりになると、文芸談義に花が咲く方なんですね。昨日は、脚本の津島さんと、担当のS嬢の圭…ではなく(^.^;)、計4人で、打ち合わせ兼雑談が繰り広げられました。男性から見た恋愛感、女性から見た恋愛感、等々盛り上がりました。そして、話しは思わぬ展開を見せたのでした。
 弾正がやりたい事って何か?というところで、ズバリ、『底辺の底上げ』と答えました。伯父との会話に始まり、故山本直純氏を偲んでの話に至るまで、何度かこれについては触れて来ました。そして、昨日はフジミの収録後だけあって、弾正が何故フジミを引き受けたのか、何故これからも続けようと思うのか、という所で、『入り口』としてのフジミの存在が、とても大きいという事を話しました。
 昨日は、その場では全く触れてはいませんでしたが、実を言うと、私の身の回りにも、フジミからクラシックファンになった、という人を時折見掛けます。つまり私は、目の当たりにして来たわけです。だから、心理描写に長けた文学作品である、という事を抜きにしても、面白い、という事を抜きにしても、現段階では、降板する事は、全く考えられないのです。
 そこから更に話は展開しました。日本という国の音楽のレベルを考えると、ソリストがコンクールで、指揮者が海外の有名楽団で、活躍しているとはいえ、全体的なレベルとなると、どうも今一つなのは、否めない事実なわけです。では、日本が抜きん出て世界に誇れる文化とは何か?となると、あの場では、簡単に結論が出てきました。そうなんです、コミックとアニメーション、つまり漫画とアニメなわけです。そして、ハイレベルである根本的要因として、コミケの存在を決して無視出来ないわけです。漫画文化の甲子園とも言えるのが、コミケなのです。実際、ゆうきまさみ氏を始め、同人誌から頭角を現した人気作家は多いですよね。そして、巧かろうが下手だろうが、参加する事によって、確実に一つの事が分かります。それは、絶対的にも相対的にも、レベルなのです。目の前の売上という形で、簡単に判断出来ます。プロが本当に凄い、また、凄くない者は引くしかない、この延長線上に、参加者達の見る目というものが鍛えられているのです。
 先程例えとして出した甲子園ですが、甲子園から一戦級のプロになる人も多いですよね。そして、野球の世界的なレベルは、言うまでもないでしょう。また、コミケ同様、甲子園を見る事によって、プロの凄さが分かったり、いいプレー、悪いプレーが分かったりするというのも事実ですよね。
 ではクラシックの場合、どうなんでしょう?詳しくお話しすると、とても長大な文章になってしまいます。又、敵も多くなるので、やめときます。(^.^;)
 只、現実問題、最も大規模な吹奏楽のコンクールでは、甲子園現象は起きていないのです。もっともっとよく考えて行かなければいけない部分です。
 そんなわけで、国際的にハイレベルなピアノや指揮者、ソリスト達、その反面、今一つパッとしないオーケストラ、ここを何とかするには、時間もお金も、気合いも、頭も大変なんだなぁ、って事になりました。哀しい。でも、私は絶対に希望を捨てません。我が愛する師、田中正大氏は、本物になりたければ、この国だけで頑張れ、と教えてくれました。つまり、こんなに厳しい国だからこそ、認められたときには、本当の意味での匠になれる、という事なんです。そして、古楽器奏者時代に、あるベテランのチェロの名手に言われた言葉、『継続は力なり、これは本当なんだよ』、これも信じて頑張って行こうと思います。これから先、色々な事をやって行くでしょう。でもどんな時でも、この二つの言葉は、忘れてはいけない、そう思います。
 8月12日(晴れ)…希望を捨てたら…寝るしかない、そう思った一日。そして、あのシリーズの復活を決意。

目覚め

 8月10日(土)
 目まぐるしい一日だった。このところ続いている猛暑の中、朝っぱらから打ち合わせが二連発。打ち合わせといっても、半ば営業。つまりどちらも未だ確定前の仕事なのである。
 池袋で二件をこなす。二件目は、以前から一緒にミュージカルを作ろうと言っていた人と、全くの別件の打ち合わせ。某大手プロバイダーの仕事である。ここでは作曲家ではなく、DTMプレイヤーとしての話となった。別段、これに関しても仕事としているので、抵抗は一切無い。只、他人の作品を演奏するというのは、実を言うと、逆に時間が掛かってしまうのである。つまり、楽譜に置かれた音符が、どういう『つもり』なのかを読み取る時間が必要になってしまうのである。その辺りを考慮に入れた打ち合わせとなった。ここで、いよいよ二人の共通の友人が結婚するという話になった。その結婚式に関する話も当然ながら出てきた。
 その後で、一路八多邸へ。パソコンが動かないという連絡を受け、レスキュー隊に変身。ここでもある種の葛藤が生まれる。世の中の人から見たら、きっとパソコンは全部一緒に見えるんだろうな。私がプロだと言えるのは、マックだけなのである。そこの部分を誤解されると非常に困る。実際、八多邸でも非常に困ってしまった。プログラムに関する事ならば、ある程度は解る。だけど、付属品がどうのとか、何というマニュアルに何が記載されているのかだとか、個体差がある事になると、全く迷子。ここがマックと違う。マックの場合は、例えばウチにあるUMAX社製だろうと、どこ製だろうと、全く同じ対応が出来るのだ。アップル社のエゴに見えていた、地の果てまでの統制みたいな物が、実はとても有り難いという事を、初めて実感してしまった。八多ちゃん、パソコン直ってからこれを読むと思うけれど、オレには根本的に解らない部分が、まだあるんだよ、ウインドウズって。そう思って下さい、お願いだから。(^.^;)
 その後帰宅。もう夜になっていた。ここで面白い事を発見。上着を脱ぐと、下着として来ていた黒いTシャツが真っ白に。そう、一年ぶりの潮吹き現象。懐かしい…なんて思いつつも、夕食の支度。今日は朝から全く食事を摂らずに、炎天下動き回っていた。ペロリとたいらげると、瞼が重くなった。
 気が付くと午後11時。妙に懐かしい感覚が、微睡みの中に感じられた。身体の中で、最も脆くて疲れている部分に痺れを感じている。だけど、そこを中心に、エネルギーの様な不思議な感覚があり、身体の他の部分は、妙に軽い。そしてしばらくすると、その痺れは消え去り、全身が心地よくなった。
 『随分長い間待たせちゃったね。でも、もう大丈夫だから』…身体から呼びかけて来る様だった。所謂『爆睡』である。四年ぶりなのである。意識とは無関係に、悪い部分を治そうとする身体…私がここ数年来待っていた物が、ようやくやって来た。そして、プレイヤー時代に身体に刻まれた、記憶の様な物が甦るのを感じていた。これは嬉しい。とてつもなく嬉しい。
 この四年間、私は意識の中で身体をコントロールしようと四苦八苦していたのである。完全な悪足掻きだと理解している上で、それを繰り返した。けれども、身体からは、かつての様な答えが返って来る事は無かった。明らかに充電が必要だったのだろう。
 管楽器プレイヤーは、アスリート一歩手前である。とは言え、体操だとか、シンクロナイズドスイミングまで体力を使う事は無い。ただ、長いスパンで見ると、確かにアスリート一歩手前なのである。そして、トレーナー陣も、私が音大生だった頃から、医学的見地を採り入れる様になった。実に自然な流れである。
 しかし今日は疲れたなあ。炎天下、去年までの四年間、左半身が痺れ、動けなくなる一歩手前であがいていた。そして涼しくなるのをじっと待ち続けていた。じっと待つと言っても、ちゃんと普通に働いてはいた。色々な事がこの身体に起きていた。でも今日、その全てから開放された様な気がする。何が幸いしたのかは、全く解っていない。これではダメだ、そこだけはちゃんと解らないと、そう思うのだが、思い当たる節が一切無いのである。またああならない為、今夜はしっかり悩みつつ、打ち合わせで一曲増えたプレゼン用の打ち込みをしよう。何だかとてつもなくハッピーである。
 ところで、爆睡から目覚める時に見ていた夢が少し素敵だった。八多邸から帰って来る電車の夢だった。地下鉄である。乗り換えのシーンから覚えている。その駅は、何故か有人改札。カチャカチャと駅員さんが切符切りを動かしていた。やって来た車両が、日本の地下鉄なのに、何故か現代ヨーロッパ風のデザイン。パープル系のペイントで、車体はドイツの新幹線風。どうも今日、赤羽駅から見えた二階建て新幹線、マックスの車両の印象が残っていた様だ。そして乗車しようとドアから車内へ。これが不思議だった。新幹線風の入り口なのに、デッキが無く、いきなり客席。客席が素敵だった。通路が、ヨーロッパ流に、乗車すると手前の端に一本。そして、五人がけの座席が対座して並んでいた。そのシートの背もたれの端が、当然通路側から並んで見えていたが、それが細身で、上に向かって鋭角的で、とてつもなくカッコ良かった。
 飯田橋駅で、洪水が起きているというアナウンスが。急いで外へ出ると、確かに洪水で、駐車場の看板なんかが流されている。さすがに夢だけあって、営団地下鉄の飯田橋駅の看板が見えているのであるが、どう見ても麹町駅周辺の風景だった。(^.^;)
 ここで、『いい加減に起きよう』と思い、目覚めた。夢なんてこんなものである。一見制御不能な不条理な世界だが、眠りが浅いと、弄れてしまう事が侭ある。それが楽しかった。
 さて、明日はいよいよフジミのミックスダウン。音楽をセリフにかぶせる日である。今回、新たに仕込んだ新しい世界、気付く人は殆どいないのは解っている。だが、期せずして、本日二件目の打ち合わせで、相手から言ってきた提案と同じことをやっている。完全に製作者サイドの目論見である。それは、一曲でマックスまで収益を上げるという発想。そのため、『僕』は、今回のフジミのピアノ曲を、全てアマチュアに弾ける様に作った。まだプロデューサーには言っていない。
 思えば、クラシックの世界では『常套手段』になっている事なんだよな、これって。発表、演奏、そしてもう一つ、出版で稼いでようやく普通の収益になる。音大四年生の時、師匠に言われた言葉を思い出す。『お前、ホルンでやってくのか?』『はい。』『…(苦笑)儲からないぞ』…世界の田中の言葉である。実はこの会話には続きがあるのだが、それはまたの機会にお話ししましょう。
 この時、師匠はこれに関して、『相当好きで、音楽と心中する覚悟が無ければ、クラシックの世界に入ってはいけない』という内容の話をしてくれた。そりゃそうなのである。やっている事は、歌謡曲とは全く逆。流行にとらわれず、出来れば1000年は名曲、名演でいられる物を作ろう、というのがこの世界。流行にとらわれないという事は、大儲けするのが難しい、という事である。特にこの国では。(^.^;)
 まあこれは作曲の話であるが、プレイヤーだって同じなのである。そういった物を演奏する以上、流行にとらわれていない人を相手にすることになり、そういった人はこの国には少ない、つまり、地位と名誉は貰えるが、大儲けは出来ないという事になってしまう。
 そうなると、これまでの私が愛して止まない諸先輩方が取ってきた、そこそこ儲かる方法が、一曲でマックスの収益を上げる、という手段である。又、これにプラスアルファーで、必ず他の事で収入を得ている。その殆どが、演奏家としての収益である。モーツァルト、ショパンのピアノ、バッハのオルガン、ベートーベンに至っては、これにプロデューサーと指揮者が加わる。また、演奏家として以外の事をやっていた変り種もいる。リムスキー=コルサコフの教師等である。更に、作曲家に留まらず、演奏家にもいる。モーツァルトのホルン協奏曲第1〜3番を初演したイグナッツ・ロイトゲープは、宮廷楽団のホルン奏者でありながら、どうも何かが気に入らなかったらしく、突然引退してチーズ屋を営んだが、モーツァルトに、半ば強引に現役活動を続けさせられた。
 こんな事を考えると、クラシック音楽を生業として捉えた場合、最も大切なのは、ズバリ体力なんだろうな、と思ってしまう。そしてその肝心な部分が戻ってきたという今日の実感、これは大きい。四年もの間燻っていた自分。意識とは別に動こうとする身体。それを強引に意識で制御しようともがいてきた自分。出来れば、これからずっとこのままでいて欲しい。本当に、お願いだから、このまま、復活して欲しい。明日からどうなるんだろう?…ともあれ、今日はとっても幸せだった。先ずはこれを喜ぼう。本当に嬉しかったのだ。

ヴァーチャルな

 8月 7日(水)
 今日は演劇帝国KUSARE芸道主宰、岸哲生が来た。もちろん次回公演についての打ち合わせである。私事として、新レギュラーの折衝が落ち着き、又早目にフジミCDの音源提出が出来た為、余裕をもって打ち合わせる事が出来た。勿論、フジミを早く提出してという前提の上で、前々からアポを取ってもらっていたのでこういった結果になったのだ。しかしこのところのオレはひどく忙しい。新レギュラーは、私自身が営業して取った仕事ではない。なので間に入った人次第というのが歯がゆい。だが彼は、これまで期待を裏切った事もないので、期待しつつ待つ体勢に入る。何でも某大劇団の仕事で、DTMプレイヤーとして、という事なので、安心して受けられる。作曲とはプレッシャーが違うのだ。
 話が逸れた。岸が来た。きっとこの日記、読まないんだろうなぁ。まあいいとして、開口一番、『暑い』だった。今日は少しだが湿気も感じた。私の部屋に入るなり、冷房にあたり生き返ったかの様な表情になる。だが体温は急には下がらなかったようで、彼は1.8Lのペットボトルのジュースをゴクゴク飲んだ。
 序盤、共通の趣味(?)であるヒーロー物の傑作、『ウルトラマンガイア』のビデオを堪能。彼が来るとどうしてもこうなる。…わけではないが、こうなりがちなのである。それは、暑さでまいった彼と、締切から開放され、新レギュラーの話が舞い込んで多少開放的な私の、自然な選択であった。結局この二人にかかると、特撮がどうのではなく、出演者の演技やキャスティング、そしてストーリーの展開が話題になってしまう。張ったアンテナをしまう事を知らない奴等なのだ。そして芸道の話。これもチーチーがかわいいとか、やよちんがかわいいとか、ネタになってしまっている事は別にして、(お二人さんごめんなさいm(__)m)主宰とスタッフという会話になってしまう。遊びに来たわけではないのだ。当然なのである。
 次回の公演についての、様々な面での説明が終わり、私の負担を極限まで減らすという結論に笑みを浮かべたところで、彼が切りだした。ここで、これからテーマ曲を作ってくれないか?
 …別に断る理由ももはや無かった。つまり、締切前にCDの音源は提出し、新レギュラーに関しての打ち合わせと、岸との打ち合わせというのが今日の日程だったからである。珍しく空いた時間。でもやる事は無いわけではないが、今一曲、それもテーマが終わるのであれば、とてつもなく楽になる。そこで作曲ライブ開始。彼の見ている目の前で、相変わらず楽器を一切使わず、いきなり五線紙に音符を置く私。そして、4小節毎位に、今日はプレイバックしてあげた。普段一人の時にはこんな事はしない。もっともっと大雑把なところでプレイバックする。ひたすら感心する岸。そして今日は出血大サービス。和声理論を解説しながら、四部弦を上げて行く。そう、今回はコントラバスを使っていない。ベースがあるからだ。そして、密集形和声から開離形へのスムーズな移行方法等、和声学の基礎の中の基礎を、打ち込んではプレイバックしたので、よく理解出来たと見え、またまた感心していた。作曲って、ライブも面白いのかも知れないなぁ。
 そんなわけで、3時間弱でテーマ曲が完成。もちろんオーケストラである。速さにまたまた感心する岸。ひとしきり会話を終え、彼は帰って行った。
 今日は本当に暑い一日だった。夜、コンビニへ。冷房の効いた店内から、一歩外へ出ると、サウナの様な…ん?なに?…サウナの様…ん?何だって?…サウナ…そうか!空気だから暑いと思うんだ。これが風呂の中だと思えば、摂氏42度でも『いい湯だな』で済むではないかっ!!
 一人で密かに盛り上がり、風呂を堪能。ノースリーブのTシャツから出た両腕に、夜風がお湯であるかの様にまとわりつく。でも何かが違う。確実に何かが違う…そうなのである。お湯から出ているはずの頭まで、同じ温度なのである。ダメだこりゃ(^.^;)
 かくして納涼ヴァーチャル風呂作戦は、ものの1分で挫折したのであった。

判断に困ること

 8月 3日(土)
 既に掲示板でお知らせした通り、昨日、落雷がありました。といっても、我が疑惑の集合住宅ではありません。どうやら塀を隔てた隣の大きなマンション、その屋上に誇らしげにそびえ立つ、避雷針に、という事でした。
 締切目前の私は、当然の様にパソコンの前で打ち込みをしておりました。いわゆるDTM、つまりコンピューターミュージックです。そして、一刻を争う状況下、当然定期的にメールチェックの必要もあります。ダウンロードペースを5分に設定して、バックグラウンドでメーラーも起動しておりました。そして、運命の時が来たのです。鋭い閃光に周囲が包まれたと同時に、大音響、直下型地震の様な鋭い揺れ、モニターは真っ暗に、私はほんの少しだけ、後ろに身体が押される様になりました。雷だっ…いくら何でも気が付きます。そしてメーラーのエラーメッセージ。接続が確立出来ない…調べました。まず周囲を見た所、何の変化も無かった様でした。ところが、設定確認の為にブロードバンドルーター、通称ADSLモデムにパソコンからアクセス出来ない。そこでモデムから接続情報を読み込んで見ると、ハチャメチャになってました。まず、IPアドレスがどうやっても目茶苦茶な数字の羅列になってしまいます。つまりこのモデム、自分が誰だか全く解っていないんですね。そしてモデムの表示ランプをチェック。パソコンからのアクセスを拒否しているクセに、ネットワークはアクティブになってます。一応サポセンに電話。案の定の回答でした。モデム内部のデータがやられちゃったんですね。脳みそがやられたら、まともに行動できない、当たり前の事です。
 こんな事を恐ろしい程のスピードで処理しつつ、肝心の音声及びDTMのデータを見たところ…全く異状ありませんでした。この時点で、一つの疑問が脳裏をかすめました。身体が少しだけど飛ばされる衝撃があって、何故、モデム以外は無事なんだ?
 そして、そこそこの衝撃から推測した事は、至近距離で落雷があったこと。当たり前です。それから、この疑惑の集合住宅への落雷ではなかった事。当然です。もしそうなら、部屋の半分は無くなってますって。それから、私の身体が飛んだ方向。私は、いつも隣のマンションの方を向いて作業しております。つまり、そちら側で落雷があったのだと推測しました。そして今日、相変わらず徹夜徹夜で作業をしている合間を縫って、少々外へ出た時、ご近所さんからの情報が。やはりマンションの避雷針に落雷があったのだそうです。
 このマンション、私がここへ引っ越して来た時にはありませんでした。某有名企業の社屋があったんですね。住宅街のど真ん中に、何でこんな物があるのか、不思議だったのですが、案の定移転してしまい、その跡地に、マンションが建ちました。工事中、毎日地震が起きてました。だって、この住宅、とてつもなくレトロなもんですから(^.^;)
 さて、思考のメビウス開始となった本日です。もしマンションが建たなかったらどうなっていたのか。避雷針も無かったわけです。前の社屋は、地上四階という低層ビルだったので。(頭の中では現在作っている曲がぐるぐる回ってます。)つまり、隣には落ちなかった可能性があります。しかし、それでも隣に落ちる可能性は否定できません。一体どっちなんだ?雷の特性を考えると、地中の電子を放出する場所へ落ちやすい、ってな事になるわけで、そうすると、確率的に高いのは、すぐ近くの教会の、十字架の脇の避雷針か、更にその先の、城北中央公園の避雷針に落ちる、という事になります。でも肝心な事を忘れてはいけません。そうです、ここ、この集合住宅に落ちる可能性だってあるわけなんですねぇ。
 果たして、隣のマンションに避雷針がついていて良かったのか否か…答えは出ません。お陰で助かったのか、お陰で被害を被ったのか、謎です。
 現在、モデムの交換待ちの為、常時接続出来なくなっております。掲示板のレス等、少々遅くなりますので、ご了承の程、宜しくお願い致します。
 さて、話題をかえましょう。本日、作曲の為、城北中央公園へ赴きました。巨大なこの公園、練馬区と板橋区の境目にあります。いつもの場所は、カラスに餌付けしている人、及び何かを燃やす人に占拠され(…と私が勝手に言ってるだけですが(^.^;))珍しく公園内の売店へと足を運びました。さすがは夏休み、小中学生で賑わってました。そこで缶ジュースを一本購入し、少し離れた木々の下のベンチへ。俗っぽい雑音から開放され、セミの鳴き声の中で思考を巡らしました。一つ驚いた事が。この暑さの中、大自然の中では、涼風が心地よく流れ、とても過ごしやすかったのです。まさか、『練馬区』にこんな場所があるなんて!!
 練馬区といえば、『本日の最高気温』でお馴染です。本当に暑いです。環七と環八が通り、ヒートアイランド現象により、毎度毎度猛暑。そんな中で味わう冷房以外の涼しさ、本当に良かったのですよぉ。ところがなんです。かゆいっ!!蚊です。つき物ですねぇ。本当にかゆかった。果たして良かったのか良くなかったのか…
 さて、仕事に戻ります。皆さん、私も頑張ります。一緒に頑張りましょうねっ!!


7月の一言:夏到来!!(^o^) …でも前半は梅雨(^.^;)

偶然でいいのかあ?

 7月27日(土)
 ども、能力文系思考は理系、弾正です。(謎)今日は、先日の奈良旅行で、薬師寺のお札を購入したため、これまでお世話になっていた、中野の梅照院、まあ一般的な名前は『新井薬師』ですが、こちらへお札を納めに行って参りました。何でもお坊さんが言うには、檀家をやっている宗派に合わす必要もない代わりに、お札が2枚というのは、神様仏様同士で喧嘩をするので宜しくない、という事だったものですから、これまで、賞味期限(?)一年のところを、10年近く我慢して働いていただいた、中野のお薬師さんを、ゆっくり休ませてあげよう、ってなわけだったのです。
 新井薬師は8の付く日が縁日。明日はしかも日曜日。激混み必至、てなわけで、日が沈んでからお礼参りを兼ねて赴きました…ところがっ!!何やら門にガードマン、中からは喧嘩の様な声…チラリと除くと…夏祭りで激混みっ!!
 …完全に当てが外れ、半ばがっかりしながら門をくぐると、喧嘩のような声の犯人が。テキ屋さんの営業トークでした。これが面白かった。威勢がいい、というよりは、大声だけどしっかりとボケ、更にお客さんの心を掴んで離さないトークを展開。小学生の女の子に向かって、『お姉ちゃん、練習の分があるから、練習の時は何回でも失敗しな。世界中捜しても練習させるスーパーボール釣りはウチだけだから(^o^)』…っていうか、スーパーボール釣り自体、世界的に珍しいぞ、更に、30〜40件がいいところで『ウチ』だけなら、嫌でも世界でウチだけになるぞ…と心の中でツッコミを入れる弾正でした。
 この新井薬師、何年か前にマンションを建てるというので、近隣住民とのいざこざが勃発し、その頃から足が遠のいておりました。世俗的な事と無縁であって欲しい、という一消費者(?)の素直な気持ちからであります。そしてその紛争も鎮静化し、現在は以前の様な霊験灼かな空気に包まれておりました。本当にこれには安心致しました。東京百景に選ばれ、江戸時代から目の神様(お寺ですけど、更に仏様ですけど)として親しまれてきたお薬師さん。今でこそ、ここは別格として、そこそこの知名度になってしまった薬師如来様ですが、奈良時代には大流行。どこへ行ってもご本尊は薬師如来状態。宗派を問わず、愛された仏様でした。浄土真宗の出現で、阿弥陀如来が全く同じように、宗派を問わず愛されたみたいな感じですね。
 さて、能力文系思考は理系な弾正ですが、いなさそうで結構いたりするんですよね、こういった人。まあ、キリを言えばカールベーム氏ですか。それは極端な例としまして、大謎だったりするこの言葉、私のみならず、友人のS氏をはじめ、思い当たる節は数限りなかったりします。
 かく言う私、恐らく皆さんの想像によれば、現代国語なんかが得意で、近現代の文学を語らせたらうるさそうなんでしょうね。ところがさにあらずなんですねぇ。小学校の頃、周囲では「将来絶対理系だ、医者だ、いや科学者だ」という色眼鏡で見られていた程、算数と理科が得意でした。とはいえ国語も得意、社会もそこそこ…通知表は『5』のオンパレード…単なる平凡な優等生(^.^;)
 ぢゃあ理系だって決めつけはどこからなんだ?と考えると、どうも理系科目が得意、というのは珍しいという意識があるみたいで、たまたまおしなべて成績がいいだけで、理系だって決めつける傾向があったりしますよね。でも思考は理系だって言い切ってるオレです。謎?…ですか?
 小学校の時、クラスで一番最初に九九を覚えました。だから理系?違うと思う(^.^;) その後着々と勉学にいそしみ、中学時代を迎えます。理科が結構実験多くなりますよね。ところが失敗といえばこのオレ。絶対うまく行った試しはありませんでした。絶対とまで言い切れます。対する文系の雄、国語はどうかというと、漢字だの熟語だの、当たり前に出来るのに、長文読解だとか、そういったものが○だった試しがありません。更に、数学には最初の一年で飽きが来ました。そいつらを尻目に、英語は…中学一年の一年間で高校三年の教科書を終了…これはおいときましょう。例外もいいところです。
 一体こいつ、何を考えていたのか?ってとこですねぇ。中学三年で高校受験を迎え、言われている程テストで点数は取れず、さりとて、話してみればトップクラスの回答が出るオレに先生が手を焼き始めました。ただ、進学校である新津高校は手堅いと、それだけの結論しか出ず…
 え〜っと、本人がこれを告白するの、多分初めてではないかと思います。実は、こんな事を考えていた三年間でした。それは…『他人と同じ解き方とか、他人と同じ答えは出したくないっ!!』…典型的な芸術家ですなあ(^.^;)
 高校の三年間も、これを貫き通してしまったオレは、数学の先生を半泣きにし、且つ呆れられたという経緯を持ってます。そうなんです、出来ないのではなく、しなかったのです。だって授業中、堂々と『楽典』の本を出し、勝手に勉強してましたから。数学のどこが嫌いなの?とまで言われ、『面白くない』と言い切ったオレでしたが、実際は好きなんです。本当に好きなんです。但し、あるレベル以上なら、なんです。
 さて、注目の文系はどうだったでしょう?…高校時代、はまりました。源氏物語。当然全話読破しました。夕顔では号泣しました。(^.^;)更に、皆苦しんでいるのが理解出来なかったのが漢文。あれのどこが難しいのでしょう?…未だにわかりません。だからといって、中国特有の単刀直入な、全く色気の欠片すらない文章表現は、決して好きではありませんでした。では現代国語と古文、どう違ったのでしょう?…そうなんですね、読解の許容範囲の広さなんですよぉ。他の人が中々正解を出せないという大前提があれば、素直に答えを出してもいい、と思えたんです。英語も漢文も以下同文なんです。ひねくれ者の極みだったのかあ?(^.^;)
 そんなオレですが、当たり前の様にクラシック音楽を選びました。これ、当然の結果と言えます。一見、感性だけでいい様に見えて、実に計算高さを要求される芸術なんですね。これは絵画や彫刻、建築美術と相通じる部分があると思います。先日の奈良旅行、そして今日の新井薬師、つくづく実感しました。そして、宮大工や石屋さんとはきっと仲良くなれるだろう、とも思いました。感性だけでは存在しえない部分があるんですね。音楽、それは波の芸術…(詳しくは猿音を)時間軸無しには語れず、出ては消えてしまうしかない音の芸術…一回で覚えてもらう為、そして愛される為、これまで大先輩達が様々な手法を残してくれました。現代に生まれたのは、本当に幸福な事だったのかも知れません。作曲している時の自分、劇音楽が中心な為、あらゆる音楽を描きますが、クラシックだけは別です。根本的な作り方から全くの別物です。それが、『理詰め』ではなく、『計算』なんです。『理詰め』は…評論家のお仕事です。また愛聴家の皆さんにとっては、これを始めると本当にクラシックが楽しくなるのでしょうね。聴く立場と提供する立場で、ここまでスタンスが違うのも、仕事を楽しくさせていると思います。だってクラシックのカラオケ…ないでしょう?(^o^) そういう事なんでしょうね、きっと。

1周年!!

 7月25日(木)
 え〜、先ず日記を1ヶ月以上更新しなかったのは初めてであります。これだけを楽しみにしていた皆さん、本当に申し訳御座いませんでした。
 気が付くと、本日で『弾正どっとこむ』は1周年。これも全てこの私一人の努力の…ではなく、ご覧の皆さんのお陰なんです。本当に有り難う御座いました。心の底から感謝致しております。
 振り返ると、このサイトの前は、激混みで繋がりにくく、苦情殺到のジオシティーズでした。あまりに苦情が多く、ほうほうの体で捜しだしたのがこのサーバー。そして恐る恐るサイト開設。当初は本当に色々と考えました。一日のヒット数が極めて少なく、どうしようかと悩んだ最初の1ヶ月。でもそれは、検索エンジンがまだ引っかけてくれていない、それだけの事だと判り、ほっとしたものです。(^o^)
 その後、本当に沢山の出会いがありました。このサイト開設以前は、コミュニティーでチャットや掲示板等で遊んでおりましたが、お話しするためのそういったコンテンツよりも、数段ホームページの方が、内容的にも、頻度に於いても、また情報量にしても、更に個人的な人生の悩みにしても、得るものが多かったのは驚きです。
 今振り返ると、完全にこのホームページによって、私は生まれ変われたと確信できます。ご常連の皆様方、こんな私の為に、様々なご意見を下さり、本当に有り難う御座いました。
 そもそもホームページを始めたのは、元来の寂しがりが転じて、という例のパターン(謎)なわけですが、確かにジオシティーズのサイトでは、そのままの行動を取り、さしたるお友達も少なく、完全に個人サイトとして、独りよがりな最も見る気がしない完成度を誇りました。( ̄^ ̄)(またまた謎)それに反するかの様に、自らの名前をサイト名としてしまった『弾正どっとこむ』では、ただそれだけの理由であるにしろ、公人として動くことが責務となり、毒舌は消え、人当たり良く、更に掲示板荒しの対応も、以前は完全対決だったのが、公人としてうまく『流す』方法を身に付けてしまい、全くもって洒落にならない、いわゆる普通のホームページとなってしまいました。だからこそ、現在の私を支えてくれるお友達も沢山出来ました。あ、これは常連の皆さん、全員の事ですよ。ロムのみの方も含めてです。当然です。
 私の文章の片鱗から、とてつもなく鋭い観察眼で色々な部分を見抜き、プライベートなご指導を頂いた事も沢山ありました。また、普段のメール等の雑談の中で、皆さんの友情をひしひしと感じておりました。そして、少し問題のある家庭で育った私は、長年、人付き合いという部分で引っ掛かる物があり、それは漠然とした、良く判らない巨大な壁となり、悩み続けていたのですが、皆さんとのとりとめの無い、日常的な雑談の中から、ようやくこの目に見えない壁が見え始めました。そして今、アンドナウ、ジエンドイズヒア…ってそれはマイウエイ(^.^;)
 そして今、遂にその壁が見え始めました。こんなに大きな収穫があっていいのか?等と思いつつ、そう来なくっちゃ、と腹の中では感じている今日この頃ですが、これがこのページを運営していて、本当に良かったと思える最大の出来事でした。そして、東京バッハモーツァルトオーケストラを辞めて以来、無意味に喪失していた自信が、再び蘇って来ました。信じられない事です。何が信じられないかというと、(私の事です、普通ではありませんが)何と私、自信を喪失していた、というのが、頭では判っておりましたが、ようやく、ちゃんと、心の底からよ〜〜〜〜く判りました。自信が少し戻って、初めて判る事の様な気がします。
 皆さんのしでかした事は、これに留まりません。ことあるごとに励ましてくれちゃいました。作曲家という閉鎖的な仕事をしていると、外部との接触は、極めて限られてしまいます。しかも雑談として、仕事である音楽の事を語り合えるというのが、実はとても稀な事にすらなってしまいます。なのに、皆さんはそれをしてくれました。しかも私がプラス方向に動くように、という意図をありありと秘めながら。(またまた謎)…今気付いたのですが、こういう事って、こちらから言うと、ギャグになってしまうんですね。(^.^;)…((φ(..。)カキカキ …っておいっ!!ネタにする気か??(゜O゜)☆\(^^;)
 そんなわけで、この一年間で、色々と私に吸収させてくれた皆さん、本当に有り難う御座いました。ここに来て、本当にすっきりするほど、皆さんから頂いた情報が、系統立って来て、頭の中でよく整理出来ております。これからも、本当に本当に、宜しくお願い申し上げます。
 さて、何を忙しがっているのか?とか思っていらっしゃると私が勝手に推測してしまったので、現在の状況を報告致します。あ、特にサーバーのスタッフさん、メールだと見ない、と言い切っていらっしゃったので、しっかりとこの日記を読んで下さいね。アクセスログでご覧になっている事は存じ上げとります。
 先ず、次の日曜日は富士見のレコーディングです。それと並行しながら、東京フィルのトランペットの首席、岡崎耕二氏…って、東京チェンバープレイヤーズのメンバーなんっすけどね、彼からの依頼で、トランペットとピアノの為のソナタを作曲中です。すっげえかっこいい、と私は思ってます。ツッコミたい方、掲示板やメールではなく、心の中だけでお願いします。(^.^;) そして、東京フィルの金管五重奏団の公演の為に、見直し、及び新曲の構想。それから、もう始まってます、次の演劇帝国KUSARE芸道の公演の基本的な構想。更に、またまた次のドラマCDの基本構想…
 え〜、目まいがしてきました。でも、やります。ちゃんとやります。だから、2年目も見捨てないで下さい。m(__)m